リーマン・ジョー!
『リーマン・ジョー!』(原題: Joe Somebody)は、2001年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画。邦題にある「!」は、ソフトなどのジャケット表記ではネクタイになっている。
リーマン・ジョー! | |
---|---|
Joe Somebody | |
監督 | ジョン・パスキン |
脚本 | ジョン・スコット・シェパード |
製作 |
ケン・アチティ マシュー・グロス アン・コペルソン アーノルド・コペルソン ブライアン・ライリー |
製作総指揮 |
アーノン・ミルチャン ウィリアム・W・ウィルソン三世 |
出演者 |
ティム・アレン ジュリー・ボーウェン ケリー・リンチ グレッグ・ジャーマン ヘイデン・パネッティーア パトリック・ウォーバートン ジム・ベルーシ |
音楽 | ジョージ・S・クリントン |
撮影 | ダリン・オカダ |
編集 | デヴィッド・フィンファー |
製作会社 |
フォックス2000・ピクチャーズ リージェンシー・エンタープライズ Kopelson Entertainment Epsilon Motion Pictures Atchity Entertainment International |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
2001年12月19日[1] 2002年12月29日[1] 2003年5月14日[1] 2002年11月16日[2] |
上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $38,000,000[3] |
興行収入 | $24,516,772[3] |
ストーリー
編集製薬会社で10年働いているジョーは、娘が見学に来ているときに駐車スペースを後輩社員に取られた上に殴られてしまい、娘に醜態をさらしてしまう。彼は後輩にリベンジを誓い、特訓を開始する。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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ソフト版 | 機内上映版 | ||
ジョー・シェファー | ティム・アレン | 牛山茂 | 内田直哉 |
メグ・ハーパー | ジュリー・ボーウェン | 佐々木優子 | 渡辺美佐 |
カリー・シェファー | ケリー・リンチ | 千島楊子 | |
ジェレミー | グレッグ・ジャーマン | 小杉十郎太 | |
ナタリー・シェファー | ヘイデン・パネッティーア | 中村千絵 | |
マーク・マキニー | パトリック・ウォーバートン | 木村雅史 | |
チャック・スカーレット | ジム・ベルーシ | 江原正士 | 稲葉実 |
リック・ラグロウ | ケン・マリーノ | 佐藤晴男 | |
ケイド・レイモンド | ウォルフガング・ボディソン | 相沢正輝 | |
アビー・マンハイム | クリスティ・コナウェイ | 小池亜希子 | |
パット・チルカット | ロバート・ジョイ | 大滝寛 | |
カサンドラ・テイラー | ティナ・リフォード | 鈴木紀子 | |
ネヴァ | アーナ・ブランドビック | 杉本ゆう | |
シャロン | ミシェル・バーンズ | 戸田亜紀子 | |
バスケ少年 | ロス・ターナー | 平川大輔 | |
本人役 | ジェシー・ヴェンチュラ |
- 機内上映版吹替 - Netflixで配信
スタッフ
編集- 監督:ジョン・パスキン
- 製作:ケン・アチティ、マシュー・グロス、アン・コペルソン、アーノルド・コペルソン、ブライアン・ライリー
- 製作会社:リージェンシー・エンタープライズ
- 製作総指揮: アーノン・ミルチャン、ウィリアム・W・ウィルソン三世
- 脚本:ジョン・スコット・シェパード
- 撮影:ダリン・オカダ
- 音楽:ジョージ・S・クリントン
- 編集:デヴィッド・フィンファー
製作
編集本作の脚本を担当したジョン・スコット・シェパードは、以前に広告業界で働いていた経験があった。当時の経験と米国企業で働く人々に触発され、シェパードは脚本を執筆した[4]。脚本を読んだマシュー・グロスが社長のコペルソン夫妻に脚本を渡した結果、夫妻は本作の製作を支援した[4]。当初、ジョー・シェファー役にはジム・キャリーが予定されていたが、キャリーは『マジェスティック』への出演が決まっていたため叶わなかったため、『サンタクローズ』や『ギャラクシー・クエスト』などで知られるティム・アレンが起用された[5]。監督は『サンタクローズ』や『ジャングル2ジャングル』でもアレンと仕事をともにしたジョン・パスキンに決定した[5]。
撮影は2001年4月9日に始まった[6]。撮影はシェパードが働いていたミネソタ州のミネアポリスとセントポールで行われた[7][8]。撮影は30以上の場所で54日をかけて行われ[7]、ジョー・シェファーの職場はミネソタ州プリマスにあるウォーターフォードタワーで撮影された。
公開
編集興行収入
編集2001年12月21日に封切られ、公開初週は355万ドルを記録し、興行収入ランキングで10位となった[3]。最終的な興行収入総額は、2451万ドルとなった[3]。
批評家の反応
編集批評家からは否定的な評価を受けており、Rotten Tomatoesでは、84件のレビュー中19%が本作を支持し、平均点は4.1/10となった[9]。Metacriticでは、21人の批評家レビューに基づいて42点となった[10]。
脚注
編集- ^ a b c “Release dates for Joe Somebody”. IMDb. 2012年3月23日閲覧。
- ^ “リーマン・ジョー!”. キネマ旬報. 2012年3月23日閲覧。
- ^ a b c d “Joe Somebody”. Box Office Mojo. 2012年3月23日閲覧。
- ^ a b “Joe Somebody : Production Notes”. Cinema.com. 2012年3月23日閲覧。
- ^ a b “Movie Review: Joe Somebody” (閲覧には登録が必要). The Buffalo News. (2001年12月21日) 2012年3月23日閲覧。
- ^ “TCM Movie Database: Misc Notes for Joe Somebody (2001)”. TCM Movie Database 2012年3月23日閲覧。
- ^ a b “Joe Somebody: Production Notes”. Cinema.com 2012年3月23日閲覧。
- ^ ストリッカー, ジェフ; Collins, Terry (2001年2月7日). “Hollywood returns to Minnesota: Tim Allen movie to shoot here in spring”. Star Tribune. オリジナルの2011年6月7日時点におけるアーカイブ。 2012年3月23日閲覧。
- ^ “Joe Somebody”. Rotten Tomatoes. 2012年3月23日閲覧。
- ^ “Joe Somebody”. Metacritic. 2012年3月23日閲覧。