ラ語
ラ語(チベット文字:ལ་ཁ་; ワイリー方式:la kha)は、シナ・チベット語族チベット・ビルマ語派に属する言語である。ツァン語、ラカ、ツァンカとも呼ばれる。一方で、ラカ語、ツァンカ語と呼ばれることもあるが、ゾンカ語同様に「カ」は「言語」をあらわす。ラ語の「ラ」とは「峠」という意味である。ブータン中部のワンデュ・ポダン県、トンサ県で話されている[2]。またヤクの牧畜の共同体の子孫により話されている[2]。
ラ語 | |
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話される国 | ブータン |
話者数 | 8000人 (1993年)[1] |
言語系統 | |
表記体系 | チベット文字 |
言語コード | |
ISO 639-3 |
lkh |
消滅危険度評価 | |
Definitely endangered (Moseley 2010) |
脚注
編集- ^ Lakha language at Ethnologue (18th ed., 2015)
- ^ a b ヴァン・ドリーム, ジョージ (1993年). “Language Policy in Bhutan” (PDF). ロンドン: 東洋アフリカ研究学院. 2011年1月18日閲覧。