ライト州立大学
ライト州立大学(英語: Wright State University)は、アメリカ合衆国・オハイオ州デイトンに本部を置くアメリカ合衆国のオハイオ州立大学。1964年創立、1967年大学設置。 大学の名称は、ライト兄弟の名前を冠したものである。
ライト州立大学 | |
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メインキャンパス入り口 | |
大学設置 | 1967年 |
創立 | 1964年 |
学校種別 | オハイオ州立 |
設置者 | Ohio State (オハイオ州) |
本部所在地 | アメリカ合衆国・オハイオ州デイトン |
学生数 | 10,936、9,558 |
キャンパス | メインキャンパス(デイトン)、Lakeキャンパス(オハイオ州Celina) |
学部 | 医学、工学、その他 |
研究科 | 会計、倫理、数学など155学科 |
ウェブサイト | http://www.wright.edu/ |
キャンパス
編集メインキャンパス[1]はもともとライト兄弟が飛行実験を行ったハフマンプレーリーフライングフィールドの隣接地(現在はライトパターソン空軍基地の敷地)にある。医学部は7つの教育病院や近隣のリサーチパーク[2]にオフィスのある地域医療学科などに拠点が分散している。メインキャンパスの位置はFairborn市であるが正式の郵便住所は3640 Colonel Glenn Highway - Dayton, Ohio - 45435である。
歴史
編集デイトンは州内で2番目の都市になったのに大学がなかったことから1961年より創設活動が始められ、1962年より募金開始。オハイオ州立大学とマイアミ大学のデイトンキャンパスを設けることから作業が始まった。ライトパターソン空軍基地の隣接地を取得し1964年にデイトンキャンパスがオープン。1967年にデイトンキャンパスはライト州立大学として独立した12番目の州立大学となった。1990年代に州立大学で3番目の規模に拡大している。
組織
編集Tomorrow Takes Flightキャンペーンは$123,100,000の募金を集めることができた。また医学部は寄付者の名前を冠してBoonshoft医学部と称するようになった。
学生
編集在校生17,110名(Lakeキャンパスの910名を含む)[:en]。 工学部[3]と航空宇宙医学プログラム[4]は世界最大のR&Dセンターであるライトパターソン空軍基地に隣接した地の利を生かした教育・研究活動を行っていることで知られる。ライト州立大学の航空宇宙医学プログラムは1990年代までアメリカ合衆国で唯一の航空宇宙医学民間教育課程であったので[5]NASAおよび日本を含む各国の政府機関の航空宇宙医師の養成をした実績がある。医学部は設立時より地域医療、家庭医学に力を入れており、その後の政府の医療政策に合致した方向の人材養成となった。 州立大学なので州内居住者には学費の特典があり、学生はオハイオ州出身者が主である。日本人学生は少数。
教員
編集スポーツ・サークル・伝統
編集1990年にオープンしたナッターセンターで大規模スポーツイベントが開催される。
主な出身者
編集主な教員
編集- Rubin Battino[9](化学)
- Roger Siervogel[10](公衆衛生)
- Peter Lauf/Norma Adragna-Lauf[11](分子生物学)
- Jane Dockery[12](社会学)
- Brian Rigling[13](情報学)
- Stanley Mohler[14](航空宇宙医学)