マンチェスター・アリーナに於ける爆発物事件
このページ名「マンチェスター・アリーナに於ける爆発物事件」は暫定的なものです。(2017年5月) |
マンチェスター・アリーナに於ける爆発物事件(マンチェスター・アリーナにおけるばくはつぶつじけん)は、2017年5月22日(日本時間23日)にイギリスのマンチェスターにあるマンチェスター・アリーナで発生した自爆テロとみられる事件。
マンチェスター・アリーナに於ける爆発物事件 | |
---|---|
事件が起きたマンチェスター・アリーナ(2010年撮影[注釈 1]) | |
場所 | イングランド マンチェスター |
座標 | 北緯53度29分17秒 西経2度14分35秒 / 北緯53.4881度 西経2.243度座標: 北緯53度29分17秒 西経2度14分35秒 / 北緯53.4881度 西経2.243度 |
日付 |
2017年5月22日 22時33分頃(BST) |
標的 | 民間人 |
攻撃手段 | 簡易爆発物の起爆 |
死亡者 | 23名(実行犯1名を含む) |
負傷者 | 120名以上 |
犯人 | サルマン・アベディ(ISILシンパ)[1][2][3] |
概要
編集2017年5月22日夜、マンチェスター・アリーナではアメリカ合衆国のシンガーソングライター、アリアナ・グランデの『デンジャラス・ウーマン・ツアー』と題した、2017年ワールドツアーのマンチェスター公演が挙行されていた[4][5]。公演が終了した直後、観客が帰り始めた22時33分 (BST) 頃、マンチェスター・アリーナのエントランス・ロビー付近で爆発が発生し、場外には煙が上がった[6][5]。この爆発により、コンサートの観客らと実行犯を含む計23名が死亡し、59名がけがを負って病院に搬送された[6][5]。
地元警察当局によると、実行犯は単独の男で、所持していた手製爆発物を起爆させて死亡した[6]。過激派組織「イスラム国」(ISIL)は翌23日に犯行声明を発表したが[7]、警察はそれを裏付ける証拠を未だ見つけられていない[1]。
事件の余波
編集爆発の約3時間後に、カテドラル・ガーデンズで見つかった不審物に対して、警察により制御爆破が行われたが[8]、後に衣類であったことがわかった[9]。
マンチェスターの住民とタクシー会社は、Twitterを通じて、コンサート会場に取り残された人々に対して、無償で宿泊設備または輸送を提供することを申し出た[10]。コンサートを鑑賞した子どもたちの親らは、爆発があった後、離れ離れになってしまっていた。コンサート会場近くのホテルは、爆発により行き場を失った子どもたちのための一時的な避難所としての役割を果たし、親たちは当局者によりそこへ案内された[11]。
一部がマンチェスター・アリーナの地下にあるマンチェスター・ヴィクトリア駅は、事件後、駅の利用客を退避させた上で直ちに閉鎖され、列車の運行も休止された。ヴィクトリア駅は事件翌日も閉鎖されたままであった[12][13]。
報道によれば、ショッピングモールのトラフォード・センターとアーンデール・センターでも、不審な包みが見つかった後、買い物客が一時的に避難させられた[14]。5月24日水曜日にも、午後2時の生放送中にBBC 5ラジオのスタジオにいた人たちが短い間避難させられた[15]。
5月23日にグレーター・マンチェスター警察本部長イアン・ホプキンスを呼んでロンドンのホワイトホールで開かれた、本事件発生後2回目となるCOBR会議に出席した後、テリーザ・メイ首相はイギリスのテロ脅威レベルを5段階中最高の「Critical (危機的)」に引き上げた[16][17][18]。そして、テンパラー作戦が初めて実行に移され、イギリスの要所を警備する武装警察を強化・支援するために、最大で5000人の兵士が配置されることとなった[19][20]。翌日に予定されていた英国議会議事堂の見学ツアーとバッキンガム宮殿での衛兵交代式は、事件を受けて、いずれも中止された。また、ダウニング街およびロンドンにあるその他の政府機関庁舎を警備するため、兵士が配置された[21]。5月27日、メイ首相は引き上げられていたテロ脅威レベルを「Severe (深刻)」(5段階中上から2番目)に引き下げたことを発表した[22]。これは、テロ発生の可能性が依然として「highly likely (非常に高い)」ことを示している[22]。
死傷者
編集爆発により自爆テロの実行犯1名を含む計23名が死亡し、少なくとも120名が負傷したと警察が発表した[23][24]。死亡した人々の中で最も若かったのは8歳の少女だった[25]。ノースウェスト・アンビュランス・サービスは計60台の救急車を事件現場へ出動させ、59名のけが人を市内の8つの病院に搬送し[11]、そして現場付近にいた歩行可能な負傷者たちの応急手当てを施したと報告した[26]。入院した負傷者のうち、12名は16歳未満の子どもだったと報じられた[8]。
襲撃者
編集当局により自爆テロの実行犯と特定されたサルマン・ラマダン・アベディ(Salman Ramadan Abedi)はイスラム教スンナ派を信仰する22歳のリビア系イギリス人の男だった[27][1][28][29]。南マンチェスターに定住していたリビアからの難民の一家の4人兄弟の三男として、1994年12月31日にマンチェスターで生まれた[27][30][31]。ウィアレイ・レンジ地域で育ち、マンチェスター近郊のファローフィールドに住んでいた[32]。アベディと彼の兄と父親はディズベリー・モスクで礼拝したと報道された[1][32]。そのモスクのトップは、2015年にISとアンサール・アル=シャリーアに異を唱える説教をアベディにしたところ、アベディから「嫌悪を伴って」見つめられたことを思い出したという[33]。
アベディはイギリスのMI5に知られていたが、リスクの高い人物とはみなされていなかった[1]。アベディを知る2人の人物が、彼のものの見方について警察に警告するために、5年前にホットラインに電話していたことが報じられた[34][35]。
アベディの両親は共にトリポリの生まれで、カダフィ大佐の政権が崩壊したのを受けて、2011年にリビアに帰国した[32]一方で、アベディはイギリスに留まった。2014年にアベディはサルフォード大学に入学し、そこでビジネス・マネジメントについて学んでいたが、後に中退した。アベディはパン屋で働いていたことがあり、彼の友人は、彼はサッカーが上手だったことを憶えていた[30]。彼の知人によると、アベディの両親はリビア滞在中に彼が過激化するのを心配するようになっていたという。両親は彼のイギリスのパスポートを奪ったが、後に彼がイスラム教の聖地メッカへ行くつもりだと言って両親を騙し、彼は両親からパスポートを取り返した[36]。爆破攻撃の2日後、アベディの父と弟はトリポリで治安部隊に逮捕されたことが報道された[37]。
アベディの妹は、シリアでのアメリカ軍の空爆によって殺されたムスリムの子どもたちのための復讐が彼の動機となったのではないかと述べている[38][39]。
報道によれば、アベディは爆破攻撃よりも前にギャングとも関係をもっており、後にはイスラム過激主義者と深い関係にあったとされる。フランスのジェラール・コロン内相は、「彼には「イスラム国」(ISIL)とのつながりがあり、おそらくはシリアを訪れてもいたであろう」と述べた[40]。ドイツの情報機関によると、アベディは攻撃の4日前にトルコからイギリスに帰国しており、トルコはシリアから第三国へと抜ける際の通過地点として頻繁に利用されている、とのことである[41]。イギリスの政策こそが、今回の攻撃に先立って、シリアから帰国したISの戦闘員がイギリス国内で逃走中であることを許す元となってしまっていることを指摘する者もいる[42][43]。
捜査
編集2011年に家族のリビアへの帰国に伴って旅行した際のアベディとジハード主義者とのつながりなどが現在重要な調査対象となっている[32]。
また、5月23日のGreater Manchester Police公式ツイッターは、この事件に関与したとして南マンチェスターで23歳の男を逮捕した事を伝えた[44][45]。さらに、5月24日、同案件で3人を逮捕した[46]。
事件への反応
編集イギリス国内
編集テリーザ・メイ首相と野党第一党党首のジェレミー・コービン(労働党)は爆破攻撃を非難し[47][48]、女王エリザベス2世は犠牲者の遺族に対して同情の気持ちを述べた[49]。全ての政党が翌月8日に控える総選挙に向けた選挙活動を事件後の2日間は一時中断することを決めた[50][51][52]。
グレーター・マンチェスターのアンディー・バーナム市長は、テロ攻撃を「悪意に満ちている」("evil")と呼び[53]、翌日の夕方にアルバート・スクエアで徹夜の祈りを捧げることを発表した[54]。徹夜の祈りには、バーナム市長、コービン党首、ジョン・バーコウ庶民院議長、アンバー・ラッド内相らが参列した[55]。英国ムスリム評議会をはじめとする[56][57][58]、イギリスの諸ムスリム集団もテロ攻撃を非難した。
この事件を受けて、2016-17プレミアリーグで優勝したイングランドプロサッカーチーム:チェルシー・フットボール・クラブは「マンチェスターでの事件の犠牲者に哀悼の意を表し、2017年5月28日に予定していたロンドンでのリーグ優勝祝賀パレードを中止する」などとした声明を発表した[59]。
2023年3月2日、MI5ケン・マッカラム長官が207ページにわたる報告書を提出。事件当初に報告書を提出していればリビアから帰国した容疑者をマンチェスター空港で犯人を捕まえることができたと述べ、謝罪をした。[60][61]
海外の反応
編集この事件を受け、下記の諸外国の政府や首長が哀悼の意を示した。
ほかにはイギリス連邦[87]、欧州委員会[88]、ローマ教皇フランシスコ[89]、国際連合[90]が声明を出した。
スポーツ界では、欧州サッカー連盟(UEFA)公式戦で5月24日に開催されたUEFAヨーロッパリーグ決勝戦(ストックホルム・フレンズ・アレーナ)のアヤックス・アムステルダム(オランダ) VS マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)戦に於いて両軍選手が腕に喪章を着用し、キックオフ前にはピッチ上で本事件犠牲者に対する黙祷を行った[91]。
アリアナ・グランデ
編集爆発の直前に自らのコンサートが終演したアリアナ・グランデは、(事件を受けて)「打ちのめされました。心の底から、本当に、本当に残念。言葉がありません。[6]」("broken. from the bottom of my heart, i am so so sorry. i don't have words."[92])と、自身の公式Twitterアカウントに投稿した。グランデのマネージャーは「この卑劣な行為によって命を奪われた子どもたちと愛する者たちを追悼する」("mourn the lives of children and loved ones taken by this cowardly act"[93])と付け加えた[11]。
コンサート会場で自爆テロ事件が起きた結果、グランデは25日に予定されていたワールドツアー『DANGEROUS WOMAN TOUR』のロンドン公演を中止し、ジェット機でアメリカ合衆国フロリダ州にある自宅へと戻った[94][95]。
また、グランデは犠牲者の遺族に援助を申し出ており、爆発で亡くなった人々の葬儀費用を支払うことを希望していると述べたことが報じられた[96]。
グランデは5月26日、自らのインスタグラムに事件発生後初となるメッセージを投稿、犠牲者を悼み、負傷者を気遣い、そして「憎しみには勝たせたくない」とこれからの決意を内外に示した[97][98]。そして「マンチェスターへ戻って、マンチェスターの皆さんのためにチャリティーコンサートを開催したい」と慈善ライブを開催する意思も表明した[99]。当時マンチェスター・シティに所属していたプロサッカー選手のヤヤ・トゥーレは被害者の人々にむけて1440万円を寄付した。
One Love Manchester
編集5月26日、グランデはマンチェスターで慈善コンサートを開催することを発表した[100]。コンサートの収益はテロ攻撃の影響を受けた犠牲者と家族に寄付され、事件当日のコンサートに参加した人々には無料チケットが提供される。"One Love Manchester"と題したこのコンサートは、6月4日にオールド・トラッフォード・クリケット・グラウンドで挙行され、テレビとラジオでも生中継された。コンサートにはグランデのほか、ジャスティン・ビーバーなど複数のアーティストが参加した[101][102][103][104]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 撮影当時の施設名称は「マンチェスター・イブニング・ニュース・アリーナ」(Manchester Evening News Arena)だった。
出典
編集- ^ a b c d e “Manchester Arena attacker named by police as Salman Ramadan Abedi”. The Guardian. (2017年5月23日) 2017年5月23日閲覧。
- ^ Greater Manchester Police [@gmpolice] (2017年5月23日). "Latest statement from @ccianhopkins in relation to last night's attack". X(旧Twitter)より2017年5月24日閲覧。
- ^ “Manchester bomber named by police”. BBC. 2017年5月24日閲覧。
- ^ “DANGEROUS WOMAN TOUR”. Ariana Grande Official. 2017年5月23日閲覧。
- ^ a b c “英爆発 死者22人に 実行犯の死亡を確認”. CNN.co.jp. (2017年5月23日) 2017年5月23日閲覧。
- ^ a b c d “英マンチェスター爆発、死者22人に 自爆攻撃と警察”. BBC.com. (2017年5月23日) 2017年5月23日閲覧。
- ^ “犯人は自爆、死者22人に=ISが犯行声明-英マンチェスター爆弾テロ”. 時事通信. (2017年5月23日) 2017年5月23日閲覧。
- ^ a b “Manchester Arena attack: 22 dead and 59 hurt”. BBC News. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧。
- ^ “Isis claim responsibility for the Manchester attack that killed 22”. Metro. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧。
- ^ Malkin, Bonnie (22 May 2017). “Manchester attack: city mobilises to help concert-goers with offers of rooms and free rides” (英語). The Guardian 23 May 2017閲覧。
- ^ a b c Smith, Rory; Chan, Sewell (23 May 2017). “Explosion, Panic and Death at Ariana Grande Concert in England”. The New York Times. ISSN 0362-4331 23 May 2017閲覧。
- ^ “Deaths confirmed after Manchester Arena blast reports”. BBC News. (22 May 2017) 22 May 2017閲覧。
- ^ “Deaths, injuries after reports of explosion at Ariana Grande concert at Manchester Arena: Police”. ABC News. (22 May 2017) 22 May 2017閲覧。
- ^ Pesic, Alex (23 May 2017). “Manchester Arndale shopping centre evacuated – live updates”. Manchester Evening News 24 May 2017閲覧。
- ^ Batchelor, Tom (24 May 2017). “BBC 5live's studio evacuated for fire alarm during live broadcast in Manchester Salford Quays”. The Independent 25 May 2017閲覧。
- ^ “英政府、テロ警戒水準を最高に 攻撃「切迫」のおそれと”. BBC.com. (2017年5月24日) 2017年5月24日閲覧。
- ^ “Manchester attack: UK threat level raised to highest” (英語). BBC News. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧。
- ^ “Manchester attack: UK terror threat level raised to 'critical,' another attack may be imminent” (英語). Fox News. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧。
- ^ “PM Theresa May raises UK threat level to 'critical'”. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧. "Raising the level to critical means that military personnel could be deployed to support armed police officers – part of a plan known as Operation Temperer."
- ^ Alan Travis [@alantravis40] (2017年5月23日). "PM says Critical Threat level's Operation Temperer will use up to 5,000 troops to take over armed police patrol duties under police command". The Guardianによるリツイート. X(旧Twitter)より2017年5月25日閲覧。
- ^ Bennhold, Katrin; Castle, Stephen (24 May 2017). “3 Men Arrested in Investigation of Manchester Bombing”. The New York Times. ISSN 0362-4331 24 May 2017閲覧。
- ^ a b “Manchester attack: Terror threat reduced from critical to severe”. BBC.com. (27 May 2017) 4 June 2017閲覧。
- ^ “22 dead, 120 injured in suicide bomber attack at Manchester Arena and three victims named – live updates”. Manchester Evening News. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧。
- ^ Eden, Tom (23 May 2017). “Manchester bombing attack: UK terror alert raised from 'severe' to 'critical' as 22 dead and 120 injured in atrocity”. Evening Chronicle 23 May 2017閲覧。
- ^ “Who are the victims of the Manchester terror attack?”. telegraph.co.uk. 25 May 2017閲覧。
- ^ (now), Claire Phipps; (earlier), Kevin Rawlinson (23 May 2017). “Manchester Arena: children among 22 dead in suicide attack at Ariana Grande concert – latest”. The Guardian (London, UK) 23 May 2017閲覧。
- ^ a b “Salman Abedi, 22, Is Identified as Manchester Arena Bomber”. The New York Times. (2017年5月23日) 2017年5月23日閲覧。
- ^ “英警察当局が自爆テロ容疑者を特定、組織的犯行か捜査へ”. Bloomberg. (2017年5月23日8時51分 (JST)) 2017年5月24日閲覧。
- ^ “The Manchester bomber was a promising young man who went off the rails, says a religious leader who knew him” (英語). Newsweek. (23 May 2017) 25 May 2017閲覧。
- ^ a b “Manchester attack: Who was Salman Abedi?”. BBC 24 May 2017閲覧。
- ^ Evans, Martin; Ward, Victoria (23 May 2017). “Salman Abedi named as the Manchester suicide bomber – what we know about him”. Daily Telegraph 23 May 2017閲覧. "his parents were Libyan refugees who came to the UK to escape the Gaddafi regime"
- ^ a b c d Evans, Martin; Ward, Victoria (23 May 2017). “Salman Abedi named as the Manchester suicide bomber – what we know about him”. The Daily Telegraph (London) 23 May 2017閲覧。
- ^ Cobain, Ian; Perraudin, Frances; Morris, Steven; Parveen, Nazia (23 May 2017). “Salman Ramadan Abedi named by police as Manchester Arena attacker”. The Guardian 24 May 2017閲覧。
- ^ “Manchester attack: Police hunt 'network' behind bomber”. (24 May 2017) 24 May 2017閲覧。
- ^ Nagesh, Ashitha (24 May 2017). “Muslim community worker 'warned officers about Manchester bomber five years ago'” 25 May 2017閲覧。
- ^ “Police Investigate ‘Network’ of Salman Abedi, Manchester Bomber”. The New York Times. (24 May 2017) 24 May 2017閲覧。
- ^ Ensor, Josie (24 May 2017). “Father and brother of Manchester bomber arrested in Libya”. The Telegraph 25 May 2017閲覧。
- ^ “Salman Abedi 'wanted revenge' for US air strikes in Syria, Manchester bomber's sister says” (英語). The Telegraph 25 May 2017閲覧。
- ^ Morajea, Hassan; Kantchev, Georgi; Bird, Mike; Gold, Riva (25 May 2017). “Manchester Bomber Believed Muslims Were Mistreated, Sought Revenge”. Wall Street Journal. ISSN 0099-9660 25 May 2017閲覧。
- ^ Bruce, Michael Holden and Andy. “Manchester bomber was part of a network – police” 24 May 2017閲覧。
- ^ “Manchester bomber flew from Turkey before attack, German intelligence says”. Financial Times 25 May 2017閲覧。
- ^ Hopkins, Nick; MacAskill, Ewen (23 May 2017). “UK 'vulnerable to terror attacks by jihadis unable to reach Syria'” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 25 May 2017閲覧。
- ^ Austin, Jon (23 May 2017). “Home Office won't say if a single ISIS fighter who has returned to UK has been arrested” (英語). Express.co.uk 25 May 2017閲覧。
- ^ Simpson, Fiona (2017年5月23日). “Manchester attack: Bombing suspect named as Salman Abedi, police confirm”. Evening Standard (London) 2017年5月23日閲覧。
- ^ Greater Manchester Police [@gmpolice] (2017年5月23日). "With regards to last night's incident at the Manchester arena, we can confirm we have arrested a 23-year-old man in South Manchester". X(旧Twitter)より2017年5月24日閲覧。
- ^ Greater Manchester Police [@gmpolice] (2017年5月23日). "Three men arrested". X(旧Twitter)より2017年5月24日閲覧。
- ^ “Manchester Arena attack: What we know so far”. BBC News. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧。
- ^ “Jeremy Corbyn pays tribute to victims of Manchester terror attack”. The Daily Telegraph. (23 May 2017) 24 May 2017閲覧。
- ^ Jenny.minard (23 May 2017). “A message from Her Majesty The Queen to the Lord-Lieutenant of Greater Manchester”. The Royal Family 23 May 2017閲覧。
- ^ “Campaigning suspended as world leaders pay respects”. ITV News (23 May 2017). 23 May 2017閲覧。 “Leaders of political parties did not hesitate to suspend General Election campaigning in the wake of the terror attack in Manchester. ... Campaigning for the 8 June vote will remain suspended for a second day on Wednesday.”
- ^ “Manchester Arena: children among 22 dead in explosion at Ariana Grande concert” 23 May 2017閲覧。
- ^ “General election campaigning suspended after Manchester attack”. The Guardian (22 May 2017). 23 May 2017閲覧。
- ^ “Andy Burnham says spirit of Manchester will prevail after 'evil act'”. London Evening Standard. (23 May 2017)
- ^ “Manchester Arena explosion: Latest updates”. BBC News. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧。
- ^ “Corbyn attends Manchester vigil and insists: “Our hearts are broken but our resolve has never been stronger””. Labour List. 24 May 2017閲覧。
- ^ “Manchester Arena bombing: Everything we know about the suicide attack that killed at least 22 people”. The Independent. (23 May 2017) 23 May 2017閲覧。
- ^ “Muslim Council of Britain 'horrified' at Manchester attack”. (2017年5月23日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ “Islamischer Staat bekennt sich zum Attentat” 2017年5月25日閲覧。
- ^ "Chelsea statement" (HTML) (Press release) (英語). Chelsea Football Club. 24 May 2017. 2017年5月25日閲覧。
- ^ “2017年の英マンチェスター攻撃、MI5が阻止の機会逃したと報告書 長官「申し訳ない」”. BBCニュース (2023年3月4日). 2023年3月4日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年3月3日). “英MI5長官が異例の謝罪 2017年のテロ、防げた可能性”. 産経ニュース. 2023年3月4日閲覧。
- ^ “Azərbaycan Prezidentinin Rəsmi internet səhifəsi - SƏNƏDLƏR » Məktublar Böyük Britaniya və Şimali İrlandiya Birləşmiş Krallığının Baş naziri Zati-aliləri xanım Tereza Meyə”. president.az. 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Donald Trump Says Manchester Bombing Carried Out By ‘Evil Losers’”. Huffington Post. (2017年5月23日)
- ^ “Նալբանդյանը ցավակցություն է հայտնել Մանչեսթերում պայթյունի և զոհերի կապակցությամբ”. PanARMENIAN.Net (2017年5月23日). 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Israel condemns Manchester bombing, Trump expected to speak on it”. The Times of Israel. 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Iran condemns Manchester attack”. Ministry of Foreign Affairs Islamic Republic of IRAN. (2017年5月23日)
- ^ “Narendra Modi condemns Manchester terror attack, says he is 'pained' by assault”. Firstpost (2017年5月23日). 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Prime Minister Malcolm Turnbull expresses Australia's condolences over the Manchester attack (Pic: AAP/Lukas Coch)”. abc.net.au (2017年5月23日). 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Reaction by His Majesty King Willem-Alexander of the Netherlands to the attack in Manchester”. Royal House of the Netherlands. (2017年5月23日)
- ^ “Statement by the Prime Minister of Canada on an apparent terrorist attack in Manchester, United Kingdom”. pm.gc.ca. Government of Canada (2017年5月22日). 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Greek authorities and politicians condemn Manchester attack” (英語). ekathimerini.com. 2017年5月23日閲覧。
- ^ @UKenyatta (2017年5月23日). "Our thoughts and prayers are with the United Kingdom after the tragic incident in Manchester last night". 2019年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2017年5月23日閲覧。
- ^ “Singapore condemns attack on Manchester Arena”. Xinhua. (2017年5月23日)
- ^ @SwedishPM (2017年5月23日). "Horrible news from Manchester. Our thoughts are with the victims, their loved ones and the British people". X(旧Twitter)より2017年5月23日閲覧。
- ^ “Rajoy condena el ataque en Manchester y expresa sus condolencias a Theresa May”. La Moncloa. (2017年5月23日)
- ^ “Live News: Manchester Arena Explosion”. The Guardian. Guardian Media Group. 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Bundeskanzlerin Merkel zum Anschlag in Manchester”. Bundeskanzlerin. (2017年5月23日)
- ^ “Message of condolence from Prime Minister Shinzo Abe to Prime Minister Theresa May of the U.K. following the Terrorist Attack in Manchester”. Cabinet Secretariat (2017年5月23日). 2017年5月23日閲覧。
- ^ @erna_solberg (2017年5月23日). "Terrible and meaningless attack in #Manchester". X(旧Twitter)より2017年5月23日閲覧。
- ^ “Video zeigt Moment des Anschlags”. T-Online. (2017年5月23日)
- ^ “Manchester attack – Viktor Orbán expresses his condolences to the British Prime Minister”. Website of the Hungarian Government. 2017年5月23日閲覧。
- ^ Kabiling, Genalyn (2017年5月23日). “Duterte offers sympathy to Manchester blast victims”. Manila Bulletin 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Revivez la journée du lendemain de l’attentat de Manchester”. Le Monde. (2017年5月23日)
- ^ “Michel: "We weten door aanslagen Brussel hoe pijnlijk dit moment is voor de families"” (オランダ語). deredactie.be. 2017年5月23日閲覧。
- ^ “Najib condemns deadly Manchester attack”. Asia News Network. (2017年5月23日)
- ^ “Terroranschlag in Manchester: So reagiert die internationale Gemeinschaft”. RT. (2017年5月23日)
- ^ “Statement by Commonwealth Secretary-General Patricia Scotland on terror attack in Manchester”. The Commonwealth. (2017年5月23日)
- ^ “Statement by European Commission President Jean-Claude Juncker following the attack in Manchester”. EUROPA. (2017年5月23日)
- ^ “Pope Francis offers condolences to Manchester attack victims”. Catholic Herald. (2017年5月23日)
- ^ “UN chief strongly condemns terrorist attack on Manchester concert”. United Nations. (2017年5月23日)
- ^ “マンチェスターUが初優勝、テロ受け試合前に黙とう 欧州リーグ”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2017年5月26日) 2017年5月26日閲覧。
- ^ @ArianaGrande (2017年5月23日). "broken. from the bottom of my heart, i am so so sorry. i don't have words". X(旧Twitter)より2017年5月23日閲覧。
- ^ “Manchester attack: People from North East caught up in attack which killed 22” (英語). ITV News 23 May 2017閲覧。
- ^ “Ariana Grande Suspends Tour After Manchester Attack” (英語). Rolling Stone 23 May 2017閲覧。
- ^ “Ariana Grande Returns Home to Florida After Manchester Concert Attack” (英語). US Weekly 23 May 2017閲覧。
- ^ “Ariana Grande Reportedly Offers To Pay For Funerals Of Manchester Attack Victims”. UNILAD (24 May 2017). 24 May 2017閲覧。
- ^ @arianagrande (2017年5月26日). "My heart, prayers and deepest condolences are with the victims of the Manchester Attack and their loved ones". Instagramより2017年5月27日閲覧。
- ^ “「憎しみには勝たせない」アリアナ・グランデ、テロ事件に対する長文メッセージを発表”. ELLE Online. HEARST FUJINGAHO. (2017年5月27日) 2017年5月27日閲覧。
- ^ “アリアナ・グランデ、テロ起きたマンチェスターでチャリティーコンサート実施へ”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年5月27日) 2017年5月27日閲覧。
- ^ @ArianaGrande (2017年5月26日). "Photo". X(旧Twitter)より2017年5月26日閲覧。
- ^ “Manchester attack: Ariana Grande to play benefit concert on Sunday”. BBC News. (30 May 2017) 30 May 2017閲覧。
- ^ 生田綾 (2017年6月5日). “アリアナ・グランデ、慈善公演でテロ被害者を追悼 元「オアシス」メンバーもサプライズ登場 (動画・画像集)”. ハフィントン・ポスト 日本版. 2017年7月1日閲覧。
- ^ “アリアナ・グランデ、英マンチェスターで慈善コンサートを開催。5万人と共に愛を歌う”. ユニバーサル・ミュージック・ジャパン (2017年6月5日). 2017年7月1日閲覧。
- ^ “「ひとつの愛マンチェスター」 グランデさんたちが慈善ライブ”. BBCニュース (BBC Japan). (2017年6月5日) 2017年7月1日閲覧。