マジシャンズ
『マジシャンズ』(原題:THE MAGICIANS)は、2009年にアメリカで刊行されたレヴ・グロスマンの小説「The Magicians」を基に製作されたアメリカのドラマシリーズ。2015年12月から、アメリカSYFYにてシーズン1のプレミア放送が開始され、2019年4月現在、4シーズンが放送されている。製作総指揮、脚本を、セラ・ギャンブル、ジョン・マクナマラらが務めている。
マジシャンズ THE MAGICIANS | |
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ジャンル | ファンタジー、SF、ドラマ |
原案 | セラ・ギャンブル、ジョン・マクナマラ |
出演者 |
ジェイソン・ラルフ ステラ・メーヴ オリヴィア・ダッドリー ヘイル・アップルマン アルジュン・グプタ サマー・ビシル |
国・地域 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作 | |
製作総指揮 |
セラ・ギャンブル ジョン・マクナマラ マイケル・ロンドン ジャニス・ウィリアムズ ヘンリー・アロンソ・マイヤーズ |
配給 |
hulu(配信) NBSユニバーサル・エンターテイメント |
放送 | |
放送チャンネル | SYFY |
放送期間 | 2015年12月16日 - 放送中 |
公式サイト |
あらすじ
編集シーズン1のあらすじ
編集ニューヨークに住む卒業間近の大学生クエンティン・コールドウォーター。彼はうつ病と診断され、カウンセリングに通う日々を送っていた。ある日、イェール大の大学院進学のため、唯一の理解者であり幼なじみのジュリアとともにOBの家を訪ねる。そこで、子どもの頃から愛読しているファンタジー小説「フィロリーとその先」の未刊であるはずの第6巻の原稿を手にする。その原稿に導かれるように、不思議な世界に迷い込んだクエンティンは、魔法使いを養成するブレイクビルズ大学院の試験会場へと案内され合格する。学生寮での生活が始まったクエンティンと院生たちの前に、ビーストと呼ばれる得体の知れない魔法使いが現れる。一方、クエンティンと同じ会場で試験を受けたが不合格となったジュリアは、謎の魔法使いの組織ヘッジ・ウィッチにスカウトされる。
登場人物
編集- クエンティン・コールドウォーター
- 演 - ジェイソン・ラルフ、吹替 - 西健亮
- うつ病と診断された孤独な青年。思いもかけずブレイクビルズ大学院の生徒になったことで、幼い頃からの愛読書の舞台”魔法の国フィロリー”が実在すると確信し、ようやく自分の居場所を見つける。
- ジュリア・ウィッカー
- 演 - ステラ・メイヴ、吹替 - 近藤唯
- クエンティンの幼なじみ。ブレイクビルズ大学院の試験に落ち、試験の記憶を消されそうになるが、謎の魔法使いの組織ヘッジ・ウィッチに勧誘される。
- アリス・クイン
- 演 - オリヴィア・ダッドリー、吹替 - 山根舞
- シャイなブレイクビルズ大学院の優等生。家族全員が魔法使いという環境からプレッシャーも感じている。
- エリオット
- 演 - ヘイル・アップルマン、吹替 - 烏丸祐一
- 陽気で社交的な性格。ブレイクビルズ大学院でクエンティンを試験会場へと案内したことから親友になる。
- ペニー
- 演 - アルジュン・グプタ、吹替 - 濱野大輝
- ブレイクビルズ大学院の学生寮で、クエンティンのルームメイト。クエンティンに協力してビーストの出現に関わってしまったことで、クエンティンと対立していく。
- ケイディ
- 演 - ジェイド・テーラー、吹替 - ニケライ・ファラナーゼ
- ペニーの恋人。謎の組織ヘッジ・ウィッチにブレクビルズ大学院の情報を流している。
エピソード一覧
編集シーズン一覧
編集シーズン | エピソード | 米国での放送日 | ||
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初回 | 最終回 | |||
1 | 13 | 2015年12月16日 | 2016年4月11日 |
シーズン1
編集通算 話数 | シーズン 話数 | タイトル | 監督 | 脚本 | 放送日 | U.S.視聴者数 (百万人) | |
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1 | 1 | "運命の出会い" "Unauthorized Magic" | Mike Cahill | Sera Gamble & John McNamara | 2015年12月16日 2016年1月25日 | 0.92[1] 1.06[2] | |
ニューヨークに住む卒業間近の大学生クエンティンは、イェール大の大学院進学のため、幼なじみのジュリアとともにOBの家を訪ねる。OBは死んでおり、愛読するファンタジー小説「フィロリーとその先」の未刊の原稿が残される。クエンティンは、魔法使いを養成するブレイクビルズ大学院の試験会場に招き入れられて合格する。「フィロリーとその先」の登場人物のジェーン・チャトウィンが現れてビーストについて警告する。アリス、クエンティン、ペニー、ケイディはアリスの死んだ兄チャーリーを召喚しようとして、ビーストと呼ばれる魔法使いを召喚してしまい、教師たちが襲われる。一方、不合格となったジュリアは消されるはずの記憶を保持し、謎の魔法使いの組織ヘッジ・ウィッチにスカウトされる。 | |||||||
2 | 2 | "魔法の起源" "The Source of Magic" | Scott Smith | Sera Gamble | 2016年1月25日 | 1.11[2] | |
大学はビースト出現の経緯を調べ、クエンティン、アリス、ペニー、ケイディは関与を否定する。大学の呼んだスペシャリストのイライザは処分を保留する。ジュリアはヘッジ・ウィッチの試験を突破する。ケイディは大学から魔法の品を持ち出してヘッジ・ウィッチに渡す。 | |||||||
3 | 3 | "先進魔術の影響" "Consequences of Advanced Spellcasting" | Scott Smith | Henry Alonso Myers | 2016年2月1日 | 0.90[3] | |
4 | 4 | "壁の中の世界" "The World in the Wall" | James L. Conway | John McNamara | 2016年2月8日 | 0.75[4] | |
5 | 5 | "人間関係の修復" "Mendings, Major and Minor" | Bill Eagles | David Reed | 2016年2月15日 | 0.75[5] | |
6 | 6 | "実現困難な課題" "Impractical Applications" | John Stuart Scott | Leah Fong | 2016年2月22日 | 0.65[6] | |
7 | 7 | "マヤコフスキー教授" "The Mayakovsky Circumstance" | Guy Norman Bee | 原案:Mike Moore 脚本:John McNamara | 2016年2月29日 | 0.70[7] | |
8 | 8 | "呪いのかかったナイフ" "The Strangled Heart" | Jan Eliasberg | David Reed | 2016年3月7日 | 0.67[8] | |
9 | 9 | "フィロリーの生誕地" "The Writing Room" | James L. Conway | Sera Gamble | 2016年3月14日 | 0.71[9] | |
10 | 10 | "帰郷" "Homecoming" | Joshua Butler | Henry Alonso Myers | 2016年3月21日 | 0.78[10] | |
11 | 11 | "救済のための戦闘魔術" "Remedial Battle Magic" | Amanda Tapping | Leah Fong | 2016年3月28日 | 0.72[11] | |
12 | 12 | "40回目の人生" "Thirty-Nine Graves" | Guy Norman Bee | Leah Fong & Henry Alonso Myers | 2016年4月4日 | 0.75[12] | |
13 | 13 | "フィロリーへの旅" "Have You Brought Me Little Cakes?" | Scott Smith | Sera Gamble & John McNamara & David Reed | 2016年4月11日 | 0.68[13] |
参考文献
編集出典
編集- ^ Metcalf, Mitch (December 17, 2015). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Wednesday Cable Originals & Network Update: 12.16.2015”. Showbuzzdaily. December 17, 2015閲覧。
- ^ a b Metcalf, Mitch (January 26, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Update: 1.25.2016”. Showbuzzdaily. January 26, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (February 2, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 2.1.2016”. Showbuzzdaily. February 2, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (February 8, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 2.8.2016”. Showbuzzdaily. February 8, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (February 17, 2016). “SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 2.15.2016”. Showbuzzdaily. February 17, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (February 23, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 2.22.2016”. Showbuzzdaily. February 23, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (March 1, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 2.29.2016”. Showbuzzdaily. March 1, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (March 8, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 3.7.2016”. Showbuzzdaily. March 8, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (March 14, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 3.14.2016”. Showbuzzdaily. March 14, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (March 22, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 3.21.2016”. Showbuzzdaily. March 22, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (March 29, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 3.28.2016”. ShowBuzzDaily. March 29, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (April 5, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 4.4.2016”. ShowBuzzDaily. April 5, 2016閲覧。
- ^ Metcalf, Mitch (April 12, 2016). “UPDATED: SHOWBUZZDAILY's Top 150 Monday Cable Originals & Network Finals: 4.11.2016”. ShowBuzzDaily. April 12, 2016閲覧。