ホッチキス QF 3ポンド砲
QF 3 pounder Hotchkiss | |
---|---|
イギリス海軍, 1915 | |
種類 |
Naval gun Coast-defence gun Anti-aircraft gun |
原開発国 | フランス |
運用史 | |
配備期間 | 1886 - 1950s |
配備先 |
フランス イギリス アメリカ合衆国 ロシア |
関連戦争・紛争 | 日露戦争・第一次世界大戦 |
開発史 | |
開発者 | オチキス |
開発期間 | 1885 |
製造数 | 2,950 (UK) |
諸元 | |
銃身長 | 74.06 inch (1.88 m) bore (40 cal) |
| |
砲弾 | Fixed QF. Shell 1.5Kg |
口径 | 47mm |
砲尾 | vertical sliding wedge |
発射速度 | 30 / minute[1] |
初速 | 1,873 ft/s (571 m/s) |
最大射程 | 4,000 yards (3,657 m) |
ホッチキス QF 3ポンド砲(QF 3 pounder Hotchkiss)とは水雷艇に対する防御のために1886年に開発された軽量で発射速度の速い47mm砲である。艦載速射砲だけでなく海岸防御や陸上でも使用された。 また、台に乗せたりして臨時の高射砲としても使用された。
ロシア軍
編集日露戦争で使用され日本軍と撃ち合っている。陸上でも使用されているが、塹壕戦ではほとんど役に立たず、ロシア軍将校のレオニード・ゴビャートが砲口に差し込む砲弾を作成して急造の迫撃砲として日本軍の塹壕へ打ち込まれた。
海軍では1907-1909年の間に退役が進み、第一次世界大戦のころには艦船には搭載されなくなった。 陸揚げされた砲は陸軍で塹壕戦のために転用されることになった。しかし、迫撃砲としては重量も寸法も過大であるため、すぐに新設計された迫撃砲が登場している。
1922年9月には口径を2ミリ減らした45ミリ砲の開発が始まり、完全に退役した。
脚注
編集- ^ 30 rounds per minute is the figure given by Elswick Ordnance for their 40-calibres model. Quoted in Brassey's Naval Annual 1901