フィンランド中央党

フィンランドの政党

フィンランド中央党(フィンランドちゅうおうとう、フィンランド語: Suomen Keskusta; Kesk.スウェーデン語: Centern i Finland; C)は、フィンランド政党フィンランド社会民主党国民連合党と並ぶフィンランド三大政党の一つであるが、近年低迷が続いている。この場合の「中央」とは中道の意味である。

 フィンランドの政党
フィンランド中央党

Suomen Keskusta
Centern i Finland
党首 アンニカ・サーリッコ
創立 1906年
本部所在地 ヘルシンキ
学生部 Keskustan Opiskelijaliitto (KOL) / Keskustaopiskelijat
青年部 Suomen Keskustanuoret / Centerungdomens Förbund i Finland
党員・党友数 163,000[1](2015年)
政治的思想 農本主義
社会自由主義
地方分権
親欧州主義
政治的立場 中道
国際連携 自由主義インターナショナル
欧州連携 欧州自由民主改革党
欧州議会会派 欧州刷新
公式カラー green
国会
23 / 200
(2023年4月2日)
欧州議会
2 / 15
自治体議会
3,077 / 9,674
公式サイト
www.keskusta.fi
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沿革

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フィンランド中央党のストール(ユヴァスキュラにて)

1906年、前身組織が形成され、1908年農民党 (Maalaisliitto) として結成された。結成の中心となったのは、サンテリ・アルキオ (Santeri Alkio) である。それ以来、農村地帯と地方小都市が中央党の最大基盤となっている。一方では、南部の都市域への浸透も図っている。中央党への党名変更も、地方から中央への支持浸透を目的とした面もあった。

1956年から1982年まで大統領を務めたウルホ・ケッコネンという卓越した指導者を得て、フィンランド最大の政党として発展してきた。

中央党は中道・リベラルを標榜しており、多数の国際リベラル政党組織に加盟しているが、旧農民党出身者を中心に、保守主義的な傾向も見られる。しかし、連立政権のパートナーとして社会民主党を選択することが多く(北欧諸国に多く見られる赤土連合)、フィンランドの福祉国家建設の中心的役割を果たしてきた。

2003年には当時党首を務めていたアンネリ・ヤーテンマキが、女性としてはフィンランド史上初の首相に就任した。

2019年4月14日の総選挙英語版では31議席と18議席を失い第4党に後退した[2]

歴代党首

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脚注

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外部リンク

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