パーベック半島
グレートブリテン島南部の半島
パーベック半島(パーベックはんとう)は、イギリス・ドーセット州南東部のイギリス海峡に面した半島である[1]。原語ではパーベック島(英語: Isle of Purbeck)とよばれており[1]、日本語でもしばしばそのように表記される。
パーベック半島(パーベック島) | |
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ドーセット州交通地図。下方右寄りがパーベック半島。 | |
座標 | 座標: 北緯50度38分16秒 西経2度3分28秒 / 北緯50.63778度 西経2.05778度 |
所在海域 | イギリス海峡 |
所属大陸・島 | グレートブリテン島 |
所属国・地域 | イギリス |
半島の中南部は東西方向に広がるチョークのパーベック丘陵で、パーベック石とよばれる石灰岩を産出し、建築用材として利用される[1]。特に上質なものはパーベック大理石として知られ[1]、ソールズベリー大聖堂・カンタベリー大聖堂・ウェストミンスター寺院などに多く用いられている。
コーフ城、オールド・ハリー・ロックスなどの名勝がある。
2001年、南海岸のサウス・パーベックは「ドーセットと東デヴォンの海岸」として、ユネスコ世界遺産に登録された。また、パーベック半島北部にはエリカ属のErica ciliarisやErica tetralixなどの生えるヒースのドーセット・ヒースが広がり、1998年にラムサール条約登録地となった[2]。
→「ジュラシック・コースト」も参照
脚注
編集- ^ a b c d “Purbeck stone”. 小学館ランダムハウス英和大辞典. 小学館. 2018年7月4日閲覧。
- ^ “Dorset Heathlands | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1999年1月1日). 2023年4月6日閲覧。
外部リンク
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