短パン
(ショーツから転送)
短パン(たんパン)とは、比較的丈の短いズボンの俗称。丈が膝上のショートパンツやホットパンツ、半ズボン、また丈が膝下のハーフパンツなども含めて「短パン」と総称される場合がある。英語においては「ショートパンツ」(short pants) と同義語。
概要
編集由来としては、本来は男児用の「半ズボン」を指す語句であるが、現代における普段着としては性差や年齢を問わずに着用される「短いズボン」を指す総称として用いられる[要出典]。
裾の丈は、長いものでは膝丈程度から、短いものでは股下がほとんどないものまであり、ハーフパンツ・ホットパンツなどを含む[要出典]。
用途的には、スポーツやトレーニング用のスポーツウェア、またはリゾート用のカジュアルな衣服であるが、熱帯地方ではフォーマルウェアとして用いられる場合もある[要出典]。
体操着としての短パン
編集短パンは男子の体操着として採用されてきた[注釈 1]。丈の短いショートパンツを指して「短パン」といったが、現在はハーフパンツを指すことも多い。
男子はトランクス、女子(一部の学校を除く)はブルマーが用いられていたが、1990年代半ば以降にブルマーの淘汰が進むとともに、男女ともハーフパンツを採用する学校が主流になった。
クォーターパンツ
編集スポーマー
編集長さによる分類の例
編集それぞれの裾丈には厳密な定義がないため、以下はおおよその目安である。
- ホットパンツ - 0-1分丈、裾がほとんどない極端に短いもの[1]。おもに女性用。
- 半ズボン - 5分丈未満、裾が膝より短く、おもに男児用の子供服を指す[要出典]。
- ショートパンツ - おおむね1-3分丈のものを指す[要出典]。
- クォーターパンツ - 2-3分丈程度[要出典]。
- ハーフパンツ - 4-6分丈程度[要出典]。スリークォーターパンツより短く、クォーターパンツより長い、中間的なものの総称[要出典]。
- カプリパンツ・クロップドパンツ・スリークォーターパンツ- 7-8分丈[要出典][2]、おもに女性用。厳密には長さによる分類ではなく特定の形態を指すが、「カプリ丈」・「クロップド丈」などとして使用される場合もある。スリークォーター=3/4→7.5分丈。
- 長ズボン - 10分丈、踝の下までの裾丈[2]。基本的には脚をすべて覆って肌が露出しないもの指す。
ショーツの種類
編集- オースチンショーツ
- テニス用のショーツ。名称はテニスプレイヤーのヘンリー・オースチンに由来する[要出典]。
- サイクリングショーツ/サイクリングパンツ
- 自転車競技の選手が穿く、膝上丈のタイトなショーツ。肌に密着する柔軟で薄い素材が使用されるため、実質的には「スパッツ」に近い[要出典]。
- バミューダショーツ/バミューダパンツ
- 膝丈程度のショーツ。バミューダ諸島の伝統的衣装をその発祥とする[要出典]。
- ボードショーツ
- 水着のショーツ。おもに男性用で、膝丈程度。名称はサーフボーダーが着用していた事に由来する[要出典]。
- サーファーショーツとも呼ばれるほか、サーフパンツやサーフトランクスとも呼ばれ、ジャムズの呼称もある。
- ボクサーショーツ/ボクサーパンツ/ボクサートランクス
- ボクサーが穿くようなショーツ[要出典]。また、形状から「トランクス」と呼ばれることもある[要出典]。
- ショートショーツ
- 非常に丈が短いショーツ。中にはTバックのように短いものもある[要出典]。