サカツラトキ(酒面朱鷺、学名:Phimosus infuscatus)は、ペリカン目トキ科に分類される鳥類の一種である。本種1種でサカツラトキ属を構成する。

サカツラトキ
サカツラトキ Phimosus infuscatus
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペリカン目 Pelecaniformes
: トキ科 Threskiornithidae
亜科 : トキ亜科 Threskiornithinae
: サカツラトキ属 Phimosus
: サカツラトキ P. infuscatus
学名
Phimosus infuscatus
(Lichtenstein, 1823)
英名
Bare-faced Ibis
分布域

分布

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南アメリカ東部の熱帯地帯(ベネズエラから、ウルグアイアルゼンチン北部まで)に分布する。

形態

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体長46-51cm。トキ科の中では小型の種である。体全体が緑青光沢をおびた黒色で、翼と背面は特に強い光沢をおびる。額から目の周囲はいぼ状の皮膚が裸出していて赤い。顔が、飲酒して紅潮したように見えることが和名の由来である。嘴は赤く、脚はピンク色である。

生態

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主に熱帯地方の森林内の沼地や湿地に生息する。草原や干潟に飛来することもある。

昆虫類両生類などを捕食する。

繁殖形態は卵生。コロニーを形成して繁殖する。

亜種

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以下の3亜種に分類される。

  • Phimosus infuscatus berlepschi
  • Phimosus infuscatus nudifrons
  • Phimosus infuscatus infuscatus

参考文献

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  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、83頁