ギャビン・エドワーズ
ギャビン・エドワーズ(Gavin Edwards、1988年1月15日 - )は、アメリカ合衆国アリゾナ州出身のプロバスケットボール選手。B.LEAGUE、宇都宮ブレックス所属。 ポジションはパワーフォワード。バスケットボール男子日本代表。
千葉ジェッツふなばしでのエドワーズ | |
宇都宮ブレックス No.33 | |
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ポジション | PF |
基本情報 | |
愛称 | ギャビン |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1988年1月15日(36歳) |
出身地 | アメリカ合衆国アリゾナ州ギルバート |
身長 | 206cm (6 ft 9 in) |
体重 | 110kg (243 lb) |
キャリア情報 | |
高校 | メスキート高校 |
大学 | コネチカット大学 |
NBAドラフト | 2010年 / ドラフト外 |
経歴 | |
2010 | 安養KGC人参公社 |
2010 | Khimik OPZ |
2010-2011 | スプリングフィールド・アーマー |
2011-2012 | ペリステリBC |
2012-2013 | ウェストポーツKLドラゴンズ |
2013-2017 | アイシン シーホース三河 シーホース三河 |
2017-2023 | 千葉ジェッツふなばし |
2023- | 宇都宮ブレックス |
受賞歴 | |
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選手情報 B.LEAGUE.jp |
シーホース三河(アイシンシーホース)時代の2014-15シーズンと2015-16シーズンには最多ブロックショットのタイトルを獲得した[要出典]。
経歴
編集学生時代
編集1988年、アリゾナ州フェニックスに生まれる。メスキート高校では2005-06シーズンに1試合平均17.5得点、リバウンド数8.5、ブロックショット3.3の成績をあげ、地区最優秀選手と、全州のオナラブル・メンションに選出された。また高校では通算100以上のブロックショットを記録し、メスキート高校史上最多記録を残した[1]。
2006年にコネチカット大学に進学し、4年間で123試合に出場、1試合平均5.1得点、3.4のリバウンドだった。最後の2009-10シーズンでは平均10.6得点、6.5リバウンドの成績を残した[1]。また、当時のチームメイトにケンバ・ウォーカーがいた。
プロ選手として
編集2010年のNBAドラフトで指名を受けられなかったエドワーズはNBAサマーリーグに参加し、その後2010年12月21日、Dリーグのスプリングフィールド・アーマーに加入し、39試合に出場して10.62得点、5.44リバウンドを挙げた[2]。
2011-12シーズンはギリシャのペリステリBCと契約、19試合に出場し、1試合平均9.5得点だった[2]。
2013年、NBLのアイシンシーホース三河と契約する。三河では2014-15シーズンと2015-16シーズンに最多ブロックショットのタイトルを獲得し、2014-15シーズンにはチームのリーグ優勝に貢献した。[要出典]
NBLからBリーグとなった2016-17シーズン、レギュラーシーズン60試合全てに出場し14.6得点を挙げた。シーズン終了後、エドワーズは三河との契約を更新せず[3]、千葉ジェッツふなばしへ移籍した[4]。
2020年1月、日本国籍を取得した[5]。
2023年6月、6シーズン在籍した千葉を退団。宇都宮ブレックスへの移籍が発表された。
日本代表歴
編集日本国籍を取得した翌月の2020年2月、日本代表候補に選出される。FIBAアジアカップ予選や強化試合などに帰化選手枠で出場。2021年7月、東京オリンピック日本代表に選出された。オリンピックは予選リーグ2試合に出場。2戦目で肩を負傷したため、3戦目は欠場した。
プレイスタイル
編集・206cmの長身ながら速攻の先頭を走るなど身体能力に長け、ランニングプレイを得意とする。 ・ゴール付近での得点だけでなくアウトサイドからのシュートも持ち合わせているが、ゴールに背を向け、ポストプレイをする場面はあまり多くない。
・ディフェンスではブロック王のタイトルを獲得するなど、リムプロテクターとして活躍するが、その反面ファールが多く、度々ファールトラブルに追い込まれることがある。
個人成績
編集レギュラーシーズン
編集略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013-14 | 三河 | 53 | 12 | 23.6 | 60.7 | 50.0 | 64.7 | 8.1 | 1.0 | 0.5 | 1.8 | 1.6 | 13.9 |
2014-15 | 54 | 5 | 22.9 | 63.8 | 20.0 | 66.0 | 7.9 | 1.3 | 0.8 | 1.9 | 1.6 | 13.8 | |
2015-16 | 53 | 13 | 25.3 | 57.8 | 36.4 | 71.6 | 7.8 | 1.4 | 0.8 | 1.8 | 2.3 | 15.0 | |
2016-17 | 60 | 16 | 26.0 | 54.5 | 29.2 | 68.8 | 7.5 | 1.5 | 0.8 | 1.2 | 1.6 | 14.6 | |
2017-18 | 千葉 | 60 | 59 | 29.0 | 60.9 | 25.7 | 64.4 | 7.7 | 2.8 | 0.9 | 1.2 | 2.1 | 18.1 |
2018-19 | 59 | 59 | 27.5 | 56.4 | 41.4 | 61.4 | 7.9 | 3.4 | 0.9 | 0.8 | 2.5 | 13.8 | |
2019-20 | 31 | 31 | 29.8 | 58.1 | 43.4 | 63.6 | 8.3 | 2.3 | 1.2 | 1.4 | 2.3 | 17.7 |
- 2019-20シーズンは40試合で打ち切り
プレーオフ
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 三河 | 5 | 2 | 26.2 | 47.6 | 0.0 | 66.7 | 7.2 | 1.8 | 0.6 | 1.4 | 1.0 | 14.0 |
2018 | 千葉 | 6 | 6 | 26.0 | 53.0 | 75.0 | 65.4 | 7.2 | 0.8 | 0.7 | 0.7 | 2.8 | 15.5 |
2019 | 5 | 5 | 29.2 | 58.2 | 0.0 | 60.7 | 8.8 | 2.2 | 1.0 | 1.8 | 3.6 | 16.2 |
タイトル・表彰・記録
編集- ブロック王:2回(2014-15, 2015-16)[要出典]
- NBLオールスターゲーム選出:1回(2015年)
- Bリーグオールスターゲーム選出:1回(2019年)
家族
編集父のアール・エドワーズはアメリカンフットボールの選手であり、1969年から1979年にかけてNFLの4チームでプレイした経歴を持つ[1]。
脚注
編集- ^ a b c “Gavin Gavin Edwards bio”. UCONNHUSKIES.COM. コネチカット大学. 2017年6月29日閲覧。
- ^ a b “Gavin Edwards Player Profile”. RealGM. 2017年6月29日閲覧。
- ^ 『選手退団のご報告 (#21 ギャビン・エドワーズ選手)』(プレスリリース)シーホース三河、2017年6月29日 。2017年6月29日閲覧。
- ^ 『2017-18シーズン ギャビン・エドワーズ選手 契約基本合意のお知らせ』(プレスリリース)千葉ジェッツ、2017年6月29日 。2017年6月29日閲覧。
- ^ “千葉ジェッツのギャビン・エドワーズが日本国籍を取得「言葉にならない気持ちでいっぱい」”. バスケット・カウント. (2020年1月23日) 2020年3月7日閲覧。
外部リンク
編集- ギャビン・エドワーズ - B.LEAGUE
- ギャビン・エドワーズ (@gavinedwards21) - Instagram