キックの鬼
日本の漫画
『キックの鬼』(キックのおに)は、原作:梶原一騎・画:中城けんたろうによる日本の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメ。原作漫画は、『少年画報』(少年画報社)にて、1969年2月号から1971年8号まで連載されていた。
キックの鬼 | |
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ジャンル | 格闘漫画 |
漫画 | |
原作・原案など | 梶原一騎 |
作画 | 中城けんたろう |
出版社 | 少年画報社 |
掲載誌 | 少年画報 |
発表号 | 1969年2月号 - 1971年8号 |
アニメ | |
原作 | 梶原一騎、中城けんたろう |
監督 | 黒田昌郎、山口康男、西沢信孝(演出名義) |
脚本 | 辻真先、安藤豊弘、押川国秋 |
音楽 | 小林亜星 |
アニメーション制作 | 東映動画 |
製作 | 東映動画、TBS |
放送局 | TBS系列 |
放送期間 | 1970年10月2日 - 1971年3月26日 |
話数 | 全26話 |
映画 | |
原作 | 梶原一騎、中城けんたろう |
監督 | 吉田日出夫(演出名義) |
脚本 | 鈴樹三千夫 |
音楽 | 小林亜星 |
制作 | 東映動画 |
配給 | 東映 |
封切日 | 1971年3月20日 |
上映時間 | 25分 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
実在したキックボクサー・沢村忠の半生を描く。
登場人物
編集アニメ版
編集1970年10月2日から1971年3月26日までTBS系列局で放送。全26話。
東映動画とTBSの共同製作作品で、アニメーション制作も東映動画が担当。本作は、東映動画初のTBS系ネット作品となった。
企画時には沢村忠役の声優に沢村本人を起用する計画があり、実際に本人とも交渉したが、沢村のスケジュールの都合がつかずに断念した。その後、「沢村にそっくりな人物なら声も似ているはずだ」ということで朝倉宏二の起用が決まったという[1]。
スタッフ
編集主題歌
編集- オープニングテーマ「キックの鬼」
- 作詞 - 野口修 / 作曲 - 小林亜星 / 歌 - 沢村忠、少年少女合唱団みずうみ
- エンディングテーマ「キックのあけぼの」
- 作詞 - 梶原一騎 / 作曲 - 小林亜星 / 歌 - 沢村忠
この2曲を収録したレコードが東芝音楽工業(現・ユニバーサル ミュージック ジャパン)から発売、ソノシートも朝日ソノラマから2種発売された(AS105・AS113)[3]。他に日本コロムビアからもレコードが発売されたが、こちらは山田淑子とコロムビアゆりかご会が歌ったカバー版である。
各話リスト
編集話数 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 |
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1 | 無敵の沢村 | 辻真先 | 黒田昌郎 | 羽根章悦 | 福本智雄 |
2 | 沢村敗る! | 鈴樹三千夫 | 白根徳重 | 落合正宗 | 辻忠直 |
3 | 若獅子の猛特訓 | 安藤豊弘 | 山口康男 | 小松原一男 | |
4 | 帰って来た沢村 | 明比正行 | 国保誠 | 福本智雄 | |
5 | もう一人の男 | 辻真先 | 山口康男 | 小松原一男 | 辻忠直 |
6 | 新しい挑戦 | 押川国秋 | 西沢信孝 | 古沢日出夫 | 沼井肇 |
7 | 限りなき前進 | 黒田昌郎 | 野田卓雄 | 辻忠直 | |
8 | 唸る白刃 | 辻真先 | 西沢信孝 | 古沢日出夫 | 福本智雄 |
9 | ゴングは鳴った | - | |||
10 | チャンピオン誕生 | 安藤豊弘 | 黒田昌郎 | 古沢日出夫 | 福本智雄 |
11 | 男の涙が光る時 | 鈴樹三千夫 | 金子充洋 | 高倉建夫 | 辻忠直 |
12 | 必殺真空飛び膝蹴り | 古沢日出夫 | 不破八束 | 福本智雄 | |
13 | 不死身の鉄人 | 山口康男 | 国保誠 | ||
14 | 来るか! 強敵 | 押川国秋 | 明比正行 | 小松原一男 | |
15 | 挑戦第一号 | 近藤正 | 辻忠直 | ||
16 | 謎の挑戦者 | 白根徳重 | 落合正宗 | ||
17 | 生命がけの挑戦 | 辻真先 | 金子充洋 | 野田卓雄 | 福本智雄 |
18 | 孤独な殴り込み | 安藤豊弘 | 西沢信孝 | 高倉建夫 | 沼井一 |
19 | 死斗第一幕 | 近藤正 | 黒田昌郎 | 国保誠 | 福本智雄 |
20 | 死斗の果てに | 山口康男 | 石黒育 | ||
21 | 黒い嵐 | 明比正行 | 小松原一男 | 辻忠直 | |
22 | 王座のゆくえ | 白根徳重 | 落合正宗 | 福本智雄 | |
23 | 起て! 沢村 | 辻真先 | 明比正行 | 小松原一男 | |
24 | 東洋チャンピオンカーニバル | 山口康男 | 石黒育 | 沼井一 | |
25 | 殺人鬼ソンラム | 近藤正 | 西沢信孝 | 高倉建夫 | 辻忠直 |
26 | キックよ永遠に | 辻真先 | 白根徳重 | 落合正宗 |
放送局
編集この節の加筆が望まれています。 |
- TBS(制作局):金曜 19:00 - 19:30
- 北海道放送:金曜 19:00 - 19:30[4]
- 岩手放送:金曜 18:00 - 18:30[5]
- 山形放送:金曜 18:00 - 18:30[6]
- 東北放送:金曜 19:00 - 19:30[7]
- 福島テレビ:土曜 17:15 - 17:45(第24話まで)→ 水曜 18:00 - 18:30(第25話から)[8]
- 新潟放送:金曜 19:00 - 19:30[9]
- 北日本放送:火曜 17:30 - 18:00(1971年3月時点)[10]→水曜 17:15 - 17:45(1971年4月21日最終回時点)[11]
- 北陸放送:水曜 18:00 - 18:30[12](1971年4月28日まで放送[13])
- 福井放送:木曜 18:00 - 18:30[14](1971年4月22日まで放送[15])
- 中部日本放送:金曜 19:00 - 19:30[16]
- 朝日放送:金曜 19:00 - 19:30[17]
- 山陽放送:金曜 19:00 - 19:30[18]
- 中国放送:金曜 19:00 - 19:30[18]
- 南海放送:木曜 18:00 - 18:30(1970年10月15日放送開始)[19]
映画版
編集1971年3月20日に『東映まんがまつり』の一編として公開。テレビアニメ版第11話のブロウアップ版。併映は『どうぶつ宝島』・『タイガーマスク・黒い魔神』・『魔法のマコちゃん』・『のりものいろいろ』の4本。
スタッフ(映画)
編集- 演出 - 吉田日出夫
- 企画 - 忠隈昌、笹谷岩男、籏野義文[2]
- 脚本 - 鈴樹三千夫
- 撮影 - 山田順弘
- 美術 - 福本智雄
- 音楽 - 小林亜星
- 作画監督 - 不破八束
脚注
編集- ^ 『読売新聞』読売新聞社、1970年9月9日付朝刊、23頁。
- ^ a b エンディングテロップでは「旗野義文」と表記。
- ^ 『懐かしのソノシート世界』朝日ソノラマ、1996年11月30日、61頁。
- ^ 『北海道新聞』1970年10月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1971年1月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1970年10月30日 - 12月25日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1970年10月2日 - 1971年3月26日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1970年10月24日 - 1971年4月14日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1970年10月2日 - 12月25日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1971年3月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『富山新聞』1971年4月21日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1971年3月3日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』1971年4月28日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1971年3月4日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1971年4月22日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』1971年3月5日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『産経新聞』(近畿D版)1970年10月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『中国新聞』1970年10月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『中国新聞』1970年10月15日付朝刊、テレビ欄。
外部リンク
編集TBS系列 金曜19:00 - 19:30 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ばくはつ五郎
(1970年4月3日 - 9月25日) |
キックの鬼
(1970年10月2日 - 1971年3月26日) |
帰ってきたウルトラマン
(1971年4月2日 - 1972年3月31日) |