アレックス・ミケルセン
アレックス・T・ミケルセン(Alex T. Michelsen, 2004年8月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アリソ・ビエホ出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス41位、ダブルス93位。身長193cm、体重79kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
| ||||
---|---|---|---|---|
2023年のミケルセン | ||||
基本情報 | ||||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||
出身地 | カリフォルニア州アリソ・ビエホ | |||
生年月日 | 2004年8月25日(20歳) | |||
身長 | 193cm | |||
体重 | 79kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2022年 | |||
ツアー通算 | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 1,779,517アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 3回戦(2024) | |||
全仏 | 1回戦(2024) | |||
全英 | 1回戦(2024) | |||
全米 | 2回戦(2023・2024) | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全英 | 1回戦(2024) | |||
全米 | 1回戦(2022・2024) | |||
4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||
全米 | 2回戦(2023) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 41位(2024年11月11日) | |||
ダブルス | 93位(2024年11月4日) | |||
2024年12月17日現在 |
選手経歴
編集ジュニア時代
編集2022年の全豪オープンジュニアでは、ダブルスでセバスチャン・ゴーズニーとペアを組み、優勝した[1] 。
高校卒業後はジョージア大学へ進学予定だったが、後にこれを取りやめプロ転向した[2]。
2022年 ダブルスでグランドスラム初出場
編集2022年8月の全米オープンのダブルスにてグランドスラム初出場。セバスチャン・ゴーズニーとペアを組み、1回戦でやふれた。
2023年 プロ転向、ATPツアー初出場、トップ100入り
編集2023年2月、ATPチャレンジャーツアーのジョージア・ローム・チャレンジャーで決勝に進出したが、ジョーダン・トンプソンに敗れた。
6月、マヨルカ選手権にラッキールーザーとして出場し、ATPツアー初出場を果たす。1回戦でクリストファー・ユーバンクスに敗れた。7月、チャレンジャーツアーのシカゴ大会決勝で清水悠太に勝利し、チャレンジャーツアー初優勝。同月末のホール・オブ・フェーム・オープンにてATPツアーで初となる決勝に進出したが、アドリアン・マナリノに敗れた[3]。この2週間後、予定していた大学進学を取りやめプロ転向した。8月、全米オープンのシングルスにワイルドカードで出場し、グランドスラムのシングルス初出場を果たす。1回戦でアルベルト・ラモス=ビノラスに勝利し、2回戦でニコラス・ジャリーに敗れた。同大会ではロビン・モンゴメリーとのペアで混合ダブルスにも出場し、1回戦で勝利した。
11月にチャレンジャーツアー2度目の優勝を果たし、ATPランキングでトップ100に浮上した。
2024年 全豪、全米3回戦進出、マスターズ初出場、トップ50入り
編集1月の全豪オープンでは3回戦に進出し、ATPランキングでトップ75入りを果たした[4]。
3月のBNPパリバ・オープンに初出場し、1回戦でハウム・ムナルに勝利。当時19歳であり、ATPツアー・マスターズ1000で勝利した史上最年少のアメリカ人選手となった[5]。マイアミ・オープンにも初出場し、1回戦で勝利した。
7月、ホール・オブ・フェーム・オープンで前年に続き決勝に進出したが、マルコス・ジロンに敗れた。
8月のシンシナティ・オープンで2回戦に進出し、ATPランキング52位に浮上した。同大会のダブルスではマッケンジー・マクドナルドとペアを組み、準優勝した。同月末のウィンストン・セーラム・オープンでは決勝に進出したが、ロレンツォ・ソネゴに敗れた。全米オープンでは2回戦に進出した。ジャパン・オープンではベスト8に進出した[6]。
成績
編集- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
シングルス
編集グランドスラム大会
編集大会 | 2023 | 2024 | 通算成績 |
---|---|---|---|
全豪オープン | A | 3R | 2–1 |
全仏オープン | A | 1R | 0–1 |
ウィンブルドン | A | 1R | 0–1 |
全米オープン | 2R | 2R | 2–2 |
ATPツアー決勝進出結果
編集シングルス:0勝3敗
編集
|
|
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 1. | 2023年7月24日 | ホール・オブ・フェーム | 芝 | アドリアン・マナリノ | 2-6, 4-6 |
準優勝 | 2. | 2024年7月22日 | ホール・オブ・フェーム | 芝 | マルコス・ジロン | 7-6(7-4), 3-6, 5-7 |
準優勝 | 3. | 2024年8月25日 | ウィンストン・セーラム | ハード | ロレンツォ・ソネゴ | 0-6, 3-6 |
ダブルス:0勝1敗
編集
|
|
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 1. | 2024年8月20日 | シンシナティ | ハード | マッケンジー・マクドナルド | マルセロ・アレバロ マテ・パビッチ |
2-6, 4-6 |
脚注
編集- ^ John, Andrew L.. “Orange County native Alex Michelsen wins singles, doubles at Easter Bowl in Indian Wells”. The Desert Sun. 2024年12月18日閲覧。
- ^ “Michelsen Turns Pro, Forgoing College Eligibility” (August 6, 2023). 2024年12月18日閲覧。
- ^ “Adrian Mannarino Ends Alex Michelsen's Dream Run, Wins Newport Title | ATP Tour | Tennis” (英語). ATP Tour. 2024年12月18日閲覧。
- ^ “#NextGenATP pair Michelsen, Shang charge into AO R3”. 2024年12月18日閲覧。
- ^ Tennis.com. “Alex Michelsen comes full circle at Indian Wells” (英語). Tennis.com. 2024年12月18日閲覧。
- ^ Mckirdy, Andrew (2024年9月28日). “Kei Nishikori advances to quarters at a Japan Open full of upsets” (英語). The Japan Times. 2024年12月18日閲覧。
外部リンク
編集- アレックス・ミケルセン - ATPツアーのプロフィール
- アレックス・ミケルセン - 国際テニス連盟
- アレックス・ミケルセン (@alex_michelsen) - Instagram