大山喬平

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大山 喬平(おおやま きょうへい、1933年5月7日[1] - )は、日本史学者、京都大学名誉教授。専門は中世農村史。京都市生まれ。

来歴

  • 1957年3月 京都大学国史学科卒
  • 1962年3月 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
  • 1963年10月 名古屋市立大学専任講師
  • 1964年4月 名古屋市立大学経済学部助教授
  • 1969年4月 大阪市立大学文学部助教授
  • 1971年4月 京都大学文学部助教授
  • 1981年7月 「日本中世農村史の研究」で 文学博士
  • 1985年4月 京都大学文学部教授
  • 1996年4月 京都大学大学院文学研究科教授
  • 1997年3月 京都大学を定年退官・名誉教授
  • 1997年4月 大谷大学文学部教授
  • 1999年4月 大谷大学文学部特別任用教授
  • 2004年4月 立命館大学COE機構招聘教授
  • 2007年3月 立命館大学退職

人物

大学では赤松俊秀林屋辰三郎に師事。[2]大阪市立大学名誉教授河音能平や一橋大学名誉教授の安丸良夫は京大での同期[3]。経済学者の大山敷太郎は父親。[4]

門下生

※同分野(荘園制・村落史を専門とするものに限る)

著書

  • 『日本の歴史 9 鎌倉幕府』小学館、1974
  • 『日本中世農村史の研究』岩波書店、1978
  • 『ゆるやかなカースト社会・中世日本』校倉書房、2003
  • 『日本中世のムラと神々』岩波書店、2012 

共編著

第3輯 細川頼之と西山地蔵院文書 思文閣出版、1988
第9輯 浄土宗西山派と三鈷寺文書、1992
  • 『中世荘園の世界 東寺領丹波国大山荘』思文閣出版、1996
  • 清水三男『日本中世の村落』馬田綾子共校注、1996 岩波文庫
  • 『東寺百合文書を読む よみがえる日本の中世』上島有、黒川直則共編 思文閣出版、1998
  • 『中世裁許状の研究』塙書房、2008
  • 『長楽寺蔵 七条道場金光寺文書の研究』村井康彦共編、法蔵館、2012
  • 『古代・中世の地域社会 「ムラの戸籍簿」の可能性』三枝暁子共編、思文閣出版、2018

記念論集

  • 『日本国家の史的特質 古代・中世』大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997
  • 『日本社会の史的構造 古代・中世』大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997

参考

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『日本中世農村史の研究』480頁
  3. ^ 『日本中世農村史の研究』480頁
  4. ^ 『日本中世農村史の研究』480頁
  5. ^ 『中世年貢制成立史の研究』452頁
  6. ^ 『日本中世の村落と荘園制』487頁
  7. ^ 『室町期荘園制の研究』495頁
  8. ^ 『日本中世の黎明』646頁
  9. ^ 『荘園制成立史の研究』1頁
  10. ^ 『日本中世の環境と村落』418頁