50
自然数
50(五十、ごじゅう、いそ、い、fifty)は自然数、また整数において、49の次で51の前の数である。
49 ← 50 → 51 | |
---|---|
素因数分解 | 2 × 52 |
二進法 | 110010 |
三進法 | 1212 |
四進法 | 302 |
五進法 | 200 |
六進法 | 122 |
七進法 | 101 |
八進法 | 62 |
十二進法 | 42 |
十六進法 | 32 |
二十進法 | 2A |
二十四進法 | 22 |
三十六進法 | 1E |
ローマ数字 | L |
漢数字 | 五十 |
大字 | 五拾 |
算木 |
性質
- 50 は合成数であり、正の約数は 1, 2, 5, 10, 25, 50 である。
- 50 = 12 + 72 = 52 + 52
- 2つの平方数の和2通りで表せる最小の数である。次は65。(オンライン整数列大辞典の数列 A025285)
- 2つの平方数の和 n 通りで表せる最小の数である。1つ前の1通りは2、次の3通りは325。(オンライン整数列大辞典の数列 A016032)
- 50 = 12 + 72
- 異なる2つの平方数の和で表せる14番目の数である。1つ前は45、次は52。(オンライン整数列大辞典の数列 A004431)
- 50 = 32 + 42 + 52
- 連続する3つの数の平方数の和で表せる数である。1つ前は29、次は77。
- 3連続平方和がハーシャッド数になる最小の数である。次は110。
- 3つの平方数の和1通りで表せる26番目の数である。1つ前は49、次は53。(オンライン整数列大辞典の数列 A025321)
- 異なる3つの平方数の和1通りで表せる13番目の数である。1つ前は49、次は53。(オンライン整数列大辞典の数列 A025339)
- n = 2 のときの 3n + 4n + 5n の値とみたとき1つ前は12、次は216。(オンライン整数列大辞典の数列 A074547)
- n から始まる n 連続整数の平方和で表せる数である。1つ前は13、次は126。(オンライン整数列大辞典の数列 A050410)
- 連続する3つの数の平方数の和で表せる数である。1つ前は29、次は77。
- 50 = 12 + (12 + 22) + (12 + 22 + 32) + (12 + 22 + 32 + 42)
- 50は最初から4番目までの四角錐数の和である。1つ前は20、次は105。(オンライン整数列大辞典の数列 A002415)
- 1/50 = 0.02
- 23番目のハーシャッド数である。1つ前は48、次は54。
- φ(n) = 50 をみたす自然数 n はないため、偶数の5番目のノントーティエントである。このような偶数では、1つ前は38、次は62。また、このような10の倍数では最小である。
- 偶数のノントーティエントがハーシャッド数になる最小の数。次は90。
- 各位の和が5になる6番目の数である。1つ前は41、次は104。
- 各位の積が0になる6番目の数である。1つ前は40、次は60。(オンライン整数列大辞典の数列 A011540)
- 九九で表せない5の倍数で最小の数。
- 50 = 2 × 52
- n = 2 のときの n × 5n の値とみたとき1つ前は5、次は375。(オンライン整数列大辞典の数列 A036291)
- n = 5 のときの 2n2 の値とみたとき1つ前は32、次は72。(オンライン整数列大辞典の数列 A001105)
- 2つの異なる素因数の積で p2 × q の形で表せる7番目の数である。1つ前は45、次は52。(オンライン整数列大辞典の数列 A054753)
- 50 = 72 + 1
- n = 2 のときの 7n + 1 の値とみたとき1つ前は8、次は344。(オンライン整数列大辞典の数列 A034491)
- n = 7 のときの n2 + 1 の値とみたとき1つ前は37、次は65。(オンライン整数列大辞典の数列 A002522)
- 50 = 12 + 22 + 32 + 62
- n = 2 のときの 1n + 2n + 3n + 6n の値とみたとき1つ前は12、次は252。(オンライン整数列大辞典の数列 A034488)
その他 50 に関連すること
- 50 の接頭辞:quinquaginti(拉)、pentaconta(希)
- ラテン語では quinquaginta(クィーンクァーギンター)。
- 100 の半分。そのため、百分率の習慣と関連して「半分」の意味で使われることが多い。例:「フィフティ・フィフティ」「五十歩(ごじっぽ)百歩」「明日の百より今日の五十」。
- 「50」という数、あるいは「50個」を「いそぢ」と呼んだ。この場合、「-ぢ」という接尾辞は「9」以下の「-つ」という接尾辞と同じである。後に「-ぢ」に「路」という字を当てて特に年齢について「-歳代」と理解されるようになった。
- 「五十日」を「いか」と呼んだ。この場合、「い」が「50」を表し、「-か(日)」は「いつか:五日」「むいか:六日」の「-か」と同じである。ここから「五十」を「いか」と読み、「五十嵐(いからし、いがらし)」「五十里(いかり)」等の表記が生まれた。「五十鈴:いすず」は「五十」を「い」と読む例である。
- 五十音:日本語の音の数。
- 五十州:アメリカ合衆国の州の数。
- アメリカ合衆国の50番目の州はハワイ州である。
- ローマ数字では 50 は L で表される。
- 50年祭には、金が記念品として使われたり、形容詞とされることが多い。たとえば、結婚50周年の祝いを金婚式という。
- 論語に由来する言葉で、50歳を知命という。
- 原子番号 50 の元素はスズ (Sn)。
- 偏差値で 50 は平均値を意味する。
- 第50代天皇は桓武天皇である。
- 日本の第50代内閣総理大臣は吉田茂である。
- 大相撲の第50代横綱は佐田の山晋松である。
- 第50代ローマ教皇はアナスタシウス2世(在位:496年11月24日~498年11月19日)である。
- 国鉄50系客車は日本国有鉄道最後の新造客車である。
- 国道50号(群馬県前橋市~茨城県水戸市)
- 五十騎備は兵法の1種。
- 易占の六十四卦で第50番目の卦は、火風鼎。
- クルアーンにおける第50番目のスーラはカーフである。
- 12.7x99mm NATO弾 (.50 BMG) を使用するブローニングM2は「フィフティー・キャリバー」と呼ばれる。
- 旧約聖書
- 創世記において主がソドムの町を滅ぼす前にアブラハムとの会話で50人の記述がある。
- 主は言われた。「もしソドムの町に正しい者が五十人いるならば、その者たちのために、町全部を赦そう。」(創世記 18.26)
- 旧約聖書において、50年目の年はヨベルの年である。
- 「あなたは安息の年を七回、すなわち七年を七度数えなさい。七を七倍した年は四十九年である。その年の第七の月の十日の贖罪日に、雄羊の角笛を鳴り響かせる。あなたたちは国中に角笛を吹き鳴らして、この五十年目の年を聖別し、全住民に解放の宣言をする。それが、ヨベルの年である。あなたたちはおのおのその先祖伝来の所有地に帰り、家族のもとに帰る。」(レビ記 8節~10節)
- 創世記において主がソドムの町を滅ぼす前にアブラハムとの会話で50人の記述がある。
- 五十嵐(いがらし/いからし)は日本人の姓のひとつ。
- 日本野球機構(NPB)における現役最年長記録は、元中日ドラゴンズの投手・山本昌の50歳。
関連項目
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- 51 - 52 - 53 - 54 - 55 - 56 - 57 - 58 - 59
- 紀元前50年 - 西暦50年 - 1950年 - 昭和50年
- 名数一覧
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