余部埼灯台
兵庫県美方郡香美町にある灯台
余部埼灯台(あまるべさきとうだい)は、兵庫県美方郡香美町(旧城崎郡香住町)に立つ白亜の灯台である。設置位置の標高が274m、灯火の標高が284mで全国一の高さ。ただし、塔頂までの高さでは北海道島牧村にある茂津多岬灯台が全国一となる。
余部埼灯台 | |
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航路標識番号 [国際標識番号] | 0963 [F7283.5] |
位置 | 北緯35度39分57秒 東経134度32分18秒 / 北緯35.66583度 東経134.53833度座標: 北緯35度39分57秒 東経134度32分18秒 / 北緯35.66583度 東経134.53833度 |
所在地 | 兵庫県美方郡香美町香住区御崎 |
塗色・構造 | 白色 塔形(円形) コンクリート造 |
レンズ | 第3等大型フレネル式 |
灯質 | 単閃白光 毎15秒に1閃光 |
実効光度 | 920,000 cd |
光達距離 | 23.0海里(約43km) |
明弧 | 70度から314度まで |
塔高 | 13.91 m (地上 - 塔頂) |
灯火標高 | 284.15 m (平均海面 - 灯火) |
初点灯 | 1951年(昭和26年)3月25日 |
管轄 |
海上保安庁 第八管区海上保安本部 |
初代建設当時は道路が通じておらず、最寄りの船着き場から人力で資材を運搬し、完成に2年を要した。地元では、御崎灯台と呼ばれる。
歴史
交通
その他
灯台のある伊笹岬は、1185年の壇ノ浦の戦いで敗れた平家の武将[[門脇宰相教盛>平教盛]](清盛の弟)らがこの地に逃れてきたといわれる平家伝説の地である。
ここは山陰海岸が一望でき景観に優れる。天気がよければ丹後半島まで見渡せる。