九後汰一郎
九後 汰一郎(くご たいちろう、1949年3月-)は、日本の理論物理学者。京都大学基礎物理学研究所教授。専門は素粒子論。理学博士(京都大学 1976年)。京都府京都市出身。本名は九後太一(くご たいち)。研究者としては汰一郎を使用。
略歴
- 1971年-京都大学理学部物理学科卒業。
- 1976年-京都大学大学院理学研究科博士課程修了。
- 1977年-マックス・プランク物理学・宇宙物理学研究所(ミュンヘン、ドイツ)研究員。
- 1978年-京都大学理学部助手。
- 1981年-京都大学理学部助教授。
- 1993年-京都大学理学部教授。
- 2003年-京都大学基礎物理学研究所教授。同研究所第8代所長(2003年4月1日-2007年3月31日)
- 2011年-京都大学基礎物理学研究所第10代所長(2011年4月1日-現職)
受賞
著書・訳書
- 『ゲージ場の量子論I, II』 新物理学シリーズ(培風館)、1989年 ISBN-10:4563024236、ISBN-13: 978-4563024239
- 『物理学におけるリー代数-アイソスピンから統一理論へ』H. ジョージアイ著、九後汰一郎翻訳、物理学叢書(吉岡書店)、1990年 ISBN-13: 978-4842702308