九後汰一郎

これはこのページの過去の版です。Libertas (会話 | 投稿記録) による 2011年7月3日 (日) 08:15個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

九後 汰一郎(くご たいちろう、1949年3月-)は、日本の理論物理学者京都大学基礎物理学研究所教授。専門は素粒子論理学博士京都大学 1976年)。京都府京都市出身。本名は九後太一(くご たいち)。研究者としては汰一郎を使用。

略歴

  • 1971年-京都大学理学部物理学科卒業。
  • 1976年-京都大学大学院理学研究科博士課程修了。
  • 1977年-マックス・プランク物理学・宇宙物理学研究所(ミュンヘン、ドイツ)研究員。
  • 1978年-京都大学理学部助手。
  • 1981年-京都大学理学部助教授。
  • 1993年-京都大学理学部教授。
  • 2003年-京都大学基礎物理学研究所教授。同研究所第8代所長(2003年4月1日-2007年3月31日)
  • 2011年-京都大学基礎物理学研究所第10代所長(2011年4月1日-現職)

受賞

  • 1980年-仁科記念賞(「非可換ゲージ場の共変的量子化の理論」の業績に対して。小嶋泉と共同受賞)

著書・訳書

  • 『ゲージ場の量子論I, II』 新物理学シリーズ(培風館)、1989年 ISBN-10:4563024236、ISBN-13: 978-4563024239
  • 『物理学におけるリー代数-アイソスピンから統一理論へ』H. ジョージアイ著、九後汰一郎翻訳、物理学叢書(吉岡書店)、1990年 ISBN-13: 978-4842702308