こんにちは!奥さん2時です
こんにちは!奥さん2時です(こんにちは・おくさん2じです)は1975年4月-1977年3月の2年間、東京12チャンネル(現・テレビ東京)とサンテレビジョン、近畿放送の3局共同制作で放送された主婦向けの情報ワイドショー番組。
概要
この番組の原点は1970年4月に始まった「ファミリースタジオ230」という番組で、当時ネットワーク関係にあった東京12chと毎日放送(注・現在もMBSはテレビ東京の筆頭株主の一)が共同で曜日分担して製作したのが始まりとされている。その後、これを30分拡大し14時スタートにした「奥さん!2時です」が同年10月から開始。引き続き共同制作の体裁をとって放送し続ける。
しかし、1975年3月30日実施のネットチェンジによる系列局の整理により、MBSと東京12chのネットワークは番組販売で残った一部を除き解消され、以後はJNNの西日本の系列局中心によるブロックネット番組「スタジオ2時」に移行した。
その後、東京12chは近畿地方での実質的な系列局として同時ネットを積極的に行っていた近畿放送とサンテレビに共同制作番組の企画を打診。月・木・金曜は東京12ch、火曜はKBS、水曜はSUNがそれぞれ製作を曜日ごとに分担して生活情報やゲストとのインタビューを放送した。特にKBS/SUNの出演者・スタッフはMBS版「奥さん!2時です」のそれを引き続いて起用したことから、系列局を変えた続編という位置づけにもなった。
司会
終了後
この番組が終了した後も、この3局共同制作の「2時ワイド」は継続され、「ハーイ2時です」「2時の奥様情報」「奥さん2時です」(実質第2期)「ティー・タイム2時」が放送された1980年ごろまではこの体裁が続いたが、1981年ごろ放送された「平光淳之助のひるワイド・2時の家庭百貨」はネット関係は維持されたがKBS・SUNからの製作放送が終了し、全曜日とも東京12ch発となり、テレビ大阪開局を半年前にした1981年9月に終了となったためこれが3社ネットによる最後の「2時ワイド」となる。
出典
- Ryu's Diary ~MUSIC・TV・LANDSCAPE~ No.164-あの日のテレビ・ラジオ欄(1971(昭和46)年4月28日(水)編)② 東京12チャンネル