オーフス
オーフス(Århus)は、コペンハーゲンに続くデンマーク第二の都市である。人口は約29万人。1928年に創設されたオーフス大学でも知られる。
オーフス Århus | |
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位置 | |
オーフスの位置 | |
座標 : 北緯56度09分 東経10度13分 / 北緯56.150度 東経10.217度 | |
行政 | |
国 | デンマーク |
地域 | 中央ユラン地域 |
市 | オーフス |
地理 | |
面積 | |
市域 | 91 km2 (35.1 mi2) |
人口 | |
人口 | (2010年現在) |
市域 | 242,914人 |
人口密度 | 2,636人/km2 |
その他 | |
等時帯 | 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1) |
夏時間 | 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2) |
公式ウェブサイト : http://www.aarhuskommune.dk |
地勢
ユラン半島(ユトランド半島)の東岸、オーフス湾に面した港湾都市である。農作物の他、石炭や鉄もこの港から主に輸出される。近隣の都市としては、約100キロ北にオールボー、85キロ南のフュン島にオーデンセが位置する。
歴史
948年に、司教座がおかれた。北海、バルト海交易の隆盛とともに発展し、14世紀にペストが大流行した際も、さほどの人口減少はみられなかった。16世紀から17世紀にかけては、その人口はコペンハーゲンを上回っていた。
19世紀に、コペンハーゲンやハンブルクの支配から離れて、より独立的な街となった。19世紀初頭、ユトランド半島で3番目に大きな街であったが、1940年にラナースを上回り、1850年には半島最大で、デンマーク国内で2番目の規模となった。 港が拡張され、鉄道網が整備されて、街は繁栄し続けた。「ユトランド半島の文化的な都」を自称するように、国立図書館、大学、オーフス劇場、病院などの数多くの文化的施設が建てられた。
文化
オーフスはユトランド半島の文化の中心地である。学生も多く、若者達が様々な文化的活動の一端を担っている。市内には500件以上のカフェのほか、博物館・遊園地・映画館もある。また、毎年アート・フェスティバルであるAarhus Festugeや、国際的なジャズ・フェスティバルも開催されている。
旧市街には多くの歴史的建造物があり、観光客を集めている。
オーフス郊外に、デンマーク消防博物館がある。数十台の消防車や、古い消防器具などが展示されており、この種の博物館としては世界最大級の規模とされる。また、同じく郊外にあるモースゴー先史博物館では、グロウバレマン(Grauballemand)と称される2000年前の炭化死体が展示されている。
教育
- オーフス大学
- オーフス工科大学
交通
市中心部から約35km北東にオーフス空港がある。空港は郊外部にあり、ターミナルビル1つの小規模な空港であるが、北欧各地と航空路が開設されている。
オーフス出身の人物
- オーレ・レーマー:天文学者
- ビャーネ・ストロヴストルップ:科学者
- マルティン・ヨルゲンセン:サッカー選手
姉妹都市
外部リンク
- 街の公式ホームページ(デンマーク語、英語、ドイツ語)
- デンマーク消防博物館(デンマーク語)
- モースゴー先史美術館 - (デンマーク語、英語、グロウバレマンの写真もホームページ内に掲載)