バンドエイド

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バンドエイドは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社(Johnson & Johnson)が製造・販売しているガーゼ付き絆創膏(ばんそうこう)の商品名である。一般に「バンドエイド」の語をもって絆創膏を指すことも多い。

概要

通常、切り傷擦り傷などを手当てするには、

  1. まず流水洗浄をして、
  2. そして消毒をして、
  3. そこに消毒薬を染みこませたガーゼを当て、
  4. その上から絆創膏を貼る

のだが、バンドエイドは絆創膏にすでにガーゼが張ってあるので、3番目と4番目を一気に行える。

これは1920年に当時ジョンソン・エンド・ジョンソン社の社員であったアール・E・ディクソンが開発した。彼は当時妻のジョセフィンとの新婚生活を送っていたが、結婚したてで台所仕事に不慣れであったジョセフィンは度々手に火傷切り傷を負っていて、その度に彼は彼女にガーゼと粘着テープで手当てを行っていた。そして自分が留守の時にも彼女が一人で簡単に手当てできる包帯を作ろうと思い立った彼は、適当な長さに切ったテープにガーゼを貼り綿布をあてたもの考案した。こうしてバンドエイドは誕生したのである。

関連商品

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、2004年には創傷治療における近年の潮流である閉鎖療法湿潤療法とも)の考え方に基づく「キズパワーパッド」を発売し、新たな分野を切り開いた。

最近では、救急ばんそうこう・新救急医療用具・ファーストエイド製品・殺菌消毒薬・フットケア製品などさらに充実した品揃えとなっている。

応用例

  • マラソンに出場する男子選手が乳首に貼って乳首擦れを防止する使い方もある。(→ニプレス

関連項目

外部リンク