ナス物産
ナス物産株式会社(なすぶっさん、英文名称:NAS TRADING CO.,LTD.)は、東京都中央区日本橋大伝馬町に本社をおく、日本冶金工業(NAS)グループのステンレス商品を中心とした専業メーカー並びに専門商社である。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町14-17 |
設立 |
1946年(昭和21年)3月(上野産業株式会社) 創業は1872年(明治5年)4月25日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 7010001064037 |
事業内容 | ステンレス鋼板・ステンレス帯鋼のスリット・レベラー・シャー(シャーリング)・プラズマ及びレーザー加工品の製造、並びにそれらを含むステンレス加工品、ステンレス鋼製造のための原料及び資材、木材加工品及び各種梱包資材の販売 |
代表者 | 橋之口 真(代表取締役社長) |
資本金 | 7億8500万円 |
売上高 |
473億4,800万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
12億700万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
12億4,400万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
8億4,100万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
286億3,900万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 200名 |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 日本冶金工業 100% |
外部リンク | http://www.nas-trd.co.jp/ |
概要
編集ステンレス専業メーカーとして国内最大手である日本冶金工業の連結子会社である。NASブランドのステンレス特殊鋼・ステンレス加工品、ステンレス鋼製造のための原料・資材(フェロアロイ、スクラップなど)を扱う、ステンレス鋼の専門商社。「NAS(ナス)」とは、「Nippon-Yakin Austenite Stainless Steel」の略で、日本冶金工業が製造するステンレス鋼の商標。社名はこれに由来する。
明治5年(1872年)に創業された「上野半兵衛商店」が前身で、その後、1954年に日本冶金工業の系列に入り、1978年には現社名に変更した。
北海道から九州まで日本全国を網羅する営業網を構築しており、また2つのコイルセンター(中部=愛知県、関西=大阪府)を保有し、加工機能を有した専門商社という点が大きな特長である。
その他
編集当社と同じく上野半兵衛商店を前身に持つステンレス専門商社に、株式会社UEXがある。UEXの現在の小田保中名誉会長の曽祖父が、上野半兵衛商店創始者・上野半兵衛だが、1950年に上野半兵衛商店の上野雄司・専務取締役らが「株式会社雄司商店」を設立したことにより、枝分かれした。
事業所
編集経営
編集株主
編集沿革
編集- 1872年 - 東京・神田材木町にて上野半兵衛が、当社の前身である鉄鋼商上野半兵衛商店を創業。
- 1938年 - 特殊鋼第2次製品協会指定問屋、中間鋼指定問屋、磨帯鋼指定問屋等、各種の指定を受ける。
- 1946年 - 法人化し、上野産業株式会社となる。
- 1954年 - 日本冶金工業のグループ会社となる。
- 1959年 - 日本冶金工業の国内総代理店となり、上半商事株式会社に改称。
- 1978年 - 社名をナス物産株式会社に変更。
- 1999年 - 物流を担っていたナスロジテム株式会社と合併し、商流と物流を一元化。
- 2000年 - 加工機能を有した顧客密着型の営業展開をはかるため、日本冶金工業グループのコイルセンターである株式会社ナビック[2]と合併。
- 2003年 - 環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得。
- 2005年 - 上海事務所(那斯物産株式会社)を開設。
- 2006年 - 品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得。
ナス物産グループ
編集脚注
編集関連項目
編集- 日本冶金工業(ナス物産の親会社)