「岩田愛之助」の版間の差分

[[1928年]][[松木良勝]]らとともに、[[反共]]・積極的大陸政策を唱えた[[右翼団体]]・[[愛国社 (1928年-)|愛国社]]を結成する。[[1930年]]11月に団員の[[佐郷屋留雄]]による[[濱口首相遭難事件|濱口首相襲撃事件]]が起こるが、佐郷屋は愛国社の関与を否定した。後に佐郷屋は岩田の娘婿となる。その後[[1931年]]に[[神奈川県]]に愛国社生田村塾を開いて子弟の教育に当たった他、愛国学生連盟・愛国青年連盟・愛国法曹連盟・愛国労働連盟などを結成し、[[満州事変]]を支持した{{efn|愛国学生連盟・愛国青年連盟・愛国法曹連盟は機関誌として合同で『帝国新聞』を発行した<ref>[[太田伝太郎]][https://dl.ndl.go.jp/pid/1886663/1/32 ''『司法研究』'']《報告書第20集5 新聞と其取締に関する研究》。司法省調査課。1936年。</ref>。愛国法曹連盟の創立者は[[林逸郎]]、[[門岡知良]]、[[草野正慶]]、[[伊藤清 (法律家)|伊藤清]]で<ref>田辺三郎,、小杉賢二、岡野忠弘[https://dl.ndl.go.jp/pid/1042966/1/47 ''『愛国運動闘士列伝』'']。新光閣。1936年。</ref>、理事の五十嵐治孝は公職追放となった<ref>[https://dl.ndl.go.jp/pid/1276156/1/390]。</ref>。}}<ref>堀幸雄[https://rnavi.ndl.go.jp/mokuji_html/000002146256.html ''『右翼事典』'']。三嶺書房。1991年。</ref>。[[1937年]]には[[井田磐楠]]・[[入江種矩]]らと[[国際反共連盟]]、[[葛生能久]]らと対支同志会を結成して[[暴支膺懲]]を叫び、さらに[[上海]]に「岩田公館」を設けて対支工作に当たった。