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なお、[[大阪市]]内にも同様に、家庭内などに居場所がない若者が集う場所が[[道頓堀]]の[[戎橋]]付近にあり、近在に著名な[[道頓堀グリコサイン|グリコの大型広告看板]]がある事から「グリ下」と呼ばれ、「トー横」同様に警察などが対策に乗り出している<ref>{{Cite web|author=中井芳野|url=https://www.sankei.com/article/20211120-UFWKCUFTL5O7JJ42LKYJO3JFUE/|title=「グリ下」に「トー横」たむろする少年少女(1ページ目)|website=産経WEST|publisher=産経新聞社|date=2021-11-20|accessdate=2021-11-28}}</ref>。また、[[名古屋市|名古屋]]でも[[繁華街]]の[[栄 (名古屋市)|栄]]にある[[ドン・キホーテ (企業)|ドンキホーテ]]周辺で若者がたむろすることから名古屋版トー横として「ドン横」と呼ばれる<ref>{{Cite web |title=“ドン横の王”摘発 逮捕前には少女ら集めてピザパーティー…歌舞伎町「トー横キッズ」の名古屋版「ドン横キッズ」とは {{!}} TBS NEWS DIG(2ページ) |url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/63688 |website=TBS NEWS DIG |access-date=2022-06-07 |language=ja}}</ref>。[[2022年]]には「ドン横の王」を自称する[[インフルエンサー]]が逮捕された<ref>{{Cite web |title=“ドン横の王”摘発 逮捕前には少女ら集めてピザパーティー…歌舞伎町「トー横キッズ」の名古屋版「ドン横キッズ」とは |url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/63688 |website=TBS NEWS DIG |access-date=2022-06-07 |language=ja}}</ref>。その他、[[福岡市|福岡]]の繁華街[[天神 (福岡市)|天神]]の[[警固公園|警固界隈(けごかいわい)]]キッズ等、地方版トー横キッズが全国に広がっている。
 
[[2021年]]、歌舞伎町で発生した傷害致死事件で犯人グループが「トー横キッズ」とされたが、主犯の26歳の男は被害者と同じボランティア団体「歌舞伎町卍会」の元メンバー(違反行為により脱退・副総長だったと言われている)であった<ref>{{Cite web|url=https://times.abema.tv/articles/-/10007394|title=「“トー横キッズ”とひとくくりにしないで」歌舞伎町の傷害致死事件をめぐる報道に、現場を知る人々から懸念の声|website=ABEMA Times|publisher=ABEMA Prime|date=2021-12-01|accessdate=2021-12-04}}</ref>。2022年6月には同じ「歌舞伎町卍会」の代表で「ハウル」と名乗る32歳の男が、未成年淫行により逮捕された。この人物は会の代表を名乗り、炊き出しを行うなどしていたと言われている。この人物は逮捕直前のの3月にテレビ局から取材を受けてインタビューするなどもしていた。事態を重く見た歌舞伎町卍会は解散した。
 
これら一連の事件を重く見た警察は、午後11時以降に外出している未成年を一斉に摘発したり、ホテルの見回りを行うなどして2021年から2022年にかけてトー横界隈の取り締まりを強化し始めた。現在、トー横キッズと呼ばれる若者達は代替わりをしたと言われ、摘発を逃れるべく新天地を求めて移動し始める者も出始めた。屯する主な場所も従来の東宝ビル横からシネシティ広場前へと移り始めており、一部では「トー横第2世代」と呼ばれ、歌舞伎町卍会に変わる新たなボランティア団体も現れ始めているとされる。この広場前には2023年4月に歌舞伎町タワーの開業が予定されており、タワー一帯の治安の悪化等が懸念されている。また、新天地を求めてトー横とは縁を切ったものの行く当てもなく歌舞伎町内を彷徨い続ける者や、流浪の果て、最終的に再びトー横へと戻って来る者もいると言われているが、詳しい実態は未だよく分かっていない。