「姫のためなら死ねる」の版間の差分

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: 結婚前から既にプレイボーイとして名をはせていた道長には全く興味が無く、要領だけで生きてきて出会って2秒で抱こうとする男との結婚は無理と言い切っていたが、貴子に口説かれて結婚となった経緯がある。対して道長は自分に全く興味がない初めての女性である事を気に入っていた。
: そんな打算的に決まった結婚ではあったが女に手を出しまくる道長の事を許容し、自分が正妻なら浮気してもいいと言ったり女房達の間では何だかんだ道長の事が好きである、ともっぱらの話題となっていて夫婦仲は悪くない様子で娘の彰子も可愛がっている。
: 基本的に道長に手厳しく、呪いにびくともしなかった道長が部屋を覆いつくす程の呪いに圧倒されて寝込んだ時も、瀕死にならないと学ばないからと冷静にあえて放置したり、うっかり愚痴を呪いに上乗せしてしまったりと彰子共々容赦がない。
; [[菅原孝標女]](すがわら の たかすえ の むすめ)
: 更級日記の作者にして彰子の女房。源氏物語を全巻暗記するほどこよなく愛するオタク少女。源氏物語を読みたい一心で自ら等身大の仏像を彫り上げ拝み倒した、夢に出てきた僧侶に源氏物語だけに熱中せず法華経の勉強を促されたが全力で拒否するという、いかれたエピソード(実話)の持ち主。ただ僧侶の件については後年反省の弁を書き残している。大人しそうな雰囲気に反して、源氏物語や紫式部のこととなると非常に積極的になり、紫式部目当てに彰子の女房となったほど。源氏物語への度を越した執着ぶりから、紫式部からは迷惑がられているが、本人は自覚していない。リア充である和泉式部のことは苦手。
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: 倫子専属の陰陽師。素顔を仮面で隠しており、素性も不明である。仮面に顔文字のような表情が現れることで感情を表現する。占いや式神の召喚、呪い、天気予報、天候操作など陰陽師としての能力は本物だが、普段は倫子や主上、彰子と戯れていることが多く、陰陽師として真面目に仕事をすることは少ない。
: 安倍晴明の女体化でないことが単行本にて言及されている。
: 何かとトラブルを招き、それに巻き込まれる事が多い清少納言にはトラブルメーカーとして認知されており、また怪我や病気の治療のための祈祷が胡散臭いと言う理由で全く信用されていない。
: 和気の人とは幼少の頃から知り合いだが、仕事内容が被る上に知識と理論派の和気の人に対して祈祷と呪術の安部の人と仕事のやり方も真逆で全くそりが合わず、苦手意識がある。
: 単行本12巻では祈祷や呪術を馬鹿にされた事に拗ねて、陰陽師から倫子の女房へと転職し、顔も平安風の別人となって新たな仕事を始めた。ノリで転職したものの、案外女房としても仕事が出来そうな事に倫子は腹を立てていた。
 
=== 主上周辺 ===
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: 道隆と貴子の子で定子の兄。定子を激しく溺愛しており、清少納言が女房になったと聞いた時は彼女が相応しいかどうか試そうと中宮まで足を運ぶほど。極度の構われたがりで貴子から妹が新しい女房を雇ったことを自分だけ知らされてなかったことにショックを受けていた。定子自身は本心から伊周を嫌っているわけではないが「いい加減に妹離れしてほしい」と思っている。貴子の策略で清少納言とお見合いした時は良い雰囲気とノリに流されそうになった。
: 叔父である道長とは「生理的に合わない」者同士。発言から見るに[[童貞]]であると思われる。
; [[和気氏|和気の人]](わけ の ひと)
: [[典薬寮]]の役人で宮中の健康管理や薬の調合、医療を行う。陰陽師の安部の人と同じく医療を担当するが、こちらは知識と経験に基づく針や按摩、薬事療法を駆使した医術を施し、最後の一押しとしての呪禁も行う。
: 顔の下半分をマスクで隠しており、素顔は不明で安部の人の祈祷に不信を抱いた清少納言に貴子が紹介した。
: 腕を骨折した少納言に添え木を包帯で巻いて三角巾をして固定、鎮痛剤の処方、牛乳で作った蘇の摂取の提案と近代的な治療を施し、まじないの類を信用しない事で意気投合する。
: 呪術や祈祷を一切信用しておらず、結果には原因があり天命を待つよりそれを解明する方が早いと言う現実的な思考の持ち主。そのため陰陽師と共に宮中で医療を担当するものの、アプローチが真逆なため対立しがちで安部の人とは幼少期からしょっちゅう衝突していた。
: 穏やかで良識的な人物に見えるが、好奇心が行き過ぎて暴走する事があり、一度折れた骨は強く太くなるのか確かめるためにもう一度手斧で少納言の腕を折ってもいいかとお願いする、閉じ込めた大量の道長の呪いと悪霊の力で勝手に動き始めた人形を見るや、動くからくりを解明するために刃物で人形を解体しようとするなど、悪霊が逃げる程の狂気の持ち主。
 
== 書誌情報 ==