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'''MSX2+'''(エム・エス・エックス・ツープラス)とは[[MSX]]規格の一つで、[[1988年]]に発表された。
 
[[MSX (初代規格)|MSX1]]から[[MSX2]]へは大幅にグレードアップしたのに比べ、グラフィック機能の小改造や一部オプション規格の標準化にとどまるMSX2.5とも言うべき規格であり、MSX3の名称は冠されなかった。後継規格は新CPUの搭載を強調する意図で[[MSXturboR]]と名付けられ、これをもって一連のMSX規格は終焉を迎えたため、MSX3の名称は幻となった。
 
== 主な仕様 ==
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発売された機種は全てキーボード一体型となり、セパレートタイプのマシンは発売されなかった。また、規格の上では必須ではないが大半の機種でFDDを1~2基搭載していたことから、供給ソフトのメディアの主流は完全にROMから価格の安いFDへと置き換わった。
 
MSX2の拡張オプションの標準実装化が多い規格のため、MSX2に各種オプションカートリッジを実装することで、VDP以外はほぼMSX2+相当の機能に出来た。VDPの新機能も、自然画モードは写真などの静止画に特化した仕様のため有効活用される場面は少なく、横スクロール機能もMSX2でも制限・制約付きながら実現されており、MSX2+のアドバンテージは然程大きくなかった。そのためMSX用ソフトウェアは2+発売以降も「要・漢字ROM」等の但し書き付きの)MSX2MSX2対応がメインとなり続け、MSX2+専用ソフトは殆ど発売されなかった。
 
== 参入したメーカーと発売した機種 ==