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民放ラジオでは2008年の北京オリンピックまで一部の競技<ref group="注釈">男女マラソンなど。</ref> で全局同時実況中継を実施していたが、2012年のロンドンオリンピックでは全局同時実況中継がなくなり、実況中継の放送は各局の判断(任意ネット)となった。そのため、ロンドンオリンピックは実況中継は在京局中心の放送となり、多くの放送局では全局へ配信される民放ラジオ統一番組<ref group="注釈">事前番組の『ロンドンオリンピック インフォメーション』、『ロード・トウー ロンドンオリンピック』と、大会期間中に放送される『ロンドンオリンピック ハイライト』、『ロンドンオリンピック リポート』、『トゥデーズ ロンドンオリンピック』の計5番組。</ref> を除き放送しなくなった<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.j-ba.or.jp/category/topics/jba100797|title=ロンドンオリンピック統一番組を全国民放ラジオ100局で放送します|publisher=一般社団法人日本民間放送連盟|date=2012-06-25|accessdate=2014-07-12}}</ref>。この体制は2016年のリオデジャネイロオリンピックも同様である<ref>{{Cite press release|和書|title= (報道発表)リオデジャネイロオリンピックの民放ラジオ統一番組について |publisher= 日本民間放送連盟ラジオ委員会|date= 2016-6-30|url= https://www.j-ba.or.jp/files/jba101902/【報道資料】リオデジャネイロオリンピックラジオ放送実施概要.pdf|format= PDF|language= 日本語|accessdate= 2016-6-30}}</ref>。2021年に行われた東京2020オリンピックでは男子マラソンの実況中継を民放ラジオ全99局が同時放送を行い、13年ぶりにオリンピックの全局同時実況中継が復活することになった<ref name=":2">{{Cite web|和書|url=https://j-ba.or.jp/files/jba105495/【報道資料】民放ラジオ99局が統一番組を放送_決定稿_WEBサイト用★.pdf|title=東京2020オリンピック民放ラジオ99局が統一番組を放送|accessdate=2021-07-25|website=日本民間放送連盟ラジオ委員会|date=2021-06-21|format=PDF}}</ref>。
 
なお、NHKにおけるラジオ中継は、夏季大会はテレビと同じく現地に派遣されたNHK・民放のアナウンサー・解説者の連合チームで担当しているが、冬季はNHK独自の放送となっており、自国開催で夏季と同様の民放との合同体制である[[1972年札幌オリンピック]]と[[1998年長野オリンピック]]を除き、アナウンサー、解説者はJCとは別に派遣されたラジオ専従のスタッフが担当する。[[2022年北京オリンピック|2022年北京冬季五輪]]では、一部の種目では、総合テレビのハイライト出演の都合により、実況者だけを現地に出向かせて、専門解説者は東京のスタジオからのカラ出張出演となった例<ref group="注釈">[https://www.nhk.jp/timetable/270/radio/20220212/daily/afternoon/ 2022年2月12日・ラジオ第1 16:55-19:00「スピードスケート 女子団体パシュート・準々決勝ほか(中継)」]に出演した[[岡崎朋美]]は、競技終了後の[https://www.nhk.jp/timetable/270/tv/20220212/daily/midnight/ 同2月13日・総合テレビ0:00-0:45(12日深夜)「北京オリンピックデイリーハイライト」]にそのまま出演している。</ref>があった。
 
=== パラリンピック中継 ===