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==魔導具==
400年前、[[火影]]忍軍の一員であった虚空と海魔の二人が作り出した魔力を持つ道具。非常に多くの種類が存在しており、1種類につき1つのもあれば複数量産されたものもある。大抵文字の書いてある「核」が存在し、「核」が破壊されない限りは再生できる(例:磁生の“磁双刀”は再生したが、音遠の“不協和音”は核が破壊され以降二度と現れていない)。無論、魔導具の形状・能力によっては核が無い場合(魔導具自体に文字が書いてある)や核のみといった場合がある。また、アニメのみに登場した原作に登場しないものもある。
 
虚空と海魔の道具には顕著な違いが見られ、虚空は人を「生かす・守る魔導具」を、海魔は人を「殺す・殺戮のための魔導具」を作り続けた。なお、登場した魔導具の中で“風神”・“閻水”・“土星の輪”・“鋼金暗器”・“鉄丸”は虚空の作品、“石冑”・“雷神”・“氷魔閻”・“天堂地獄”は海魔の作品であることが分かっている。
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どの魔導具も同様に「魔力」を力の源とし、柳や桜姫の「治癒の力」とは対極のものであるため、その力に晒されると壊れてしまう。故に天堂地獄が治癒能力者である柳を吸収する際には、彼女の精神力を弱らせる必要があった。
 
天堂地獄が破壊された際、すべての魔導具は役目を終え消滅した。
 
===序盤===
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:風子が所有する魔導具(籠手型)。虚空の作品。魔導具の中でも上級に位置し、魔導具自体が意思を持っている(雷覇曰く、かつては雷神と並んで最高傑作と謳われた「自然現象発生型」の魔導具)。その具現化した姿はふわふわの毛皮に覆われた、リスと兎と猫が混ざったような小動物。風子が初めて手にした時にはその力の源である「風」の文字の書かれた核がなく、予備としてはめられていた4つの風の小玉で最低限の力を発揮していた。風子は核の入るべきところに「鬼の爪」の核をはめ込み、合成魔導具「風の爪」として使用していた。4つの小玉はそれぞれに風神のコピーが入っており、一度だけ具現化して使用できる。「雷神」とは対の関係。
;閻水(えんすい)
:水鏡が使用する魔導具(剣の柄型)。氷紋剣とともに水鏡家に伝わってきた魔導具。虚空の作品。「水」の属性を持ち、本体(小さな刃の部分)に触れている水を自在に操る(修練を積み、一旦刃として成型すれば閻水本体から離しても自在に操ることができる)。刃を氷にして物を凍らせたり、水蒸気を使って分身を作ったりも可能。ペットボトル程度の水でも充分な刃を形成できるが、プールの水までも操ることができ、「決して折れない」刃を作り出す。また液体状のものなら何でも操ることが可能で、中では血液を刃にするという切り札で勝利を手にしたこともある。「氷魔閻」とは対の関係。
;土星の輪(どせいのわ)
:土門が所有する「土」の属性を持つ身体強化魔導具。虚空の作品。土門は[[鼻ピアス]]のリングとして使用しているが本来は指輪。魔導具を持たない土門を心配してひそかに陽炎がすり替えていた。使用すると常人とはかけ離れた怪力を発揮できる。
;鋼金暗器(こうごんあんき)
:小金井の所有する武器型魔導具。虚空の作品。「一型」から「六型」まで6つの形態に変形させることのできる武器。基本的には「一型」から「二型」というふうに順に変形させていく。構造はかなり複雑で慣れた者でも一つの変形に10秒、さらに「一型」から「四型」というふうになどの変則的な変形にはさらに時間がかかるが、小金井の「天才的なパズルの才能」によって、彼の場合変形所要時間わずか0.6秒と驚異的なタイムを叩き出す。
:虚空自身も生前に海魔討伐時などで使用しており、人間体で出てきた時に懐かしく見ていた。
:*「一之型」牙 - 薙刀。基本の形態。
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:*「四之型」三日月 - 武羽冥乱(ブーメラン)。また月白の「海月」のように刀としても使用していた。
:*「五之型」暗 - 弓。鋼金暗器の真の姿と言われている。
:*「六之型」無 - バラバラの状態。幻の型といわれ「一之型」から「五之型」を遠回りに変形しないとたどり着くことができない。核の「金」と書かれている玉に向かって各パーツが集結する(型は無になり無は型に還る)ことで回避不能のオールレンジ攻撃が可能。
;木霊(こだま)
:木蓮の所有する魔導具(宝玉)。体内に植物(主に樹木)を住まわせ、自由に操れるようになる。後に幻獣朗の手により木蓮の体内に埋め込まれ、人面樹、木龍など元々の木霊の能力を超えた力を発揮した。封印の地やSODOMでも使用。
;形傀儡(かたくぐつ)
:形代零蘭の所有する魔導具(宝玉)。人形にとりつけることで、意思をもたせることができるようである。
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:陽炎の所有する魔導具(宝玉)。影を媒体として[[遠隔透視|遠隔視]]や瞬間移動ができる。「光界玉」と対の関係。
;嘴王(くちばしおう)
:鎖鎌を改良して作られた物で、魔導具。鎖の先についている開閉可能な嘴型の部分を投げつけ攻撃したり、嘴や鎖で相手を捕獲することができる手に装着して手甲としても用いられる。使い方次第で遠近の戦闘から相手の捕縛まで、使い幅広くこなせればかなり強力だ元の所有者である嘴丸は水鏡土門の前にあっさりと敗れた。後に土門が所有し、最終決戦まで使用し続けている。戦国時代には麗奈が使用し敵兵の首を刎ねていた。
;鬼の爪(おにのつめ)
:爪丸の所有する魔導具。5本の爪で切れ味は鋼金暗器以上。後に風子が核だけを持ち出し、風神と組み合わせて使った。
;飛斬羽(ひざんう)
:使用すると飛行することができる。腕の下の部分に羽のようなエネルギー体が発生しそれを使用して相手を切り裂くことができる(アニメでは魔導具自体が翼になっている)。三羽烏の所有する魔導具で唯一、二度と使用されなかった。
 
===裏武闘殺陣編===
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:SODOM編でも登場。
;式髪(しきがみ)
:瑪瑙の所有する魔導具宝玉)。瑪瑙は幻獣朗の人体改造で体宝玉を埋め込まれ、髪の毛全体を自由自在に操れるようになっていた)魔導具(宝玉)。陽炎も戦国時代に使っていた。髪を操作(硬化)させる。基本的には抜いた数本の髪を硬化させ、針などの武器として使用する。幻獣朗の人体改造の結果、髪の毛を自由自在に操れるようになっていた。「式紙」とは対の関係。
:[[火影]]vs麗(幻)の試合後に烈火によって破壊されたが、SODOMにおいても陽炎が用いていたことから、式紙と同様に複数個生産されている模様。
;夢幻(むげん)
:幻獣朗の所有する魔導具(杖)。物体を縮めたり大きくする力を持つ。烈火の炎に破壊された。アニメでは杖の中に仕込み刀が仕込んでる。
;言霊(ことだま)
:亜希の所有する魔導具(チョーカー)。「刮目」をキーワードに一定の範囲内に幻を見せる。幻自体に攻撃力はないが強烈な暗示によって一種の催眠状態に陥らせ、敵を倒す。烈火は譲り受けたこの導具で陽炎の「不死の呪い」を解こうとしたが、言霊壊れて失敗した。
;韋駄天(いだてん)
:魅希の所有する魔導具(靴)。高速で移動できるようになる。
:麗(音)敗北の際に言霊と一緒に烈火たちに渡したが、韋駄天は返されたらしくSODOM編でも引き続き魅希が使用した。
;矢魔彦(やまびこ)
:魅希の所有する魔導具。音を反射させる小型の盾。元々は音の反射によるかく乱や情報伝達(もしくは対不狂和音ためのものだが魅希は発想を逆転させ、音遠の不狂和音を相手に反射することでバリエーションを作り、見事なコンビネーションを発揮した。
;不狂和音(ふきょうわおん)
:音遠の所有する魔導具(胸当て)。音を溜め込むタンクそのもので、直線に飛ぶ「鎮魂歌(レクイエム)」・右前方へ弧を描く「前奏曲(プレリュード)」・魅希の矢魔彦が反射させる「協奏曲(コンチェルト)」・地面を砕くパワーの「狂詩曲(ラプソディー)」・3本の音が直線で飛ぶ「小夜曲(セレナーデ)」・音の塊が複数飛ぶ「遁走曲(フーガ)」といった様々なバリエーションを音遠は生み出した。しかし水鏡にそれら全初見ですべ見切られ、音遠は最後の手段として会場全てを吹き飛ばす威力で自らの命を使う「葬送曲」を発動しようとするも、水鏡に核を氷紋剣で破壊された。
;磁双刀(じそうとう)
:磁生の所有する魔導具。二振りの刀で、それぞれN刀とS刀と呼ばれる。互いに引き合うことができる。
:魔元紗によって破壊されたが、殺陣ドームの瓦礫の中で再生し、SODOMにて音遠が使用した。
;朧(おぼろ)
:月白が所有する魔導具。広げるとシーツくらいになる布。屈折率を低下させ、被った者を透明にする。ただし、ついた汚れなどは透明化できないため、血などで汚されると目印になってしまうのが弱点。核となっている玉は布地の裏に縫い付けられている
:戦国時代には陽炎も使用していた。
:核となっている玉は布地の裏に縫い付けられている。
:戦国時代には、陽炎も使用していた。
;海月(かいげつ)
:月白が所有する魔導具。戦国時代には陽炎も使っていた。大きな三日月型の刃物で、刀やブーメランとして使う。
:SODOM編でも登場。
:戦国時代には陽炎も使用していた。
;偽火(にせび)
:火車丸が所有する魔導具。手の甲にはめることで、炎術士のように炎を使うことができる。ただし、威力は遠くおよばない。戦国時代に桜火が桜姫に使わせようとして壊れた場面があり、最低でも2個は作られている。
:SODOM編でも登場。
;凶蜘蛛(まがぐも)
:餓紗喰が所有する魔導具(肩当て)。装着者の意思によって6本の巨大な爪が自由自在に動き、凄まじい攻撃力を持つと共に、爪を盾のように使うことも可能で攻守に優れた性能を持つ。作中でも随一の巨体を誇る餓紗喰にすらオーバースケールといった印象を与える、単体ではおそらく最大級の魔導具。陽炎さえもその存在を知らなかった。爪はちぎれても時間をかけて再生できる。
:SODOM編でも登場。
;次元界玉(じげんかいぎょく)
:魔元紗が所有する魔導具(宝玉)。魔次元という異次元空間に通じる穴を開け、瞬間移動したり敵を吸引したりする。烈火の初合成火竜によって負った傷が次元に閉じ込められた風子達の脱出の糸口となり、風神に砕かれた。
;砲魔神(ほうましん)
:魔元紗が所有する魔導具(バズーカ型)。死体をセットして、その死体の魂を弾にする。その威力は磁生の体貫き一撃で倒す葬るほどのもの威力だが、土門はなんとパンチではじき返し周囲を驚愕させた。
;縛呪(ばくじゅ)
:呪が所有する、と言うよりその本体である魔導具(のっぺらぼうの鉄仮面)。意志を持ち、気に入った体の人間に被さってその精神を破壊し、屍となった体を自分の体として操る能力があり、この能力をヒントにして海魔は死の間際に[[#天堂地獄|天堂地獄]]を作りあげた。被せられた者に強固な精神力があれば精神破壊を破ることが可能。
:アニメでは、元は単に死体を操る魔導具だったが、戦場で倒れた使い手が死に行く自分に使ったことで意志を持ったとされている。
;鉄丸(てつがん)
:決勝前に虚空が土門に渡した魔導具(黒い玉)。み下すと額に「鉄」の字が現れ全身が鉄になる。その防御力は「石冑」を大きく上回り、防御系魔導具では最強クラス。勿論攻撃面でも、使用者の肉弾戦能力に応じて有効。精神を侵食するタイプの攻撃にも耐えられるが、慣れないと短時間しか効果がないのと、使用時に体重が増加してしまう(これは使いようで利点にできるが)のが弱点。サンデー連載時のおまけコーナーでのQ&Aによると、使い捨てではなく効力切れの後で体外に出し再使用するとのこと。
;氷魔閻(ひょうまえん)
:氷を操る魔導具。形状は[[パタ]]に似た手甲と一体化した刀。海魔の作品。意思を持ち、血液が刃に触れると刃が血液を吸い取っていく。戒が所有し、戒の死後はSODOM編で巡狂座が使用する。「閻水」と対の関係。
;魅虚斗(みこと)
:命が所有する人型魔導具。魔導具というよりは巨大なからくり人形に近い。人一人が入れるスペースがあり、命は普段はそこに隠れていた。遠隔操作も可能。風子によって破壊される。
;毒魔針(どくましん)
:命が所有する指先にはめる爪型の魔導具。傷付けた相手を毒に侵す。この毒は解毒丸でしか消せない。
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:命が所有する魔道具(丸薬)。毒魔針の毒を唯一消せる。複数あるようで、作中で使われたのは命が使ったものと、風子が命から奪って使用したものの二つ。サンデー連載時のおまけコーナーでのQ&Aによると、この魔導具のみは現在まで製造法が伝わっており、量産が可能との事。
;帝釈廻天(たいしゃくかいてん)
:ジョーカーが所有する魔導具(三叉の矛)。重力を操る能力があり、また白兵戦の武器としても使われる。扱いが難しい魔導具の一つ。アニメでは白だが原作では赤い色をしている。
:SODOM編では、重力+と重力-を極大に働かせることで、[[ブラックホール]]を作り出した。
 
===封印の地編===
;石棍(せきこん)
:牙王が所有する魔具(六尺棒)。岩石に突き立てるとそれを自由に変形・操作することができる。一度土門によって核を破壊されたはずだが、SODOMでまた使っているので二本以上製作されている模様。
;蔵王(くらおう)
:土門が陽炎からもらった魔導具(宝玉)。あらゆるものをコンパクトに収納することが可能(サンデー連載時のおまけコーナーでのQ&Aによると、土門の体積くらいまで入る)で、)。土門は嘴王を収納している。
;神慮伸刀(しんりょしんとう)
:緋水が所有する魔導具([[トンファー]]型の刀)。使用者の意志のままに刀身が伸縮する。本来は二本一組であり、後に一本は風子に譲ることになる。もう一本は緋水の遺体と共に封印の地に埋もれた。
:戦国時代には麗奈も使っていた。
;灯(ともしび)
:封印の地の洞窟照明に使われていた魔具(宝玉)。多数あり、数百年に渡って光と熱を放ち続ける。小金井は神威の熱源探知を欺くのに利用した。
;白髭(しらひげ)
:命が所有する人型魔具。魅虚斗より強いらしいが水鏡にあっけなく壊された。
;影縫い(かげぬい)
:文丸が所有する魔具(棒手裏剣)。相手の影に刺して動きを封じる。
;声
:正式名称は不明。携帯電話のように声を伝えることができる、二つで一組の魔具(宝玉)。文丸が烈火を狙う際、茂男捕縛に向かわせた部下との連絡に使っていたが、それぞれ烈火と陽炎が撃退して奪った。地上と地下でも通信できるが、天堂地獄の魔力に阻まれて使えなくなった。
;魂吸いの壷(たますいのつぼ)
:双角斎が所有する魔具。専用の粉を浴びた相手を壷に吸い込むことができる。中には結界があり、それを作り出す呪符を破らない限り、いくら移動したり攻撃しても壷から出ることはできない。また、壷の中と外では流れる時間に差があり、壷の中のほうが早い。
:雷覇が壷の内側から破壊した。
;心眼(しんがん)
:鬼凛が所有する魔具(指輪)。相手の心を読んだり、自分の心を読ませたりできる。かなりの距離を置いても可能。使用者の意志とは関係なく、精神的に害になることまで勝手に頭の中に入ってきてしまう欠点がある。また、複数の人間の心を同時に読むことはできない。
;砲鬼神(ほうきしん)
:鬼凛が所有する砲型の魔具。鬼凛は伸縮する嘴状の弾丸を好んで使用していたが、玉を交換することで何種類か攻撃を変えることも可能、砲魔神と対を成す。
:SODOM編でも使用し、最終的に鬼凛が戦闘後に陽炎に譲る(直接渡した描写はない)、天堂地獄に破壊される。
;光界玉(こうかいぎょく)
:螺閃が所有する魔具(宝玉)。武器の柄(螺閃は伸縮警棒)に付けて使用、あらゆる物を「消す」(消滅させることができる(物質的ながない物でも可能)。正しく使えば病気やトラウマなども消し去れるが、悪用すれば人間はおろか八竜でさえも消滅できてしまう。ある意味では最強の魔具であるが、副作用として“消滅させたものの価値に比例して自身の大切なものも消滅してしまう”。悪い意味で術者の真価(覚悟)を試すと言う性質のためか、虚空をして「最悪の魔導具」と言わしめ、中でも「悪魔の玉」と呼ばれていた。善行に使えばこの上もなく頼もしい魔導具であるが、虚空や螺閃自身の話によれば、この魔導具を正しい行いに使ったものはかつて誰もいなかった様子である。「影界玉」と対の関係。
:最後はSODOM編で陽炎の「不死の呪い」を消し、その反動で壊れた。反動の際には、螺閃の体には何も起こらなかった。
 
===SODOM編===
;大飛出(おおとびで)
:命の所有する人型魔具。もう一対の隠し腕がある。命の口ぶりでは、この系統の魔導具では最強で、彼女自身がさらに改造を加えたようであるが、鬼となった空海にパンチ一で破壊される。
;無名(むみょう) & 門構(もんがまえ)
:門都が所有する魔具。無名(文字が変わる宝玉)と門構(籠手)の組み合わせにより、門構えの漢字が表すいくつかの効果を発揮できる。
:*'''門''' - 異空間への入り口である門を呼び出す。
:*'''開''' - 異空間への扉を開く。
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;涅槃(ねはん) & 死愚魔(シグマ)
:紀理斗が所有する魔導具(涅槃)。異次元から「死愚魔」という魔導具を呼び出して操ることができる。
:死愚魔は天堂地獄の細胞によって改造・強化されており、最終的にその力を制御しきれず涅槃は壊れてしまった。また、死愚魔も小金井&ジョーカーによって破壊されている
:また、その死愚魔も小金井&ジョーカーによって破壊されている。
;神慮思考(しんりょしこう)
:葵が所有する魔導具(袖に着ける3対の宝玉)。対象の記憶を操作することができる。ただし「その記憶を術者も知っていなければならない」「操作許容に限界値が存在する」「距離的な能力範囲限定」などの制限がある。集中的に操作を行えば、一人の人間の思考を根本から歪曲することも可能である。
:最後は柳の精神を元に戻すため、葵が渾身の力を込めて使用するが、耐え切れずに壊れてしまう。
;雷神(らいじん)
:雷覇が所有する魔導具(籠手型)。海魔の作品。巨大な昆虫めいたのような禍々しい形しており、風神と同様に意思を持っている。触手を使用者の体内に埋め込み、使用者の命を喰らうことで雷を発生させることができる。縛呪と同様、魔導具が使用者を操る特殊な魔導具。雷覇はその力を恐れて風神の核で封印していた。本来の具現化した姿は一本角の獣(風子は「[[イノシシ]]」と揶揄したが、どちらかと言えば肉食獣に近い)。
:雷覇の全生命力を使って風子と土門に挑むが、二人の持っている魔導具から力を得た風神に破壊された。
 
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;不完全体
:天堂地獄と森が合体した直後の形態。森の精神が具現化したかのような醜い姿。細切れになってもその破片が別々の個体へと変化し、恐るべき戦闘力を誇る。だが分裂したらしただけするほど力も細分化されてしまうため、攻撃を受け続けるとやがてその辺の小動物や昆虫よりも弱い存在に成り下がってしまう。単純に集まって復元ということはできず、同じだけの人間を食うか、治癒の力を取り込むしかない。
:なお、この姿になる人間としての三大欲求のうち睡眠欲が消失し、残りの食欲と性欲を同一のものとして感じるようになる。人間を食料とし(曰く「性的快楽を伴った食」)、柳の力を己のものとするために繭と化した
;海千・山千
:人間を食料とし(本人曰く「性的快楽を伴った食」)、柳の力を己のものとするために繭と化した。
:繭になる前に天堂地獄から分離した分身体。山千が森、海千が海魔、山千が森、それぞれの魂が反映されている。
;山千、海千
:繭になる前に天堂地獄から分離した分身体。山千が森、海千が海魔の魂が反映されている。
;戦闘体
:声 - [[風間勇刀]](ゲーム版)
:繭から覚醒した天堂地獄の新たな姿。
:森とも海魔とも森とも異なる人格を持ち(一人称が「我」になっている)、人の形をした上半身と山羊のような下半身を持った悪魔のような姿となり、顔立ちも端正(本人曰く、皮肉を込めて紅麗を意識したらしい端正な顔立ちになった。この形態でもダメージは受けるが、逆に分身体を数多く生産することでそれらを予備電源とし、彼らを再び呼び戻すことで復元できる。
:柳の治癒の力を手に入れ、この世の絶対神として永遠に君臨するのが目的。用済みになった煉華を吸収体に吸収させることで、炎の耐性と炎を操る能力を手に入れた。
;吸収体
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:声 - [[風間勇刀]](ゲーム版)
:柳をも吸収し絶対不死の身体となった天堂地獄。再生能力をも手に入れ、無敵の存在となった。
:烈火と完全決着をするべく吸収体とも融合する。しかし裂神の力によって炎と化した柳の「癒しの炎」により、森・海魔と森が殺してきた人々の恨みを癒し、力を全て奪われ、紅麗の炎によって本体(森と海魔と森の顔が浮かんだ眼球の様な球体)を晒された後に烈火の拳の一撃で破壊され、完全にせられた。
 
===アニメオリジナル===
;鬼(おに)
:空海が所有する魔具。玉の大きい数珠で、首にかける。3回の攻撃で、感情のない戦闘マシーンに変わる(ちなみに原作でも空海は数珠を首に掛けているが、魔具ではない)
;軟(なん)
:南尾が所有する魔具(宝玉)。口に含むことで体を軟らかくして、打撃を無効化する。(原作では南尾の軟らかい体は自前の能力)
この他にも名称は不明だが、大黒の棍棒や藤丸の鎌が魔導具とされていた。