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== 概要 ==
Apple Musicを利用するには、Musicアプリ及びApple IDが必要であり、[[iPhone]]、[[iPad]]、[[iPod touch]]の[[iCloud]]ミュージックライブラリをオンにする必要がある。[[ストリーミング]]で再生することも[[ダウンロード]]して保存して聞くことも可能である。iTunesでApple Musicの曲をダウンロードした場合は、iTunesフォルダ内のApple Musicフォルダに保存される。ただしダウンロードした曲には[[デジタル著作権管理|DRM]]がついているため、サービス解約後は聞くことが出来ない。配信形式はiTunes Plus(AAC 256kbps)を採用し、[[iTunes Store]]に配信されている曲の大半が聞くことが出来る。iTunesでApple Musicの曲をダウンロードした場合は、iTunesフォルダ内のApple Musicフォルダに保存される
Apple Musicは、[[日本]]では月額個人1,080円、ファミリープラン1,680円、学生580円で音楽が聞き放題のサービス。初回の場合、1か月無料で利用することができる<ref>{{Cite web|和書|title=アップルのサブスク値上げ。Apple Musicは月額1,080円に |url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1450196.html | |access-date=2022-12-27 |language=ja-JP}}</ref>([[Au (携帯電話)|au]]では、6か月無料のサービスがある)<ref>[https://www.au.com/entertainment/apple-music/ Apple Music|エンタメ|au]</ref>。また、Apple製品([[AirPods Pro]]、[[AirPods]]、[[AirPods Max]]、[[Beats Studio Buds]]、[[Powerbeats Pro]]、[[Beats Solo Pro]]、[[Beats Fit Pro]]、[[HomePod]]、[[HomePod mini]])を[[iPhone]]、[[iPad]]に最初にペアリングすると6か月無料でApple Musicを利用することができる。ただし、最初にデバイスをペアリングしてから90日が申込期限である<ref>{{Cite web|和書|title=6か月無料特典 |url=https://offers.applemusic.apple/ja-jp/six-month-offer |website=offers.applemusic.apple |access-date=2022-06-28}}</ref>。
 
開始した2015年頃は、ストリーミングサービスの選択肢が少なかったこともあり、開始当初から人気のサービスではあったが、2010年代末期に入ると、競合する[[Spotify]]の台頭に加えて、Amazon Music HDやmora qualitasなどの高音質ストリーミングサービスの開始により、Apple Musicも高音質化の対応に迫られ、2021年6月よりApple Musicのドルビーアトモスによる空間オーディオ及びカタログ全体が[[Apple Lossless]]によるロスレスオーディオに対応。同時に価格据え置きによるサービス刷新となる
Apple Musicを利用するには、Apple IDが必要であり、[[iPhone]]、[[iPad]]、[[iPod touch]]の[[iCloud]]ミュージックライブラリをオンにする必要がある。[[ストリーミング]]で再生することも[[ダウンロード]]して保存して聞くことも可能である。ただしダウンロードした曲には[[デジタル著作権管理|DRM]]がついているため、サービス解約後は聞くことが出来ない。配信形式はiTunes Plus(AAC 256kbps)を採用し、[[iTunes Store]]に配信されている曲の大半が聞くことが出来る。iTunesでApple Musicの曲をダウンロードした場合は、iTunesフォルダ内のApple Musicフォルダに保存される。
 
2022年10月24日、Appleはアーティストに支払うライセンス費用の上昇などを理由として、本サービスの月額料金を引き上げることを発表した。アメリカではこれまでの個人プラン月額料金(9.99ドル)と比べて10%増の10.99ドル、日本でもこれまでの個人プラン月額料金(980円)と比べて10%増の1080円にそれぞれ引き上げた。ファミリープランも同様に月額料金が引き上げられたが、学生プラン月額料金の引き上げは行わず、そのまま据え置きとなった。この価格改定は日本時間の同月25日までに実施された<ref>{{Cite web|和書|title=Appleがサブスク一斉値上げ Apple TV+、日本は1.5倍の月900円 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2502X0V21C22A0000000/ |website=日本経済新聞 |date=2022-10-25 |access-date=2022-10-26}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=「アップルミュージック」サブスク値上げ1080円に 学生プランは据え置き |url=https://www.fnn.jp/articles/-/435540 |website=FNNプライムオンライン |access-date=2022-10-26 |date=2022-10-25 |author=フジテレビ}}</ref>。
開始した2015年頃は、ストリーミングサービスの選択肢が少なかったこともあり、開始当初から人気のサービスではあったが、2010年代末期に入ると、競合する[[Spotify]]の台頭に加えて、Amazon Music HDやmora qualitasなどの高音質ストリーミングサービスの開始により、Apple Musicも高音質化の対応に迫られた。
 
=== 配信形式 ===
2021年5月17日、Appleは2021年6月よりApple Musicのドルビーアトモスによる空間オーディオ及びカタログ全体が[[Apple Lossless]]によるロスレスオーディオに対応することを発表。加えて、価格据え置きによるサービス刷新となる。
配信形式は、サービス開始当初からiTunes Plus(AAC 256kbps)を採用し、[[iTunes Store]]に配信されている曲の大半が聞くことが出来る。2021年6月以降はApple Lossless及びドルビーアトモスによる空間オーディオが追加された。
 
AppleMusicでは、楽曲ごとにサポートされている配信形式が異なっており、以下の4種類のうちのいずれかで表記されている。
*'''ロゴ無し'''
:iTunes Plusのみ。
*'''ロスレス'''
:Apple Lossless形式最大24ビット44.1kHz。任意でiTunes Plusの選択可。
*'''ハイレゾロスレス'''
:Apple Lossless形式24ビット48kHz以上最大で24ビット192kHz。任意でロスレス及びiTunes Plusの選択可。
*'''空間オーディオ'''
:ドルビーアトモス対応機種が必要。非対応楽曲ではドルビーサラウンドによる再生、非対応機種ではロスレス及びiTunes Plusでの再生となり、いずれも任意で選択可。
 
Apple Losslessでの配信品質は16ビット44.1kHzのCD品質から、最大24ビット48kHzまで。一部の高音質楽曲はApple Losslessがサポートしている最大24ビット192kHzまでとなる。24ビット48kHzを超える品質の楽曲再生については、元々Mac機種はサウンドカードがハイレゾ対応かつiTunesやMusicアプリ自体がハイレゾ音源を読み込める仕様のため問題なく再生出来るが、iPhone等ではそのままでは再生出来ないため、対応のUSB-DACが別途必要となる。
 
ドルビーアトモスによる空間オーディオの再生については、オーディオシステムやヘッドホン等がドルビーアトモスに対応する必要がある。ドルビーアトモス非対応機種であっても再生は可能だが、iTunes PlusまたはApple Losslessでの再生となる。
一方、Apple Musicを標準でサポートしている[[HomePod]]は、搭載されている独自機能が一部のユーザーに支持されていることから、今後の進展が注目されている。
 
=== 値上げ利用料金 ===
Apple Musicは、[[日本]]では月額個人1,080円、ファミリープラン1,680円、学生580円で音楽が聞き放題のサービス。初回の場合、1か月無料で利用することができる<ref>{{Cite web|和書|title=アップルのサブスク値上げ。Apple Musicは月額1,080円に |url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1450196.html | |access-date=2022-12-27 |language=ja-JP}}</ref>([[Au (携帯電話)|au]]では、6か月無料のサービスがある)<ref>[https://www.au.com/entertainment/apple-music/ Apple Music|エンタメ|au]</ref>。また、Apple製品([[AirPods Pro]]、[[AirPods]]、[[AirPods Max]]、[[Beats Studio Buds]]、[[Powerbeats Pro]]、[[Beats Solo Pro]]、[[Beats Fit Pro]]、[[HomePod]]、[[HomePod mini]])を[[iPhone]]、[[iPad]]に最初にペアリングすると6か月無料でApple Musicを利用することができる。ただし、最初にデバイスをペアリングしてから90日が申込期限である<ref>{{Cite web|和書|title=6か月無料特典 |url=https://offers.applemusic.apple/ja-jp/six-month-offer |website=offers.applemusic.apple |access-date=2022-06-28}}</ref>。
2022年10月24日、Appleはアーティストに支払うライセンス費用の上昇などを理由として、本サービスの月額料金を引き上げることを発表した。アメリカではこれまでの個人プラン月額料金(9.99ドル)と比べて10%増の10.99ドル、日本でもこれまでの個人プラン月額料金(980円)と比べて10%増の1080円にそれぞれ引き上げた。ファミリープランも同様に月額料金が引き上げられたが、学生プラン月額料金の引き上げは行わず、そのまま据え置きとなった。この価格改定は日本時間の同月25日までに実施された<ref>{{Cite web|和書|title=Appleがサブスク一斉値上げ Apple TV+、日本は1.5倍の月900円 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2502X0V21C22A0000000/ |website=日本経済新聞 |date=2022-10-25 |access-date=2022-10-26}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=「アップルミュージック」サブスク値上げ1080円に 学生プランは据え置き |url=https://www.fnn.jp/articles/-/435540 |website=FNNプライムオンライン |access-date=2022-10-26 |date=2022-10-25 |author=フジテレビ}}</ref>。
 
=== Apple Music Classical ===