「エースコンバット3 エレクトロスフィア」の版間の差分

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=== ストーリー ===
[[2010年代]]に急激な成長を開始した「ゼネラルリソース」を始めとする国家を超える規模を持つ巨大多国籍企業体の台頭によって、国家という枠が意味をなさなくなった世界。あらゆる産業を握り、経済活動の全てを牛耳り、国家を上回る力を持つ多国籍企業の台頭によりは政治をも呑み込み、政治家も企業の息のかかった人間で占められ、国家が形骸化したことで国家間紛争は減少していったが、代わりにテロや多国籍企業体同士の間で企業間紛争が繰り広げられるようになっていった。
 
2040年、[[ユージア|ユージア大陸]]全域を領土としているが、今やゼネラルリソースの事実上の[[信託統治|信託統治領]]と化している巨大連邦国家「USEA」では、ゼネラルリソースと新興企業の「ニューコム」の2つの世界的企業がしのぎを削り、両社が擁する[[民兵|私設軍事組織]]同士の軍事衝突の緊張が高まっていた。企業から全面的な支援を受ける弱小勢力に過ぎないが、名目上両社を調停する立場にある新国際連合共同体(NUN)の治安維持対策機構「UPEO」が擁する特別航空部隊SARFに所属する戦闘機パイロットである主人公(プレイヤー)は、同じくSARFのメンバーであるレナ、フィー、エリックらと共に、ゼネラルとニューコムの対立、そして人類の[[電脳化]]を巡る戦いに巻き込まれてゆく。
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; Nemo
: 名前は初期設定されているもので、ゲーム開始時に自由に変更可能。当初はSARF所属の4番機パイロットで、数々の戦闘の中で徐々に頭角を現し、時に同僚達の誘いを受け自身の判断で他の組織への異動する、あるいは拒否などしながら所属先をめぐり、エースパイロットとしての地位を固めていく。それらの分岐した全ての戦いが終わった時、エレクトロスフィア(電脳空間)を中心とした、この世界の真の姿を知ることになる。
: その正体は、ニューコム社の研究者、サイモン・オレステス・コーエン博士により開発された人間と同等の思考能力を持った超高性能[[人工知能|'''AI(人工知能)''']]。その性質上、コンピューターに神経接続された人物の記憶や外部のカメラの映像を読み取ったり、逆にハッキングを行ったり、エアロコフィンの同時操作をしたり、エレクトロスフィアにダイブしたり、といったことも可能としている。そして、作中の2040年の世界はサイモンによって行われたシミュレーションであり、かつてサイモンが横恋慕していたヨーコ・マーサ・イノウエ博士の死後、デッドコピー(複製人格)としてエレクトロスフィア上で生き残ったアビサル・ディジョンへの復讐を確実に遂行するためのテストに過ぎなかった。エレクトロスフィア上で活動するディジョンを、全てのシナリオで完全に消去できる可能性を証明すると、テスト完了と判断したサイモンによってパージされた{{efn2|コマンドプロンプトを思わせるCUIによる演出で、パージまでの過程が表示されている。}}。ゲームディスクにも「'''2030 S.O.C PROJECT "NEMO" ARCHIVE DISC'''」と、サイモンのフルネーム「Simon Orestes Cohen」のイニシャルを含むプロジェクト名が印刷されており、このゲーム自体がサイモンの所業を収めた[[アーカイブ (コンピュータ)|アーカイブ]]であることを演出している。
: 台詞の類いは一切無く、無線の呼びかけやチャットにも全く返答しない。よって、自身の意思はミッション中での行動で示すことになる。自身が人間と言う認識で作られているため、作中での演出やエンディングによって自身の正体を断片的にのぞかせるようになっている。シミュレーション内では紘瀬玲名に自身との飛行パターンの類似性を指摘されており、開発に当たっては実在のパイロットのデータも利用されている事が示唆されている。
: Nemoとは[[ラテン語]]で'''「誰でもない」'''を意味する単語である。
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: 声 - [[麦人]]
: 1992年3月6日生まれ。UPEO司令。本名は「朴・影鉄」であり、それを英語風に表している<ref>{{Cite book|和書|title= ナムコ公式ガイドブック エースコンバット3 エレクトロスフィア|date=1999-05-27|publisher = ナムコ|page= 21}}</ref><ref name=":11">『エースコンバット3』、検索エンジン、ギルバート・パーク</ref>。
: 2014年にペイジン大学経済学部を卒業してゼネラルリソースに入社後、2031年に同社の推薦を受けUPEOへ移籍した。ゼネラルリソース出身だが、過去にニューコムへの研究者移籍を手引きし、保身を図った研究者たちに首謀者としてゼネラルに売り渡された過去を持つ。そんな危機的状況にあったところをゼネラルのナシメント常務に救われると、ほとぼりを冷ます形でUPEOへ出向させられ、以降はゼネラルの意を汲んでUPEOを操る役を担うようになった。しかしそれに飽きたらぬ野心を秘めており(ディジョン曰く「人間の業そのもの」)、ゲーム中盤以降では関係の悪いクラークソンを暗殺し、ゼネラルとニューコムの共倒れを狙い、UPEOを完全に掌握して全てを手中に収めようと画策するようになる。あるルートでは、主人公自身の手により搭乗機を撃破され暗殺されることになる<ref name=":11" />。
 
==== ゼネラルリソース ====
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: 1997年10月10日生まれ<ref name=":12">『エースコンバット3』、検索エンジン、アビサル・ディジョン</ref>。GRDF隊長。コールサインはABYSS。
: 2018年にサンドバリーGR防衛大学工学部航空宇宙工学科を卒業。同年9月よりゼネラルリソースに入社し、GRDFのパイロットとして配属される。2026年のテロ鎮圧作戦における功績からGRDF隊長に任命され、体力の衰えが出る40歳を越えてなお第一線で活躍している。GRDFの隊長として、テレビ番組に出演しゼネラルリソースの意思を代弁することもあり、一介のパイロットに留まらない存在感を有している。その性格は沈着冷静で、腕利きの実戦派パイロットが揃うGRDFにあって部下から深い信頼を得ている。一方で深謀遠慮に富み、腕を見込んだプレイヤーに対し作戦飛行中にも関わらず露骨なGRDFへの勧誘を仕掛ける、あるいは上層部の意も得ないまま独断専行で作戦行動を行うなど、長い付き合いのあるキースですら行動の真意が掴めないことが多い。主人公と出会った当初は黒くカラーリングしたF-15S/MT"Eagle+"を専用機としているが、ゲーム中盤以降は同じく黒いF-22C"Raptor"に乗り換える。更に、ウロボロス結成以後は極秘に保管されていた超高性能戦闘機のUI-4054"[[オーロラ (架空の軍用機)|Aurora]]"をウロボロスに持ち出して乗り換えている。ヨーコとはかつて恋愛関係にあり、彼女の研究にも被験者として協力していた<ref name=":12" />。
: ゲーム中に登場するディジョンは、2030年の[[電脳化]]実験でエレクトロスフィア上に複製された意識のみの存在で、'''ディジョン本人ではない。'''そのため、肉体の老化は無くなり、40代以降も第一線のパイロットであり続けることが可能となっていた。ウロボロスの声明によれば、これが人類初の電脳化であったという。2030年にゼネラル上層部はヨーコの電脳化に関する研究を危険と判断し、特殊工作部隊を送り込んで研究施設ごと爆破しこれを抹消したが、ヨーコと'''オリジナルのディジョン'''は当該研究施設内で電脳化実験を行っていたため、この爆破に巻き込まれて死亡している。この電脳化実験によりエレクトロスフィア上に複製された直後の'''ディジョンの意識のコピー'''は、自身がオリジナルであると思い込んでおり、研究施設の複数のカメラを介して見知らぬ肉体を持ったディジョンとの恋愛模様と施設爆破の瞬間を目撃していた。ヨーコとの個人的な関係の上で秘密裏に行った電脳化実験だったため、誰もディジョンの電脳化を知る者もおらず、その後は自分がオリジナルであると思い込んだまま、エレクトロスフィア上を移動しながら、自らが爆破事故から生還したように装っていた。しかし、研究施設爆破から10年が経過する間のうちに、ヨーコと言う恋人を殺された記憶や、現実世界で姿を見せる事が出来ず、自分以外に電脳化された人間が存在しないという孤独な状況が彼自身の性格を大きく歪めて行くことになる。最終的には、全人類を電脳化して肉体から解放するという建前を掲げて志願者を集め、ウロボロスを結成して既存企業に対してクーデターを起こす。
: どの展開においても最終的には必ず自らが乗る機体を撃破され、自分自身の人格データを破壊される事になる。エレクトロスフィアにおける戦闘時の「オマエは、サイモンだったのか」等と言った断末魔の言葉が真のエンディングへの伏線となっている。
; キース・ブライアン(Keith Bryan)
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: 声 - [[玉川砂記子|玉川紗己子]]
: 1999年9月3日生まれ。ゼネラルリソースの科学者。2025年にアクセル大学大学院脳生理学研究科の博士課程を修了。同年ゼネラルリソースに入社すると、2028年より始動されたDOE計画に参加し、サブリメーションの基礎理論を構築する<ref name=":3">『エースコンバット3』、検索エンジン、ヨーコ・イノウエ</ref><ref name=":4">CB's PROJECT編著 『エースコンバット3 エレクトロスフィア ミッション&ワールドビュウ』 [[バンダイナムコエンターテインメント|ナムコ]]、〈じゅげむBOOKS [[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]〉、1999年9月17日、37頁、ISBN 4-88991-892-2</ref>。
: ディジョンと恋愛関係にあったが、2030年、電脳化実験を危険視したゼネラル上層部が彼女のいた研究施設に特殊工作部隊を送り込み、事故に見せかけて研究成果ごと葬る爆破工作を行ったことで死亡する。満30歳没<ref name=":3" /><ref name=":5">『エースコンバット3』、ミッション36、ミッション開始前ムービー</ref>。
: オリジナルのディジョン以外にディジョンが電脳化されたことを知る唯一の人物であった。オリジナルのディジョンと彼女が爆破工作に巻き込まれて死亡したことで、エレクトロスフィア上にコピーされたディジョンは自身の実際の姿を示す術をなくし、その性格を歪ませていく<ref name=":5" /><ref name=":6">『エースコンバット3』、ミッション45、ミッション開始前ムービー</ref>。
<!--:関係性は不明だが、2019年を舞台とするエースコンバット7にも、脇役として19歳の「マーサ」という女性が登場している。--><!--本当に関係あるのか?AC3のマーサはnamcoの出していた攻略本によると"Martha"だが、今回の助手さんは英語字幕では"Massa"で名前が違うぞ?-->
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: [[UGSF|UGSFシリーズ]]にも銀河連邦宇宙軍に兵器を供給する企業として登場する。『[[リッジレーサー5]]』にはゼネラルトレーディング社の看板が、『[[リッジレーサー6]]』にはゼネラルリソースが運行している航空機やデータースワローなどの看板が、『[[リッジレーサーズ2]]』には新規に追加されたコースにゼネラルリソース社の看板が、『[[リッジレーサー7]]』にはニトロシステムの供給元として登場する。『[[ドリフトスピリッツ]]』には一部の車種([[三菱・ランサーエボリューション|ランサーエボリューション3]](☆7仕様)、[[RUF・CTR]]など)にゼネラルリソースのロゴマークがステッカーとして登場。
:; GRDF(General Resource Defense Force)
:: ゼネラルリソースが有する軍組織。「対テロ自主防衛」を名目に設立された組織だが、その実態は合法非合法を問わず内外の反抗勢力を排除することを目的とする部隊である。USEAに対する治安維持協力といった表向きの活動から、敵対する国家や企業に対する妨害工作や不穏分子の暗殺まで、その任務は多岐にわたる。所属隊員は大卒の[[エリート]]が中心だが、叩き上げの隊員もいるなど、経歴だけではなく実力と実績も重んじられる。一企業による経済支配で弱体化した国家間では、戦争状態になるほどの対立は発生しなかったため、新たな兵器の開発は進んでおらず、GRDFでは旧来の兵器を改良した物を多く使用している。特に航空機ではそれが顕著で、2040年代に入った現在も初飛行から60年以上が経過した[[F-15 (戦闘機)|F-15]]や[[F-16 (戦闘機)|F-16]]の改良型を使用している。パイロットからは安定した飛行ができる堅実な旧型機への信頼は高いが、企業間紛争の激化に伴い性能で勝る新機軸の「Rナンバー」シリーズを有するニューコムに対抗するために新型機の開発を進めている。
:; ITTC社(In-sa-net Telegraph and Telephone Communication)
:: ゼネラルリソースグループの通信会社。1953年にUSEA国営の電信電話会社として設立。2023年に民営化し、翌年の2024年にゼネラルリソースグループの傘下となった。2031年よりエレクトロスフィアを媒介として画像や音声、文字情報をリアルタイムでやり取りできるビデオメール・ビデオフォンサービスを開始。翌年のデータースワローの発売以降、世界的規模で標準通信システムとして利用されている。
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: 企業の影響力増大による国家の弱体化や国家数そのものの減少によって、既に大規模な国家間紛争と呼べるものはなくなって久しく、それに代わり激化しつつあるゼネラルやニューコムなどによる企業間紛争の調停役となっている。
:; UPEO(ユーピオ / Universal Peace Enforcement Organization)
:: NUN直属の治安維持対策機構であり、USEA東部に位置する都市エキスポ・シティーに本部を構える。民族や国家の枠組みを超えた全世界の平和と治安の維持を目的とし、平和維持委員会が有する権限によって、統治力を失った国家に代わり企業を法的に、そして武力面で拘束できる数少ない非企業組織である。しかし、近年までNUN所属議員の大半がゼネラルリソース出身者で占められていたため、国連の体を装ったゼネラルリソースの代行機関とも言えた。2037年にクラークソン議員が代表就任したことで改革が進められ、対話による企業間紛争の解決を試みるなど、設立の精神である平和主義を再確認し、その本来の役割を取り戻しつつあると見られている。
::ある程度の軍備を保有しているが、中立性維持のために脅威となりうる強力な兵器の保有を意図的に避けていたこと、ゼネラルの影響力などの政治的事情、実際の派兵回数の少なさなどから「張り子の軍隊」と揶揄されている。組織改革によって国際社会でのUPEOの役割が増大しつつある現在では、深刻化する企業間紛争に対応するために新たに軍備の増強を急いでいる。
:: 組織的には[[国際連合安全保障理事会|安保理]]に近いが、独自の軍事力を有している点が異なる。『リッジレーサー6』にはISAF軍(『[[エースコンバット04 シャッタードスカイ|エースコンバット04]]』)の機首にUPEOのマークが描かれた航空機が駐機してある。
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[[1990年代]]後半の[[パーソナルコンピュータ|パソコン]],[[インターネット]]に着想を得て、現実味のある設定が行われている。同じ製品名は持たないものの、一部は現実でも実用化された。
; エレクトロスフィア(Electrosphere)
: ゼネラルリソースが開発した情報ネットワーク空間。「electro(電気的な)」と「sphere(粒子の集まる球体)」を掛け合わせた合成語。登場以来[[情報化社会]]の急激な発展を促した。一般向けに実用化された2020年以降で、データースワローリリース後の現在では[[テレワーク]]、オンライン学習の一般化(ならびにそれに伴う外出の娯楽の嗜好化)、[[テレイグジスタンス]]など人々の生活になくてはならないものとなっている。このエレクトロスフィアの拡大によって生身で対面する事なく、画面上のビデオ通話のみでコミュニケーションを取り、仕事から生活のほぼ全てが完結する事が当たり前になっており、主人公やディジョンと言うデータだけの存在でも疑われる事無く人間として振舞える。[[軍事]]では、[[兵器]]の遠隔操縦やハッキングに用いられている。最先端の事例では[[電脳化]]による[[精神転送]]も行われている。
:(現実世界で言えば、[[ウェブアプリケーション|Webアプリ]]が成熟した[[2010年代]]後半以降の[[World Wide Web]]に相当する)
; データースワロー(Data-swallow)
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::(現実世界では[[RSS]]、[[Atom (ウェブ標準)|Atom]]等の仕組みが実用化された)
; エアロコフィン(Aero Coffin)
: このゲームでの[[戦闘機]]の総称。コフィン = Coffinとは「'''CO'''nnection '''F'''or '''F'''light '''IN'''terface」の略語で「神経接続による軍用兵器操縦システム」を示している。兵器と神経接続された兵士は、キャノピーが廃止され装甲で覆われ完全に外界から遮断されたコクピットの中に横たわり、[[ヘッドマウントディスプレイ]]や全周モニターから外部の全視野を得て操縦を行う。この状態があたかも「[[棺]] = Coffin」に入っているように見えることにかけたネーミングでもある。単に「コフィン」といえばこの形式のコクピットシステム単体を指すが、これを使用した航空機に関しては「エアロコフィン」と称する。衛星を利用した[[テレイグジスタンス|テレ・イグジスタンス]]により、パイロットが航空機に直接乗り込まなくても遠隔操縦での戦闘は可能だが、空戦においては遠隔操縦時のタイムラグの影響が無視できないため、多くのパイロットは遠隔操縦を避け、自らが乗り込んだ戦闘機で出撃している。詳しい説明については[[コフィンシステム]]を参照。
:『[[エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー|5]]』で登場する「[[ADF-01|ファルケン]]」では似たような設定のコクピットが描写され、同じくコフィンシステムと呼称されていたが、年式的に古いせいか『3』に登場するコフィンよりも劣る機能しか付与されていない。[[UGSF]]シリーズの『[[New Space Order]]』ではさらに発展し、登場する機体「ジオキャリバー2」の操縦システムもコフィンシステムと呼称されている。
:([[1999年]]の『3』発売から時間が経過し、現実世界でも[[2010年代]]には装甲コクピットや神経接続機構こそ持たないものの、機体全周の映像表示や各種センサーの情報を統合表示する機能を搭載した[[F-35 (戦闘機)|F-35]]が登場している。)
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::(現実世界では[[ブレイン・マシン・インタフェース|ブレイン・マシン・インターフェース]]と呼ばれる技術に相当し、[[脳波]]の読み取りにより[[航空機]]を[[操縦]]する実験も行われている<ref>{{Cite web|和書|title=「考えるだけ」でロボットアームを自在に操る女性がステルス戦闘機F-35を飛ばすことにも成功|url=https://gigazine.net/news/20150412-woman-fly-f-35-mind/|website=GIGAZINE|accessdate=2021-01-24|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=脳の信号で飛行機の操縦に成功──わたしは「考える」だけでシアトル上空を旋回した|url=https://wired.jp/2017/03/07/used-mind-fly-plane/|website=WIRED.jp|accessdate=2021-01-24|language=ja|last=CNJ}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=脳波で3機の航空機と通信して操縦が可能な技術が実現、まさに「ファンネル」の実現まであと少しか|url=https://gigazine.net/news/20180914-darpa-brain-wave-drone-control/|website=GIGAZINE|accessdate=2021-01-24|language=ja}}</ref>)
; Rナンバー
: ニューコム社製航空機の通称であり、機能美にこだわり流線形を多用したデザインが特徴で同社の優れた航空技術力の代名詞となっている。ニューコム製航空機の型番には「革新的」を意味する「Radical」の頭文字「R」が使用されていることから生まれた俗称。最新鋭の機体にはエネルギー弾を発射する機銃「パルスレーザー」も搭載可能。
; ナノバイト
: ニューコム・バイオが開発した建築用途などの目的で使用されるナノマシン。自己増殖能力を持ち、建設や製造に用いられる。製品のCMではナノバイトを基にしたデフォルメキャラクターを用いて宣伝を行っている。製造関係で大幅な技術的省力化を達成可能にするが、仮に暴走した際は自己増殖能力により空間汚染される危険性があり、これに対応するための中和剤「アンチナノバイトボム」も存在する。
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; <span id="R-101">R-101 デルフィナス#1(Delphinus #1)</span>
: 全長:20.48m、全幅:12.6m、全高:4.1m、総重量:8098kg、最高速度:2856km/h
: 従来の常識にとらわれない新しい理論に基づいて設計・開発された制空戦闘機。Rナンバーシリーズの中核を成す主力機。機体の90%を占める新素材とAIが設計に参加し[[境界層制御|層流制御]]技術を用いた独特の流線形のボディに、新開発の高出力エンジンを組み合わせ、ニューコムの革新的技術がふんだんに盛り込まれている。後にUPEOにもR-101Uとして供与された。
: 愛称は[[マイルカ属]]の学名に由来。
: シリーズ後継作である『[[エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション|ACE COMBAT X Skies of Deception]]』および『[[エースコンバットX2 ジョイントアサルト|ACE COMBAT X<sup>2</sup> JOINT ASSAULT]]』に、機体形状、カラーリング、HUD等に類似点を持つ、Rナンバーのプロトタイプと思わしき機体『[[エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション#YR-99|YR-99 フォルネウス]]』が登場し、『[[エースコンバット インフィニティ]]』に本機が登場した。
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{{Main|X-49 ナイトレーベン}}
: 全長:17.2m、全幅:30.11m、全高:3.82m、総重量:39940kg、最高速度:5068km/h
: ゼネラルリソースが開発していた次世代[[戦闘機]]の実験機である。ブーメランのようなフォルムの全翼複葉機で、大出力のレーザー兵器が搭載されている。複葉形状、イーオン粒子を利用した新型エンジン、オプトニューロンの採用で、旧来の戦闘機とは一線を画する性能を誇り全翼機の究極形とも言われる。
: レーベン(''Raven'' / レイヴン)とは、[[ワタリガラス]]の意。