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[[File:Futako-Tamagawa overview 2018.jpg|250px|thumb|全貌]]
[[File:Futako-Tamagawa Rise Tower & Residence.jpg|250px|thumb|二子玉川のタワーマンション ]]
'''二子玉川'''(ふたこたまがわ)は、[[東京都]][[世田谷区]]の地区名、[[広域地名]]。[[東急電鉄|東急]][[東急田園都市線|田園都市線]]・[[東急大井町線|大井町線]]の[[二子玉川駅]]周辺である[[玉川 (世田谷区)|玉川]][[瀬田 (世田谷区・川崎市)#東京都世田谷区瀬田|瀬田]]のほか[[上野毛]][[野毛 (世田谷区)|野毛]]辺りまでを指すことがある<ref name="sankei20181111">【東京 地名研究室】二子玉川(世田谷区)2つの〝たまがわ〟使い分けは?『産経新聞』朝刊2018年11月11日(東京面)。</ref>。愛称は「{{読み仮名|二子玉|にこたま}}」<ref>{{Cite web|title=二子玉川駅|沿線・駅周辺情報|東急株式会社|url=https://www.tokyu.co.jp/ekitown/info/Pid=35.html|website=www.tokyu.co.jp|accessdate=2021-11-28}}</ref>。
 
== 概要 ==
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=== 二子玉川ライズの建設工事 ===
工事は2期に分かれて行われた。
 
1期工事は、まず[[2007年]]には立ち退きに同意した建物の解体工事が行われ、駅入口付近などに立ち退いた商店の仮設店舗が開業した。同年末にはI-b街区の予定地にあった建物はほとんど解体され、翌年1月にIII街区の基礎工事が開始された。
 
同年6月ごろまでにはIII街区の基礎工事はほぼ完了し仮設バスターミナルや周辺道路の整理を行い、I-b街区の基礎工事を開始した。その後[[2009年]]7月にIII街区の高層棟が上棟。[[2010年]]5月にIII街区の高層棟の引渡しを開始、同年7月に低層棟も引渡された。[[2011年]]3月には、Ia街区、Ib街区の竣工を迎え、第1期工事を完了し<ref>[http://www.futakotamagawa-rise.com/progress_news.html 工事進捗速報]</ref>、東側再開発の対象地域全体は、'''「[[二子玉川ライズ]]」'''と命名された。
 
2期工事は、まず2010年4月にはIIb街区が「二子玉川ライズ・バーズモール」として、およびIb街区の北棟が「二子玉川ライズ・オークモール」として先行オープンした。続く5月からはIII街区が「二子玉川ライズタワー&レジデンス」としてオープンし順次入居が開始された。そして2011年3月には、Ia街区が「ドッグウッドプラザ」として、およびIb街区が「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」「二子玉川ライズ・オフィス」として、Ia街区とIb街区の間にあり二子玉川駅改札口の前の高架下に当たる場所の鉄道街区が「二子玉川ライズ・ステーションモール」としてオープンした。2015年3月にも、最後に残るIIa街区が完成し、「二子玉川ライズ・テラスマーケット」、[[109シネマズ]]二子玉川、二子玉川[[エクセルホテル東急]]がグランドオープンした。
 
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=== 二子玉川公園の新設 ===
III街区のさらに南東側は、かつて[[東急自動車学校]](自動車教習所)や東急ゴルフガーデン(ゴルフ練習場)、東急スポーツガーデン(テニスコートなど)があった場所である。これらも相次いで移転もしくは営業を中止、隣接していた[[東京都立玉川高等学校|都立玉川高校]]も[[2008年]]3月で閉校し(建物は現在[[東京都公文書館]]が仮入居中)、これらの中央を横切っていた公道を撤去。南側を多摩川の堤防部分と一体化させ、[[東京都道11号大田調布線|多摩堤通り]]をトンネル化([[2011年]]10月完成)した。
 
これらの跡地には、地域住民の憩いを目的とした6.3haの規模を持つ[[東京都市計画]]公園事業の「[[二子玉川公園]]」として[[2013年]]に一部完成(拡張部は[[2014年]]に完成)、2015年3月の「二子玉川ライズ・テラスマーケット」の完成により、I街区からIII街区の先である二子玉川公園まで1本の陸橋「リボンストリート」で結ばれた。