「エブラーヒーム・ライースィー」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
m 最近の出来事では無くなったため、テンプレートを剥奪 |
||
(15人の利用者による、間の20版が非表示) | |||
1行目:
{{表記揺れ案内
|表記1 = セイエド・エブラヒーム・ライースィ<ref>{{Cite web|和書|title=イラン基礎データ
|url=https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/iran/data.html |access-date=2023-06-23 |publisher=[[日本国外務省]]}}</ref>
|表記2 = エブラヒム・ライシ<ref name=読売新聞20240521>「[https://www.yomiuri.co.jp/shimen/20240521-OYT9T50020/ イラン大統領 ヘリ墜落死/外相も 濃霧、山中に残骸]」『[[読売新聞]]』朝刊2024年5月21日1面</ref>}}
{{最新の出来事の関連|東アーザルバーイジャーン州ヘリコプター墜落事故|date=2024年5月}}▼
{{大統領
| 人名 =
| 各国語表記 = {{lang|fa|
| 画像 = Ebrahim Raisi (19.05.2024) (cropped).jpg
| 画像サイズ = 220px
| キャプション = 2024年5月19日のライースィー<br />{{small|([[東アーザルバーイジャーン州ヘリコプター墜落事故|墜落事故]]の数時間前に撮影)}}
| 出生日 = {{生年月日|1960|12|14}}
| 生地 = {{
| 死亡日 = {{
| 没地 = {{IRN}} [[東アーザルバーイジャーン州]]
| 出身校 =
| 配偶者 = [[ジャミーレ・アラモルホダー]]<br />(ジャミレ・アラモルホダ<ref name=読売20231109>[https://www.yomiuri.co.jp/world/20231108-OYT1T50125/ イラン大統領夫人書簡 40通 「反イスラエル」主張 欧州の送付]『
| 子女 = 2人
| 親族 =
21行目:
| 政党 = 戦闘聖職者協会など
| 受賞 =
| サイン =
| 国名 = {{Flagicon|IRN}} [[イラン|イラン・イスラム共和国]]
| 代数 =
27行目:
| 就任日 = 2021年8月3日
| 退任日 = 2024年5月19日
| 副大統領職名 = [[イランの副大統領|第一副大統領]]
| 副大統領 =
| 元首職 = 最高指導者
| 元首 = [[アリー・ハーメネイー]]
39行目:
| 元首2 = [[アリー・ハーメネイー]]
}}
'''セイイェド・エブラーヒーム・ライースィー'''<ref group="注釈">敬称であるセイイェドを省略して単に'''エブラーヒーム・ライースィー'''、そこから長母音などを省略して'''エブラヒム・ライシ'''、あるいはその[[アラビア語]]読みである'''イブラヒム・ライシ'''などとも表記される。</ref>({{lang-fa|سید ابراهیم رئیسی}} {{IPA-fa|ebɾɒːˈhiːm-e ræˈiːsiː||Fa-ir-raisi_(1).ogg}}、ラテン文字表記:{{lang|la|Seyed Ebrahim Raisi}}、{{lang-en|Ebrahim Raisi}}、[[1960年]][[12月14日]]<ref>[https://newsmedia.tasnimnews.com/Tasnim/Uploaded/Image/1396/01/25/1396012521503837110529704.jpg 自身のパスポートを掲げるライースィー] {{fa icon}}</ref><ref>[http://www.khabaronline.ir/detail/371636/society/judiciary 検事総長になった54歳の男性とは?/ エブラーヒーム・ライースィーについて知る {{lang|fa|(مرد 54 ساله ای که دادستان کل کشور شد، کیست؟/ ابراهیم رئیسی را بیشتر بشناسید)}}] {{fa icon}} - 2014年8月24日</ref> - [[2024年]][[5月19日]]<ref>{{cite news |last1=Gambrell |first1=Jon |title='No sign of life' at crash site of helicopter carrying Iran's president, others |url=https://apnews.com/article/iran-president-ebrahim-raisi-426c6f4ae2dd1f0801c73875bb696f48 |access-date=20 May 2024 |work=AP News |date=20 May 2024 |language=en}}</ref><ref name="Reuters20240520" />)は、[[イラン]]の政治家、[[司法]]関係者、[[イスラム教]][[シーア派]][[ウラマー]]([[アーヤトッラー]]<ref>{{Cite news|url=https://www.tehrantimes.com/news/467313/Iran-president-felicitates-Lebanon-on-independence-anniversary|title=Iran president felicitates Lebanon on independence anniversary|newspaper=[[テヘラン・タイムズ|Tehran Times]]|date=2021-11-21|accessdate=2021-11-23}}</ref>)。同国第8代[[イランの大統領|大統領]]([[2021年]][[8月3日]]<ref>{{Cite web|url=https://www.afpbb.com/articles/-/3359950|title=イラン新大統領が就任 超保守派のライシ師|publisher=[[フランス通信社|AFP BB]]|date=2021-8-3|accessdate=2024-1-6}}</ref> - 2024年5月19日)。[[マシュハド]]の{{仮リンク|エマーム・レザー廟|fa|حرم امام رضا|en|Imam Reza shrine}}を管理する[[慈善団体]]{{仮リンク|アースターン・ゴドス・ラザヴィー|fa|آستان قدس رضوی|en|Astan Quds Razavi}}の2代目守護者(最高責任者、2016年3月 - 2019年3月)<ref>[http://fa.euronews.com/2016/03/07/iran-astan-quds-razavi-institute エブラーヒーム、アースターン・ゴドス・ラザヴィー守護者に任命される {{lang|fa|(انتصاب ابراهیم رئیسی به تولیت آستان قدس رضوی)}}] {{fa icon}} - 2016年3月7日</ref>。{{仮リンク|イランの検事総長|fa|دادستان کل کشور (ایران)|en|Attorney-General of Iran|label=検事総長}}、司法府第一副長官、司法府長官<ref name="presstv"/>を歴任した。
2024年5月19日、[[東アーザルバーイジャーン州ヘリコプター墜落事故]]により
== 司法関係者としての経歴 ==
[[パフラヴィー朝]]時代の1960年12月14日に[[マシュハド]]に誕生。コラサン[[マドラサ|神学校]]を卒業した。
[[イラン革命]]後の[[1985年]]に首都[[テヘラン]]の次席検事に任命されて
その後も{{仮リンク|イランの司法|fa|قوه قضائیه ایران|en|Judicial system of Iran}}関係者として様々な役職を歴任しており、具体的には2014年9月から2016年4月にかけて{{仮リンク|イランの検事総長|fa|دادستان کل کشور (ایران)|en|Attorney-General of Iran|label=検事総長}}、2004年8月から2014年9月にかけては司法府第一副長官を務めていた。2019年3月に司法府長官に就任した<ref name="presstv"/>。
63行目:
== 大統領として ==
===内政===
内政においては、人権弾圧を主導したとされ、検事としての40年間に反体制派数千名を粛正し「テヘランの屠殺者」と呼ばれた<ref>[https://news.yahoo.co.jp/articles/af4aaf18fef0616c53d8d487d5f53bd992038cef 「大統領死亡したのに踊って花火…歓呼するイランの青年たち」『中央日報』2024-5-22]</ref><ref>{{YouTube|uZhG0pOK3bY|「【イラン大統領がヘリ墜落死!】『墜落の真相とイランの状況』」『長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル』2024-5-22}}</ref>。米国米国務省の [[マシュー・ミラー]]報道官は5月20日の記者会見で、ライシ師がイラン国民の弾圧を続けてきた事実を指摘し、「彼の両手が血で汚れている現実は変わらない」と批判した<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/world/20240521-OYT1T50059/ 「墜落死のイラン大統領、米国務省「彼の両手が血で汚れている現実は変わらない」」『読売新聞』2024-5-21]</ref>
=== 外交 ===
2021年9月、就任後の初外遊先として[[タジキスタン]]を訪れ、[[ドゥシャンベ]]で開催された[[上海協力機構]](SCO)の首脳会議にも出席したライースィーはイランの正規加盟が認められたことを受けて「SCOへの加盟で一方的な[[経済制裁|制裁]]に対抗できるようになる」と述べた<ref>{{cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR14ASP0U1A910C2000000/|publisher=[[日本経済新聞]]|author=|title=イラン、中ロ主導組織加盟へ 上海協力機構が合意|date=2021-09-17|accessdate=2021-09-18}}</ref>。
94 ⟶ 97行目:
== 墜落事故により死去 ==
2024年5月19日、ライースィーは[[アゼルバイジャン]]を公務(ダムの開所式)で訪問した後、[[ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン]]外務大臣、東アーザルバーイジャーン州知事の{{仮リンク|マーレク・ラフマティー|en|Malek Rahmati}}、東アーザルバーイジャーン州での最高指導者代理人の{{仮リンク|モハンマド・アリー・アーレハーシェム|en|Mohammad Ali Ale-Hashem}}<ref>{{Cite web |url=https://aje.io/2sog0w?update=2910703 |title=Who was on the missing helicopter? |date=19 May 2024 |publisher=[[Al Jazeera Media Network]] |access-date=19 May 2024}}</ref>とともにヘリコプターに搭乗し、[[タブリーズ]]に向けて出発したが、その後[[イラン標準時|イラン時間]]([[UTC+3:30]])13時30分頃、一部の乗客が緊急通報を行った直後にライースィーらを乗せたヘリコプターがディズマール森林地帯に墜落した。発見された機体は黒焦げの状態であり、イラン当局は搭乗者全員の死亡を発表した
== 私生活 ==
121 ⟶ 125行目:
| years = 2021年8月3日 - [[2024年]][[5月19日]]
| before = [[ハサン・ロウハーニー]]
| after =
| afternote = 第一副大統領による職務代行
}}
155 ⟶ 159行目:
}}
{{end box}}
{{イラン大統領}}
{{Normdaten}}
165 ⟶ 168行目:
[[Category:シーア派法学者]]
[[Category:法務関係者]]
[[Category:反米感情]]
[[Category:マシュハド出身の人物]]
[[Category:航空事故死した人物]]
|