「長倉久子」の版間の差分

'''長倉 久子'''（ながくら ひさこ、[[1940年]][[10月10日]] - [[2008年]][[1月11日]]）は、[[日本]]の[[哲学者]]研究者、[[キリスト教]][[神学者]]者。専門は西洋[[中世哲学]]史（中世）、特に[[トマス・アクィナス]]と[[ボナヴェントゥラ]]。

1940年に[[静岡市]]に生まれる。[[京都大1959年]]、[[静岡県立静岡高等学校]]卒業<ref>『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度（125周年）版 157頁。</ref>。[[京都大学文学部]]哲学科[[博士]]課程修了。[[南山大学]][[人文学部]][[キリスト教学科]][[教授]]。[[ストラスブール大学]][[宗教学]]博士、[[神学]]博士。

2008年1月11日、[[膵癌|膵臓がん]]のため67歳でにより死去。

* 長倉久子訳、『トマス・アクィナス注解 神秘と学知－『[[ボエティウス]]「ナヴェントゥラ　魂の神への道程』[[三位一体論]]」に寄せて　翻訳と研究』創文社]]、19961993年

* 長倉久子『恩寵の旅路』[[知泉書館]]、2007年
* 長倉久子・松村良祐 共訳・注解『トマス・アクィナス　自然の諸原理について』知泉書館、2008年

[[Category:20世紀日本の神学者]]