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{{出典の明記|date=2022年12月14日 (水) 03:15 (UTC)}}
[[株式会社]]'''リブロポート'''は、[[東京都]]にかつて存在した[[出版社]]である。▼
{{Infobox publisher2
| 外観またはロゴ =
| 正式名称 = リブロポート
| 英文名称 =
| 前身 =
| 現況 = [[1998年]]（[[平成]]10年）5月[[消滅]]。
| 種類 = [[株式会社 (日本)|消滅した株式会社]]
| 市場情報 =
| 出版者記号 =
| 取次会社 =
| 取次コード =
| 設立日 = [[1980年]]（[[昭和]]55年）4月
| 代表者 = [[堤清二]]
| 本社郵便番号 =
| 本社所在地 = {{JPN}}・[[東京都]][[豊島区]][[東池袋]]
| 資本金 =
| 売上高 =
| 従業員数 =
| 決算期 =
| 主要株主 =
| 主要子会社 =
| ネット販売 =
| 主要出版物 =
| 定期刊行物 =
| 電子書籍 =
| 出版以外の事業 =
| 得意ジャンル =
| 関係する人物 =
| 外部リンク =
| Twitterurl =
| 特記事項 =
}}
▲[[株式会社]]'''リブロポート'''は、[[東京都]]にかつて存在した[[出版社]]である。
 
== 概要 ==
[[セゾングループ]]の出版社として[[1980年]]4（[[昭和]]55年）4月から[[1998年]]5（[[平成]]10年）5月まで活動した。全国展開の[[書店]]チェーン「[[リブロ]]」と同系列であった（リブロは、が経営母体が変わり縮小されたが、リブロポート閉鎖後も全国各地にリプロの店舗を展開していがある）。
 
本社は、[[東京都]][[豊島区]][[東池袋]]に置かれていた。[[堤清二]]による肩入れが大きく、堤のもとでの[[西武百貨店]]・[[パルコ]]などのグループ全体の経営が傾いたことで、セゾングループの出版事業は、[[セゾン美術館]]（1999年閉館）と併せ、1998年8（平成10年）8月に閉鎖された。
 
== 評価 ==
リブロポートは美術・写真系関連の出版で顕著な業績を残し、他にも世界史などの人文科学系や社会科学系など複数のジャンルで全850点近くを出版した。大部な作品集に、写真集では[[ハンス・ベルメール]]、[[イリナ・イオネスコ]]、[[ヘルムート・ニュートン]]、[[ブラッシャイ]]など、[[シュルレアリスム]]・[[20世紀]]絵画集では、[[アンディ・ウォーホル]]、[[エゴン・シーレ]]、[[ピエール・クロソフスキー]]、[[バルテュス]]、[[ピエール・モリニエ]]など、現代日本画集では[[野又穫]]、[[鈴木英人]]、[[丸尾末広]]、[[山本タカト]]、[[正子公也]]などがある。また、洋画・[[日本映画|邦画]]双方の映画関連書籍も多く出版された。異色なものとして、堤清二が資料を提供し経済史学者に分析させた[[堤康次郎]]の評伝（1996年）がある。▼
リブロポートは[[美術]]・[[写真]]系関連の[[出版]]で顕著な業績を残し、他にも[[世界史 (科目)|世界史]]などの[[人文科学]]系や[[社会科学]]系など複数の[[ジャンル]]で全850点近くを出版した。
 
▲リブロポートは美術・写真系関連の出版で顕著な業績を残し、他にも世界史などの人文科学系や社会科学系など複数のジャンルで全850点近くを出版した。大部な作品集に、写真集では[[ハンス・ベルメール]]、[[イリナ・イオネスコ]]、[[ヘルムート・ニュートン]]、[[ブラッシャイ]]など、[[シュルレアリスム]]・[[20世紀]]絵画集では、[[アンディ・ウォーホル]]、[[エゴン・シーレ]]、[[ピエール・クロソフスキー]]、[[バルテュス]]、[[ピエール・モリニエ]]など、現代日本画集では[[野又穫]]、[[鈴木英人]]、[[丸尾末広]]、[[山本タカト]]、[[正子公也]]などがある。また、洋海外映画・[[日本映画|邦画]]双方の[[映画]]関連[[本|書籍]]も多く出版された。異色なものとしてでは、堤清二が[[資料]]を提供し[[経済史]]学者[[由井常彦]]ら<ref>由井を編者代表に、1991年に『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 上・下』『資料集』『セゾンの発想』計4冊を刊行<br />続編研究に『セゾンの挫折と再生』由井常彦・田付茉莉子・伊藤修 共編、山愛書院、2010年</ref>に分析させた研究評伝『[[堤康次郎]]の評伝（1996』（編著、1996年（平成8年）））がある。
セゾングループには、「'''トレヴィル'''」という美術書の出版社（1985年 - 1998年）もあった。トレヴィルが刊行する画集など図版本や美術書は、リブロポートが発売した。トレヴィルの書籍には、古書価として高値で取引される美術書が複数あるほか、[[中公文庫]]、[[ちくま学芸文庫]]、[[河出書房新社]]などで改訂再刊された書籍もある。トレヴィルの出版事業は、エディシオン・トレヴィル社（東京都渋谷区）が引き継いでいる。▼
 
▲セゾングループには、「'''トレヴィル'''」という美術書の出版社部門（1985年（[[昭和]]60年） - 1998年）（平成10年））もあった。トレヴィルが刊行する画集など図版本や[[美術書]]は、リブロポートが発販売した。トレヴィルの書籍には、古書価として高値で取引される美術書が複数あるほか、一部は[[中公文庫]]、[[ちくま学芸文庫]]、[[河出書房新社]]などで改訂再刊された書籍もある。トレヴィルの出版事業は、エディシオン・トレヴィル社（東京都[[渋谷区]]）が引き継いでいる。
 
== 主なシリーズ出版 ==
*「 『冒険の世界史」数点が、』 - 一部は[[ちくま学芸文庫]]・[[中公文庫]]で再刊
*「 『ピナコテーカ・トレヴィル・シリーズ」』 - [[モンス・デジデリオ]]ほか全10巻 古書の（揃いでの古書は高価）
*「 『リブロの絵本」』 - 18年間で120点余りを刊行
*「 『[[シリーズ民間日本学者]]」』 - [[1986年]]（昭和61年） - [[1995年まで]]（平成7年）に、40数点を刊行
*「 『社会科学の冒険」』 - 24点を刊行
*「[[ 『Music today]] : biannual series for music & arts」』- 季刊、現代音楽誌。no.17(17（[[1992年)]]（平成4年）） - 。「『Music today quarterly = 今日の音楽」』の後続誌。
 
== 脚注 ==
<references/>
 
== 外部リンク ==
* [http://www.libro.jp/ 株式会社リブロのホームページプラス 公式サイト]
* [http://www.editions-treville.com/ エディシオン・トレヴィルのホームページサイト]
 
{{セゾングループ}}
{{Normdaten}}
 
{{book-stub}}
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[[Category:かつて存在した日本の出版社]]
[[Category:かつて存在した東京都の企業]]
[[Category:西武百貨店|廃りふろほおとの歴史]]
[[Category:セゾングループの歴史]]
[[Category:パルコ|閉]]
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