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'''大山 喬平'''(おおやま きょうへい、[[1933年]]8月 - )は、日本史学者、[[京都大学]]名誉教授。日本中世史・中世農村史。
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'''大山 喬平'''(おおやま きょうへい、[[1933年]]8[[57日]]<ref>『著作権台帳』</ref> - )は、日本の日本史学者[[京都大学]][[名誉教授]]日本中世史・専門は中世農村史。
 
== ==
1933年、[[京都市]]生まれ。1957年3月 に[[京都大学大学院文学研究科・文学部|京都大学文学部]]国史学科を卒業。同大学大学院に進み、1962年3月 京都大学大学院文学研究科博士課程を[[単位取得退学]]。
[[京都市]]に生まれる。1957年京都大学国史学科卒、1962年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。[[名古屋市立大学]]専任講師・助教授、[[大阪市立大学]]助教授、1971年京都大学文学部助教授、1981年「日本中世農村史の研究」で京大[[文学博士]]。1985年教授、1997年定年退官、名誉教授、[[大谷大学]]文学部教授、特任教授、[[立命館大学]]グローバル・イノベーション研究機構教授。[[大阪市立大学]]名誉教授[[河音能平]]や一橋大学名誉教授の[[安丸良夫]]は京大での同期。経済学者の[[大山敷太郎]]は父。主な教え子に京都大学名誉教授の[[勝山清次]]、甲南大学教授の[[佐藤泰弘]]、京都大学教授の[[上島享]]
 
1963年10月より [[名古屋市立大学]]専任講師。1964年4月、名古屋市立大学経済学部助教授。1969年4月 より[[大阪市立大学]]文学部助教授。1971年4月より[[京都大学]]文学部助教授。1981年7月 には『日本中世農村史の研究』を提出して [[博士(文学)|文学博士]] 号を取得。1985年4月、京都大学文学部教授に昇進。1996年4月より京都大学大学院文学研究科教授。1997年3月、京都大学を定年退官し、名誉教授となった。
==著書==
*『日本の歴史 9 鎌倉幕府』[[小学館]] 1974
*『日本中世農村史の研究』[[岩波書店]] 1978
*『ゆるやかなカースト社会・中世日本』[[校倉書房]] 2003
*『日本中世のムラと神々』岩波書店、2012 
 
その後も、1997年4月より[[大谷大学]]文学部教授。1999年4月からは大谷大学文学部特別任用教授。2004年4月からは[[立命館大学]]COE機構招聘教授をつとめた(2007年3月まで)。
==共編著==
 
*京都大学文学部博物館の古文書 第1輯 [[長講堂領]]目録と島田家文書 [[思文閣出版]] 1987.11
== 人物 ==
:第3輯 [[細川頼之]]と西山地蔵院文書 思文閣出版 1988.10
大学では[[赤松俊秀]]、[[林屋辰三郎]]に師事<ref name="#1">『日本中世農村史の研究』480頁</ref>。[[大阪市立大学]]名誉教授[[河音能平]]や[[一橋大学]]名誉教授の[[安丸良夫]]は京大での同期<ref name="#1"/>。
 
===門下生===
*[[勝山清次]]([[京都大学]][[名誉教授]])<ref>『中世年貢制成立史の研究』452頁</ref>
*[[水野章二]]([[滋賀県立大学]][[名誉教授]])<ref>『日本中世の村落と荘園制』487頁</ref>
*[[伊藤俊一]]([[名城大学]]教授)<ref>『室町期荘園制の研究』495頁</ref>
*[[佐藤泰弘]]([[甲南大学]]教授)<ref>『日本中世の黎明』646頁</ref>
*[[川端新]](元[[山口大学]][[助教授]])<ref>『荘園制成立史の研究』1頁</ref>
*[[橋本道範]]([[滋賀県立琵琶湖博物館]][[専門学芸員]])<ref>『日本中世の環境と村落』418頁</ref>
※同分野(荘園制・村落史を専門とするものに限る)
 
==家族・親族==
*父:[[大山敷太郎]]は経済学者<ref name="#1"/>。
 
== 著書 ==
*『日本の歴史 9 鎌倉幕府』[[小学館]] 1974
*『日本中世農村史の研究』[[岩波書店]] 1978
*『ゆるやかなカースト社会・中世日本』[[校倉書房]] 2003、2003/増補版・[[法藏館|法蔵館文庫]]、2024
*『日本中世のムラと神々』岩波書店、2012 
 
== 共編著 ==
*京都大学文学部博物館の古文書 第1輯 [[長講堂領]]目録と島田家文書 [[思文閣出版]] 1987.11
:第3輯 [[細川頼之]]と西山地蔵院文書 思文閣出版 1988.10
:第9輯 浄土宗西山派と三鈷寺文書 1992
*中世荘園の世界 東寺領丹波国大山荘 思文閣出版 1996.9
*日本中世の村落 [[清水三男]]『日本中世の村落』[[馬田綾子]]共校注 1996.11 [[岩波文庫]]
*東寺百合文書を読む よみがえる日本の中世 [[上島有]]、黒川直則共編 思文閣出版 1998.12
*中世裁許状の研究 塙書房 2008.10
*長楽寺蔵 七条道場金光寺文書の研究 [[村井康彦]]共編 [[法蔵館]] 2012.10
*『古代・中世の地域社会 「ムラの戸籍簿」の可能性』[[三枝暁子]]共編、思文閣出版 2018
==記念論集==
 
*日本国家の史的特質 古代・中世 / 大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997.5
== 記念論集 ==
*日本社会の史的構造 古代・中世 / 大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997.5
*日本国家の史的特質 古代・中世 / 大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997.5
*日本社会の史的構造 古代・中世 / 大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997.5
==参考==
 
*http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4751734008.html
== 参考 ==
*https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784751734001
*J-GLOBAL
*京大文学部の百年
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
{{Normdaten}}
{{デフォルトソートDEFAULTSORT:おおやま きようへい}}
[[Category:日本の歴史学者]]
[[Category:日本中世史学者]]