「ハナミズキ (曲)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m →カバー |
|||
(14人の利用者による、間の18版が非表示) | |||
16行目:
*ミリオン([[着うた]]、日本レコード協会)
*ダブル・プラチナ([[着うたフル]]、日本レコード協会)
| Chart position = *
*2004年3月度月間9位(オリコン)
*2004年度年間30位(オリコン)
26行目:
| Misc = {{External music video|{{YouTube|TngUo1gDNOg|ハナミズキ}}}}
}}
「'''ハナミズキ'''」は、[[一青窈]]の5枚目の[[シングル]]であり、代表曲の1つ。[[2004年]][[2月11日]]にコロムビアミュージックエンタテインメント(現・[[日本コロムビア]])より発売された。初回盤はモノクロジャケット仕様。
== 概要 ==
タイトルの元になった ″ハナミズキ″ は、一青窈が学生時代によく行った[[世田谷区]]内の[[二子玉川]]にある「ドッグウッドプラザ<ref group="注">ハナミズキは英語でドッグウッド(dogwood)。</ref>」にちなんでいる。[[アメリカ同時多発テロ事件]]発生時、[[ニューヨーク]]にいた友人からのメールをきっかけに、一週間ほどで書いた詞であった。作詞当時は、A4用紙3枚程で
曲が初めて発表されたのは、リリースの約1年前の[[2003年]]4月に[[池上本門寺]]で行われた初の野外ライブ
PVでは、歌詞に合わせて[[手話]]を取り入れている。[[第58回NHK紅白歌合戦]]では、大学生時代のサークルの友人と共に手話を行いながらの「ハナミズキ」を披露した。
2004年のライブツアー「てとしゃん」での機材輸送[[貨物自動車|トラック]]のコンテナにハナミズキの通常版ジャケットからの写真があしらわれていた。
▲初めて発表されたのは、リリースの約1年前の[[2003年]]4月に[[池上本門寺]]で行われた初の野外ライブ・「月天心~しゅるり」であった。発表当時は、3番の歌詞の一部は歌唱前に読まれていた。なお、その模様はライブDVD「姿見一青也」に収録されている。
▲2004年のライブツアー「てとしゃん」での機材輸送[[貨物自動車|トラック]]のコンテナにハナミズキの通常版ジャケットからの写真があしらわれていた。2004年のライブツアー最終公演で来場者3700名にハナミズキの苗木をプレゼントした。
2004年の[[アテネオリンピック (2004年)|アテネ五輪]]女子[[マラソン]]で[[金メダル]]を獲得した[[野口みずき]]の名前の由来であったことも手伝って、[[2000年]][[シドニーオリンピック|シドニー五輪]]([[高橋尚子]]がマラソンにおいて金メダルを獲得)の時の[[hitomi]]の「[[LOVE 2000 (hitomiの曲)|LOVE 2000]]」に続く、金メダルソングとしても話題となった。
[[2006年]]12月の[[よみうりランド]]で行われた初のフリーライブ「BESTYO Free CONCERTYO」の当日の天気は曇り空であったが9曲目の「ハナミズキ」のサビを歌い出した途端、空が晴れ日光が一青を[[スポットライト]]のように照らし、幻想的な雰囲気になったという。▼
[[オリコン]]の週間シングルランキングでは125週連続チャートインし、累計136週のチャートイン。カラオケランキングでは90週連続でTOP5入りとなるロングヒットを記録。2007年度の年間ランキングでは6位。▼
表題曲は[[日本音楽著作権協会]](JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングで[[2005年]]度の年間9位<ref>[http://www.jasrac.or.jp/profile/prize/2006_country.html 2006年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)]、日本音楽著作権協会、2006年。</ref>、[[2013年]]度の年間10位<ref>[http://www.jasrac.or.jp/profile/prize/2014_country.html 2014年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)]、日本音楽著作権協会、2014年。</ref>、[[2015年]]度の年間5位<ref>[http://www.jasrac.or.jp/profile/prize/2016_country.html 2016年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)]、日本音楽著作権協会、2016年。</ref>を獲得した。▼
[[2015年]][[7月29日]]に、リリースされた一青にとって2作目となるカバーアルバム「[[ヒトトウタ]]」でも、「ハナミズキ」はセルフカバーされ、母校の森村学園の生徒と一緒に歌い上げた。▼
また、歌手の間でも歌われることも多く、2006年の[[鎌倉市|鎌倉]]でのライブイベントで共演した[[森山良子]]に絶賛された。また作曲者の[[マシコタツロウ]]をはじめ、[[徳永英明]]の『[[VOCALIST]]』、[[甲斐よしひろ]]の『10 Stories』といったカバーアルバムに収録されている。またラジオ放送で[[福山雅治]]がギターでの[[弾き語り]]もした。[[2018年]]の[[アクト・アゲインスト・エイズ]]「[[ひとり紅白歌合戦]]」において[[桑田佳祐]]による歌唱も披露された。▼
▲また、歌手の間でも歌われること
▲[[2006年]]12月の[[よみうりランド]]で行われた初のフリーライブ「BESTYO Free CONCERTYO」の当日の天気は曇り空であったが9曲目の「ハナミズキ」のサビを歌い出した途端、空が晴れ日光が一青を[[スポットライト]]のように照らし、幻想的な雰囲気になったという。
== チャート成績・その他のランキング ==
▲2009年11月に、この唄のイメージを実写化した[[ハナミズキ (映画)|映画]]が制作されると発表された。2010年8月に公開され、興行収入27億円を超える大ヒットとなった。
▲[[オリコン]]の週間シングルランキングでは125週連続
▲表題曲は[[日本音楽著作権協会]](JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングで[[2005年]]度の年間9位<ref>[http://www.jasrac.or.jp/profile/prize/2006_country.html 2006年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)]、日本音楽著作権協会、2006年。</ref>、[[2013年]]度の年間10位<ref>[http://www.jasrac.or.jp/profile/prize/2014_country.html 2014年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)]、日本音楽著作権協会、2014年。</ref>、[[2015年]]度の年間5位<ref>[http://www.jasrac.or.jp/profile/prize/2016_country.html 2016年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)]、日本音楽著作権協会、2016年。</ref>を獲得した。
▲[[2015年]][[7月29日]]に、リリースされた一青にとって2作目となるカバーアルバム「[[ヒトトウタ]]」でも、「ハナミズキ」はセルフカバーされ、母校の森村学園の生徒と一緒に歌い上げた。
[[第一興商]]が、自社の通信[[カラオケ]]『[[DAM (カラオケ)|DAM]]』がサービスを開始した1994年4月から2018年10月までのデータを集計したところ、
== 収録曲 ==
(全曲 作詞:一青窈/編曲:[[武部聡志]])
# '''ハナミズキ'''
#
# '''年年歳歳'''
#
# '''ハナミズキ(instrumental)'''
93 ⟶ 92行目:
* [[SOTTE BOSSE|Sotte Bosse]]『[[innocent view]]』(2007年[[3月7日]])
* [[美吉田月]] - 『pure flavor #1〜color of love〜』(2007年[[8月22日]])
* [[中西保志]] - 『
* DUNCAN'S DIVAS([[スナッフ (バンド)|Snuff]]のダンカン・レッドモンズ) - 『Sticks Up Girls』(2007年[[12月8日]])
* [[森山良子]] - 『春夏秋冬』([[2008年]][[3月5日]])
103 ⟶ 102行目:
* [[cargo]]×[[加賀美セイラ|seira]] - 『FLOWER SHOWER』(2010年[[8月4日]]、英語でのカバー。)
* [[新垣結衣]] - 『[[虹 (新垣結衣のアルバム)|虹]]』(2010年[[9月22日]])
* [[
*[[JOY (ファッションモデル)|JOY]] - カバーアルバム『JOY COVERS』(2013年1月16日)
* [[
* [[岩佐美咲]]『[[リクエスト・カバーズ]]』(2013年[[11月6日]])
*[[青木隆治]] - カバーアルバム『VOICE 200X』(2013年12月18日)
* [[華風月]] - 『THEME OF 華風月』(2014年[[1月19日]])
* [[百済友希|keity,pop]]『皆で歌おう!すぐに歌って騒げるEDM×J-POPカヴァーvol.1』(2014年9月12日)
* [[May J.]]『[[May J. W BEST -Original & Covers-]]』([[2015年]][[1月1日]])
* [[中森明菜]]『[[歌姫4 -My Eggs Benedict-]]』(2015年[[1月28日]])
*[[松崎しげる]] - アルバム『私の歌 ~リスペクト~』(2015年6月10日)
* 安達垣愛姫([[大橋彩香]]) - 『[[政宗くんのリベンジ]] Blu-ray&DVD 第2巻特典CD』(2017年4月26日)
*[[天童よしみ]] - カバーアルバム『VOICE』(2018年6月20日)
*[[堀優衣]] - アルバム『[[THEカラオケ★バトルのディスコグラフィ#テレビ東京系 「THEカラオケ★バトル」 5th Anniversary BEST|テレビ東京系 「THEカラオケ★バトル」 5th Anniversary BEST]]』(2019年3月20日)
*[[Baby Boo]] - アルバム『花が咲く日は』(2019年4月24日)
* [[桑田佳祐]] - ライブビデオ『[[平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦]]』(2019年6月5日)
* [[にじさんじ|童田明治]] - 『IMAGINATION vol.2』(2019年11月27日)<ref>{{Cite web|和書|publisher=RK Music |work= |url=https://rkmusic.jp/info/20190918_1.html |title=VTuberコンピレーションアルバムプロジェクト第2弾!「IMAGINATION vol.2」10月26日(土)00:00〜配信決定!〜11月27日(水)に数量限定CDの発売も決定し順次予約受付開始!〜|date=2019-09-18|accessdate=2019-09-18}}</ref>
*[[ソンジェ]] - アルバム『男の花道~SUNGJE'S JAPANESE SONGBOOK~』(2020年2月26日)
*[[森内寛樹]] - カバーアルバム『[[Sing;est]]』(2021年1月20日)
*[[大江裕]] - カバーアルバム『TRY~大江裕J-POPを歌う~』(2021年11月17日)
*[[五木ひろし]] - アルバム『DREAM -五木ひろし J-POPを唄う-』(2022年3月16日)
*[[大泉洋]] - CM『[[ヤクルト本社]]・[[ヤクルト|ヤクルト400W]]「人生100年時代」編』(2022年5月12日)<ref>{{Cite web|和書|title=大泉洋、名曲「ハナミズキ」を熱唱「イケる」「これからは歌えるなと…」 |url=https://news.mynavi.jp/article/20220511-2343024/ |website=マイナビニュース |date=2022-05-11 |access-date=2022-05-29 |language=ja}}</ref>
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"|1}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
124 ⟶ 136行目:
* [[ハナミズキ (映画)]]
* JR[[七尾線]] - (一青の母の出身地・[[中能登町]]内を中心とした一部の駅で[[接近メロディー]]として使用)
* [[残酷な天使のテーゼ]] - [[JOYSOUND]](カラオケ)における[[平成]]の間に歌われた楽曲ランキング総合1位の楽曲<ref>{{Cite web|和書|title=JOYSOUND平成カラオケランキング|url=https://www.joysound.com/web/s/karaoke/feature/heisei/ranking|website=JOYSOUND.com|accessdate=2020-09-06|language=ja}}</ref>。
{{一青窈}}
139 ⟶ 152行目:
[[Category:火曜サスペンス劇場主題歌]]
[[Category:第55回NHK紅白歌合戦歌唱楽曲]]
[[Category:第56回NHK紅白歌合戦歌唱楽曲]]
[[Category:第58回NHK紅白歌合戦歌唱楽曲]]
[[Category:日本中央競馬会のコマーシャルソング]]
|