「BuzzFeed Japan」の版間の差分

| 社名 = バズフィード・ジャパンＢｕｚｚＦｅｅｄ　Ｊａｐａｎ株式会社

| ロゴ = [[File:BuzzFeed.svg|250px]]

| 画像 = The Iceberg building.JPG

| 画像説明 = The Iceberg

| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]

| 市場情報 = 非上場

| 本社郵便番号 = 102150-82820001

| 本社所在地 = [[東京都千代田]][[渋谷区紀尾井町1-3<br]][[神宮前 />東京ガーデンテラス紀尾井タワー(渋谷区)|神宮前]]六丁目12番18号 [[WeWork]] [[The Iceberg]]7階

| 設立 = {{Start date and age|[[2015|08|年]][[8月12}}日]]

| 業種 = オンラインメディア5250

| 代表者 = [[代表取締役]][[社長]] スコット・マッケンジー<ref name="s.mackenzie" />

| 資本金 = 5億60009000万円

|売上高 = 7億8475万5000円（2018年12月31日時点期）<ref name="fy">[https://catr.jp/companies/0601a/68598/settlements/46c55/133267 BuzzFeed Japan株式会社 決算公告]</ref>

|営業利益 = ▲1億1967万5000円（2018年12月31日時点期）<ref name="fy" />

|純利益 = ▲11億32635876万80007000円（2018（2020年12月31日時点期）<ref name="fyfy2">[https://catr.jp/companies/0601a/68598/settlements/fa116/193770 BuzzFeed Japan株式会社 第6期決算公告]</ref>

|総資産 = 45億55985921万20008000円（2018（2020年12月31日時点期）<ref name="fyfy2" />

| 従業員数 = 約70160人

| 決算期 = 毎年[[12月31日]]

| 外部リンク = https://www.buzzfeed.com/aboutjp

'''BuzzFeed Japan'''（バズフィードジャパン）は、オンラインメディア[[BuzzFeed]]（バズフィード）の日本版、及びそれを運営する<ref name="yamakawa" />2015年に設立された[[東京都]]千代田区に本社を置く[[日本]]の会社。[[アメリカ合衆国]]の[[BuzzFeed]]バズフィードと日本の[[ヤフー (企業)|ヤフー]]の[[ジョイントベンチャー (マーケティング用語)|ジョイントベンチャー]]<ref>{{citeCite web|和書|url= http://jp.techcrunch.com/2015/10/17/20151015youll-never-believe-who-buzzfeed-japan-just-hired/ |title=BuzzFeed Japan、思わぬ大物を創刊編集長に起用 |publisher=TechCrunch |date=2015-10-17|accessdate=2015-10-17}}</ref>として設立され、2021年にはザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社と合併、朝日新聞社が出資者に加わった。バズフィードの拠点としては[[シドニー]]、[[ベルリン]]、[[ムンバイ]]、[[サンパウロ]]などに次ぎ12番目にあたる<ref name=at2015>{{Cite web|和書|url= http://www.advertimes.com/20150818/article200725/ |title=バズフィード日本版、今冬開設へ 広告はヤフーが独占販売 |publisher=AdverTimes |date=2015-8-18|accessdate=2015-10-17}}</ref>。

2016年1月から始まった<ref name=":0">まつもとあつし [httphttps://mainichi.jp/premier/business/articles/20160310/biz/00m/010/012000c 新興メディア・バズフィードは日本でもバズるのか] 2016年3月11日</ref>BuzzFeedの日本版では、各国のBuzzFeedのコンテンツの翻訳と独自記事が掲載される<ref name=yamakawa/>。2017年1月時点で、編集部は男女25人ずつの総勢50人で構成されている<ref name=":1">{{Cite news|title=フェイクニュースと戦うメディアでありたい」 創刊一周年を迎えたBuzzFeed Japanに潜入|date=2017.01.26|url=https://abematimestimes.comabema.tv/articles/posts-/1935453|accessdate=2019/01/27|newspaper=Abema Times}}</ref>。コンテンツは「[[Yahoo!ニュース]]」などに配信され、広告の販売権はヤフーが独占する<ref name=yamakawa>{{citeCite web|和書|author=山川晶之|url= httphttps://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160120_739925739925.html|title=ゆるいネタから政治経済ニュースまで「BuzzFeed Japan」創刊、強力な編集体制で記事はすべて独自制作 |publisher=Impress |date=2016-01-20|accessdate=2016-04-21}}</ref>。

[[フェイクニュース]]・[[キュレーションサイト]]・[[まとめサイト]]の問題を継続的に取材し、また政府真偽不明な情報の広報や選択的なファクトチェックを行っている<ref>{{Cite news|title=ニンテンドースイッチの記事で「はちま起稿」がデマ、任天堂が完全否定|date=2017/01/25|url=https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/korean-news-xyz|accessdate=2019/01/27|newspaper=BuzzFeed Japan|author=籏智広太}}</ref><ref>{{Cite news|title=【シン・ゴジラ】まとめサイトが流した「北米で酷評の嵐」は本当か？|date=2016/10/05|url=https://www.buzzfeed.com/jp/keigoisashi/shin-godzilla-false-rumor|accessdate=2019/01/27|newspaper=BuzzFeed Japan|author=井指啓吾|author2=山光瑛美}}</ref><ref>{{Cite news|title=ニンテンドースイッチの記事で「はちま起稿」がデマ、任天堂が完全否定|date=2016/10/21|url=https://www.buzzfeed.com/jp/tatsunoritokushige/matomematadema|newspaper=BuzzFeed Japan|author=徳重辰典|accessdate=2019/01/27}}</ref>。[[ディー・エヌ・エー|DeNA]]の[[ディー・エヌ・エー#「WELQ」に始まるキュレーションサイトの問題|キュレーションサイト問題]]では、いち早く医療系サイト「WELQ」の正確性・[[剽窃]]の問題を関係者への取材も行って報じ、問題の顕在化に一役買った<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.buzzfeed.com/jp/keigoisashi/welq-03 |title=DeNAの「WELQ」はどうやって問題記事を大量生産したか　現役社員、ライターが組織的関与を証言 |publisher =BuzzFeed News |date=2016-11-28 |accessdate=2023-01-29}}</ref>。この一連の記事で日本でのBuzzFeedの知名度も上がり、設立1年で月間訪問者数が1600万人を突破している<ref name=":1" />。 2017年9月7日には、医療・健康情報に特化した「BuzzFeed Japan Medical」を開始した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.buzzfeed.com/jp/daisukefuruta/medical-launch |title=医療・健康情報に特化した「BuzzFeed Japan Medical」スタート　専門記者が担当 |publisher =BuzzFeed Japan |date=2017-09-07 |accessdate=2023-01-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000019238.html |title=BuzzFeed Japan、「BuzzFeed Japan Medical」をスタート |publisher =PR TIMES |date=2017-09-07 |accessdate=2023-01-29}}</ref>。[[読売新聞]]医療部や「yomiDr.（ヨミドクター）」編集長などを経験した医療記者・岩永直子氏を中心とする専任チームを設置し、根拠に基づいた医療・健康記事の発信を行っている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tvguide.or.jp/column/column-1883052/ |title=医療に関するニュース、どう拾えば？ BuzzFeed Japan Medical・岩永直子記者に聞く【前編】 |publisher =TV Guide |date=2022-11-30 |accessdate=2023-01-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://digiday.jp/publishers/buzzfeed-japan-medical-kuchiki/ |title=「すべては、ひとつの線で繋がっている」：朽木誠一郎氏、BuzzFeed Japan「医療情報」専任記者の1日 |publisher =DIGIDAY |date=2017-10-12 |accessdate=2023-01-29}}</ref>。

* 2015年[[10月16日]]、元[[朝日新聞デジタル]]編集部の[[古田大輔]]が創刊編集長に就任（2019年5月31日退任）<ref>{{citeCite web|和書|url=http://pr.yahoo.co.jp/release/2015/10/16a/|title=日本版BuzzFeed創刊編集長就任のお知らせ|accessdate=2015-10-17|date=2015-10-16|publisher=ヤフープレスルーム}}</ref>。

* 2016年4月1日、元クリテオ代表取締役兼アジア太平洋地域最高責任者の[[上野正博]]が代表取締役社長に就任<ref name="at2016">[http://www.advertimes.com/20160401/article221862/ バズフィード・ジャパン社長に前クリテオ代表の上野正博氏 #宣伝会議 | AdverTimes（アドタイ）] 販促会議 編集部2016.04.01 掲載</ref>。

* 2019年1月15日、スコット・マッケンジーが代表取締役社長に就任<ref name="s.mackenzie">{{Cite press release|和書|title=BuzzFeed Japan 代表取締役社長にスコット・マッケンジーが就任|publisher=BuzzFeed Japan|date=2019/01/17|url=https://www.buzzfeed.com/buzzfeedpress/buzzfeed-japan-scottmackenzie|accessdate=2019/01/27|ref=s.mackenzie}}</ref>。

2016年7月18日配信の記事において、[[2016年東京都知事選挙|都知事選]]に、[[在日韓国・朝鮮人]]に対して「殺せ、死ね」という[[ヘイトスピーチ]]が問題視された「[[在日特権を許さない市民の会]]（在特会）」初代会長の立候補者である[[桜井誠 (活動家)|桜井誠]]が立候補した<ref name="teisei20160718" />。2016年7月18日、BuzzFeed Japanは、桜井が前日におこなった[[選挙演説]]の内容をもとに、「【都知事選】「[[朝鮮人]]、あるいは[[サル]]」公然と叫ぶ桜井候補。在特会前会長の狙いは?」というタイトルで、「選挙活動では、選挙の記事を配信自由妨害罪により、[[日本のヘイトスピーチ#法規制|ヘイトスピーチが野放にされている問題]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://mainichi.jp/articles/20160904/k00/00m/040/081000c |title=選挙中は野放し　政治活動との線引き課題 |publisher =毎日新聞 |date=2016-09-03 |accessdate=2023-02-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://nordot.app/539339439320646753 |title=想定外だった「選挙ヘイト」、新たな課題に　　ヘイトスピーチ対策法３年、現状と課題（３） |publisher =47NEWS |date=2019-09-04 |accessdate=2023-02-28}}</ref>」について報道した<ref name=":2">{{Cite news|url=https://megalodon.jp/2016-0718-0845-13/https://www.buzzfeed.com:443/satoruishido/20160717-tochijisen-sakurai|title=【都知事選】「朝鮮人、あるいはサル」公然と叫ぶ桜井候補。在特会前会長の狙いは?|publisher=BuzzFeed japan|date=2016-07-18|accessdate=2016-07-20}}</ref><ref name="teisei20160718">{{Cite web|和書|url=https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido/20160717-tochijisen-sakurai |title=【都知事選】「朝鮮人」批判を公然と叫ぶ桜井候補。在特会前会長の狙いは？ ※記事を訂正しました。 |publisher =BuzzFeed |date=2016-07-18 |accessdate=2023-01-30}}</ref>。その後、読者からの指摘を受けて確認したところ、桜井が実際には「朝鮮人、あるい[[左翼]]」と発言していたことが判明し分かった<ref name="teisei20160718" /><ref name="sankei20160720">{{Cite news | url = httphttps://www.sankei.com/politicsarticle/news20160720-VCUPOYL4GBLVJOVZGS47ER5FYA/160720/plt1607200019-n1.html | title = 【東京都知事選】桜井誠氏の演説「朝鮮人あるいは左翼」を「朝鮮人あるいはサル」と誤記 バズフィード・ジャパンが訂正して謝罪 | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-20 | accessdate = 2016-07-20 }}</ref>。同日18時31分に古田編集長は謝罪文をツイッターに投稿し<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/masurakusuo/status/754971912720089088|title=@masurakusuo|accessdate=2019-01-27|last=古田大輔|date=2016-07-18|website=Twitter|publisher=|language=ja}}</ref>、桜井に直接謝罪をおこなった<ref name="sankei20160720" />。誤記の理由については、「現場で取材した記者が聞き取り、録音でも確認しましたが、スピーカーの音が割れて誤認しました」としている<ref name=":2teisei20160718" />」としている<ref name="sankei20160720" />。

2018年7月12日、アイドルグループ[[BiSH]]のメンバーへのインタビュー記事で、[[ウィキペディア日本語版]]にメンバーのページ（項目・記事）があるのは[[アイナ・ジ・エンド]]だけということで、「このままでは初めてBiSHを知ったファンが、ウィキペディアを検索できず路頭に迷ってしまう」として、BuzzFeed Japanの記者がウィキペディアに同記事で取材した情報を元に他のメンバーのページを作成したが、[[Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか#ウィキペディアは演説台、広告宣伝の手段ではありません|宣伝行為]]などのルール違反によって[[Wikipedia:削除|削除]]され、さらに再作成と削除が繰り返される状態となった。また、このことについてBuzzFeed Japanは[[Twitter|ツイッター]]上で「ソースは本人だから安心安全」と書き込んでいたとも報じられた。また、騒動後、当該記事は見出し・記事本文の一部などが修正され、末尾には修正した旨の説明文が追加されている<ref>{{Cite news|url=https://www.j-cast.com/2018/07/18334128.html?p=all|title=BuzzFeed、ウィキ「規約違反」で記事修正 「ソースは本人」企画にネット呆れ|publisher=[[ジェイ・キャスト|J-CASTニュース

2019年1月21日には、コンビニ大手が[[エロ本#販売場所|成人向け雑誌]]の販売をとりやめたことに対し、記者が「来店しやすくなる人がいるのか。非実在なんじゃ」などとツイッターで投稿。[[MeToo|#MeToo]]などし、多くの観点から強い批判を受けたため、記者は投稿を削除してお詫び<ref name="buzz-seijinshi20190125" />。同月25日に、BuzzFeed Japanは「コンビニに行きやすくなると歓迎する人はいる」「パブリックな場所に置かれていることで、誰かを紹介す傷つけている記事ことを掲載知ってほしい」という思いを改めて取材し、その中で、「ツイートは事実とかけ離れた内容であり、記者は社内で厳重な注意を受け、当該ツイートを削除し、お詫びしました」と記載した<ref name="buzz-seijinshi20190125">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20190203131143/https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapannews/seijinshi |title=「誰かを傷つけていることを、知ってほしい」成人誌がコンビニから消える意味」 |accessdatepublisher =BuzzFeed Japan News |date=2019-01-25 |last=|first=|websiteaccessdate=2023-01-29}}</ref>。また、BuzzFeed Japanは「編集・倫理ガイドライン<ref>{{Cite web|publisher=和書|language=ja|archiveurlurl=https://web.archive.org/web/20190125104230/https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapannewsshani/seijinshithe-buzzfeed-editorial-standards-and-ethics-guide-1 |archivedatetitle=2019/BuzzFeed News編集・倫理ガイドライン |publisher =BuzzFeed |date=2018-11-26 |accessdate=2023-01/25-29}}</ref>」で「[[人権]]、[[女性の権利]]、[[反人種差別]]、[[LGBT]]の平等などの問題には、議論の余地はないと考えています」としていることに触れ、今回の件を受けて社内での議論をより一層深め、「女性の権利や[[性暴力]]」「[[＃MeToo|#MeToo]]」「#WeToo」のムーブメントに関する記事を、引き続き発信していくと記載した<ref name="buzz-seijinshi20190125" />。

==出典 脚注 ==

{{Reflist脚注ヘルプ}}

[[Category:ソLINEヤフトバンクグループ]]

[[Category:千代田渋谷区の企業]]