「やすり」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Rural City (会話 | 投稿記録) →歴史: 年代に約は付けない |
編集の要約なし |
||
(3人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
1行目:
[[ファイル:Surface of a file.jpg|thumb|300px|刃が交差した複目と呼ばれるやすりの表面]]
'''やすり'''('''鑢
やすりの語源は、「鏃(やじり)をする」の「やする」が「ヤスリ」になった説と、ますますきれいに磨くという意味の「弥磨(いやすり)」が「ヤスリ」になった説がある<ref> [http://www12.ocn.ne.jp/~yasuri/jiten_page01.html 広島地区鈩工業組合ホームページ] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20100430123241/http://www12.ocn.ne.jp/~yasuri/jiten_page01.html |date=2010年4月30日 }}</ref>。
13行目:
日本においては、5世紀後半の[[岡山県]]隨庵[[古墳]]からやすりらしき物が出土しているほか、[[奈良時代]]の[[宮城県]]東山遺跡からも発掘されている。
やすりの製造は、農村鍛冶の副業から始まり、しだいに手作りの家内工業として発達してきた。[[明治]]後半には目立機が考案され、[[大正]]初期に目立機が電動化、圧延機も開発されたことにより、量産化が可能となった。戦前までは、[[大阪]]、[[新潟県|新潟]]、[[東京]]などもやすり産地であったが、戦災で衰退した<ref>[http://www12.ocn.ne.jp/~yasuri/jiten_page03.html 「仁方とヤスリ」広島地区鈩工業組合] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20100430123248/http://www12.ocn.ne.jp/~yasuri/jiten_page03.html |date=2010年4月30日 }}</ref>。[[広島県]][[呉市]][[仁方 (広島県)|仁方]]地区は戦争の被害が少なく、やすりメーカーが集まった「やすり団地」という地区があり、そこで生産される[[仁方やすり]]は国内生産量の95%を占める<ref>{{
| author = 社団法人[[日本青年会議所]]中国地区広島ブロック協議会
| url = http://www05.jaycee.or.jp/2005/chugoku/hiroshima/html/zibasyoukai.pdf
88行目:
[[カテゴリ:工具]]
[[カテゴリ:音具]]
[[カテゴリ:研磨]]
|