取材

目標100カ国100,000kmの自転車世界一周、これまでの52カ国65,000kmで撮影した美麗な光景の写真集


自転車で世界一周の旅をする事は、信じられない体験の連続で、魅力に溢れる時間を過ごせます。どうも、はじめまして、周藤卓也@チャリダーマンです。目標100カ国100,000kmの自転車世界一周をしています。最初は2006年からオーストラリアをワーキングホリデーで各地の農場で働きながら一周しました。そこから東ティモールへ渡り、インドネシア、東南アジア、中国と渡り香港まで旅して日本へ戻りました。初めての海外旅行で2年3ヶ月かかりました。

そして今回は2009年5月に地元福岡を出てから壱岐・対馬と経由して韓国へ渡り、中国、中央アジア、イラン、南カフカス、トルコ、そしてヨーロッパをバルカン半島、中東欧、バルト三国、北欧、ドイツ、ベネルクス、フランス、と旅して現在ポルトガルに居ます。52カ国と65,000kmを走りました。

というわけで、その過程で撮影した数々の美麗な写真集は以下から。
オーストラリアといえばエアーズロックですね。


訪れた人はがっかりするという話ですが、走りに走り辿り着いたシンガポールのマーライオンはがっかりしませんでした。


中国の北京といえば天安門広場。


ウズベキスタンのサマルカンドは歴史的な街です。


トルコのイスタンブールには宇宙要塞みたいな巨大なモスクがあちらこちらにあります。


ギリシアのアテネのシンボルはパルテノン神殿。


ドイツのブレーメンには音楽隊の像が飾られてました。


スペインのサラマンカには迫力のある歴史的な教会が建っています。


そして、2011年の始め、モロッコから最低一年間はアフリカを旅します。この自転車旅行とアフリカという場所から仕事に繋がらないかと、ヤフーオークションで営業をかけました。そして幾つかのインターネットサイトにPRのメッセージを送り、GIGAZINE様により落札を頂きました。

自転車での世界一周は高校受験の際に狙い定めた自身の夢でした。そこから高校ではアルバイトを重ね、卒業と同時に10ヶ月の自転車日本一周を経験しました。そこからまた資金を稼いで、旅立ちに戸惑い時間を潰しながらも、2006年間から世界一周を始めています。物価の高い国では野宿と自炊、安い国では安宿と外食が旅のスタイルです。幾つもの国境を自転車で越えて来ました。

テントの撤収をしていると羊の大群に襲われました。脇目も振らずに草を食べています。


野宿する際はガソリンコンロで自炊しています。


デンマークでは砂の海岸線を走りました。


冬のアルメニアの峠は雪に覆われています。


ノルウェーからスウェーデンへの国境越え。


自転車の旅は自由にルートを描く事が出来ます。「疲れたから一日休もう」とふと立ち止まった街は、一般の旅行者は訪れる事のない、観光地化されていない本当の外国。そこには様々な現地の生活が溢れていて、その刺激は何よりの旅の快感です。

車が泊まっていると立ち寄った、野生のコアラが居ました。勿論、オーストラリアです。


オーストラリアでは農場で働く事が出来ます。これは、トラックとドッキングしてメロンの収穫に使われています。


東ティモールでは空きペットボトルにガソリンが注がれて販売されていました。お茶だと思っていました。


タイの象ビル。バンコクの北にあります。


ラオスでは幼虫を食べました。もち米のカオニャは美味しいです。


アンコールワットで有名なシェムリアップの近くにはトンレサップという湖があります。そこには船を浮かべて生活する人達が居て、その集落の為のバスケットコートが河を流れて行きました。


カンボジアでの一般的な荷物の積載方法です。


ベトナムのサトウキビジュースは健康的な甘さで、たくさん飲んでました。手作業と全自動があり手作業の方が味が濃いのでお勧めします。


標高3000mを越える中国青海省の高原。絵画みたいですね。


キルギスタンの峠を攻略中で、遥か下方に上って来た道路がみえます。


旧ソ連式集合住宅の合間に張られたロープに洗濯物が吊るされて舞っています。ここまで大きな空間を使った洗濯物の干し方はアルメニアでしかみていません。


どこまで行っても山ばかりであったモンテネグロ、その壮大な景色には圧倒されっぱなしでした。


ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルの町並み。


幾つもの国を跨いで流れるドナウ川の中流ですが、ここまで来ると海の様です。


EU加盟国でありながらもルーマニアの田舎では元気に馬車が行き交っています。


そして現地で重装された自転車は、派手に目立つみたいで良く人に話しかけられます。そうして覚えていく現地の言葉も楽しい物です。「タンカー船で働いていて、キューバにはよく行ったもんだ」と旧ソビエト連邦だったラトビアで会った老人は言いました。

「ご飯食べていかない?」と誘ってくれたインドネシアのご夫婦と子供


「サバディ(こんにちは)」と笑顔で手を降るのがラオスの子供達です。


韓国のソウルでは対馬で会ったサイクリストのご家族の家にホームステイさせて頂きました。


なぜか親しくしてもらいカラオケへ連れて行ってもらった二人です。自分にとって二人は中国の父親と母親です。


中国の田舎の子供達、小さく雨が降っていて段ボールで濡れない様にしていました。


カザフスタンで立ち止まった車と話しをして、写真を撮らせてもらいました。


可愛すぎるカザフスタンの赤ん坊。


キルギスの少年4人組は映画「スタンド・バイ・ミー」を連想させます。


ウズベキスタンでホームステイしたご家族との一コマです。


イランの子供達はやんちゃで仕方がありません。


これまた、グルジアでホームステイしたご家族


トルコの田舎で日本語の出来るおじ様達と交流を深めてました。「愛知、名古屋」と日本で働いていたという話しです。


ボスニア・ヘルツェゴビナでは山では地雷注意の看板が有り、怖くて野宿できませんでした。小さな街で「ホテルとかないでしょうか?」と地元の人に尋ねた所、子供との遊び場所に作ったという小さな小屋で1泊させて貰いました。


スロバキアで呼び止められて、お茶をご馳走になったご夫妻。英語が通じませんが、奥さんがウクライナ人と言う事でロシア語が通じます。自分も旧ソ連圏は旅をして来たので、簡単な単語は理解でき、ロシア語で意思疎通しているのが可笑しくて仕方ありませんでした。


リトアニア、小さな鳥も可愛いのですが、それを見つめている子供達の純粋さが可愛すぎて仕方ありません。


フィンランドで会ったのは10人以上の子供のいる、日本ならテレビ番組制作されかねない程の大家族でした。お父さんでありながらおじいちゃんでもあります。「大型バスで旅行している」ということで、駐車場には本当にありました。子供達の顔がそっくりですね。


これから自分の見る海外、自分の考える海外をお見せする事が出来ます。伝えるという作業は自分にとっての成長にも繋がります。この仕事を得た事によって自分の旅がまた大きく広がりました。至らない所もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com

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in 取材, Posted by darkhorse

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