「100時間煮込んだハヤシライス」を食べてきました
仕事でランチタイムに北新地界隈をうろうろと歩いていると、あちこちからいい香りがしてきたのですが、その中で目を引いたのが「究極のハヤシライス」という看板。「美味しんぼ」が現実に!?というわけではありませんが、「究極の」と言われてしまうと気になってしょうがありません。しかも「100時間煮」、つまり100時間以上も連続で煮込んでいるデミソースを使用しているとのこと。自炊していても100時間連続で煮込み続けるのはさすがに難しいものがあります。サクッと作ったソースを一晩放置するのとは訳が違います。
そんなわけで、おなかも空いて限界だったのでこの100時間煮デミソースがウリの「パブロピカソ」へふらふらと立ち寄ってきました。
試食レビューは以下から。
これが「パブロピカソ」。ステーキ懐石のお店、ということらしい。
しかし、気になるのはこっちの看板、「100時間煮 究極のハヤシライス」の方。
こちらがメニュー。プレーンのハヤシライスの他にもいろいろとあるようです。
「愛情たっぷり 100時間以上コトコト煮込みデミソース!」だそうで。
地下1階にある店内はカウンターが11席ほどあるほか、テーブル席もあります。
今回はおなかも空いていたので思い切って和牛フィレカツハヤシ(1800円)と和牛ステーキハヤシ(1200円)を注文してみました。
ドキドキしながらハヤシライスが完成するのを待ちます。
和牛ステーキ用のガーリックが先に到着。
これが和牛ステーキハヤシ。
そしてこちらが和牛フィレカツハヤシ。現在、大盛が無料とのことだったので、2品とも大盛にしてもらっています。
たっぷりのデミソース。
キッチンにあるコレがオリジナルデミソース。100時間以上コトコト煮込まれているという逸品です。
具はほとんどとろとろにとろけています。具材は肉とタマネギのようですが、肉はじっくり煮込まれているためほとんど形が残っておらず、味に溶け込んでいます。
どろ~り。
フィレカツはパッと見ると衣が硬そうに見えていましたが、中身はこの通り、ふわっと柔らか。
ちまちまかけていても仕方ないので、ここはひとつ景気よく一気にどばーっとかけてみました。
豊潤なデミグラスの香りが一気にライスの上に広がっていき、味だけでなく香りでも楽しめます。その味わいはシンプルにして深みがあり、あまりハヤシライスを食べない人でも「これはうまい」と絶賛してしまうほど。スーパーでハヤシライス系のルーを買ってきて作ってできあがる味と比べると格が一段階か二段階ほど違います。しゃぶしゃぶとした水っぽさは一切無く、かといってどろどろの濃厚と言うほどではない、しかしその味はしっかりと「デミソース」になっており、自分でハヤシライスやハッシュドビーフを作ったことがある人ならば「一体どう作ればこうなるんだ?」と感心するはずです。
今回は普通にライスの上にソースをかけるノーマルなハヤシライスで注文しましたが、ほかの人の注文を厨房で作っている様子から察するに、オムライスの上からこのデミソースをかけたり、ライスの上に追加トッピングとしてオムレツをのせてその上からかけても絶対にうまいこと間違いなしだろう、と感じるほどのレベルでした。次に来たら絶対にアレを注文しようと固く心に誓ったほど。
大盛でしたがあっという間に食べきってしまいました。ごちそうさま。
外に出てから気付きましたが、9月末まではランチタイムおかわり自由だそうです。大盛で結構ご飯の量は多めでしたが、それでもおかわりしたくなるうまさ。
場所は大阪府大阪市北区曽根崎新地1-4-7、小西ビルの地下1階。気をつけないと通り過ぎてしまうかも。
最寄りはJR東西線の北新地駅、地下鉄四つ橋線の西梅田駅です。
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