「性加害の裁判に現れたのはかつて250万円超を貸した“息子同然”の府議だった」…夫婦で《不倫説明会見》に臨んだ岸和田市長の妻・紗代さんが明かす「私が夫を許した理由」

性加害疑惑を真っ向から否定

2月2日投開票の市議選を目前に控えたいまも、大阪府岸和田市で勃発した市長の「不倫騒動」は混迷を極めている。

そもそもの発端は、'21年7月までさかのぼる。大阪府内に住む女性(以下・A子さん)が、岸和田市の永野耕平市長(46歳)に対し、強制性交罪で被害届を提出したのだ。永野市長は不起訴になったが、'22年6月、A子さんは約2300万円の損害賠償を求め、大阪地裁に民事提訴。'24年11月14日付で永野市長がA子さんに対して500万円支払うことで和解した。同月、A子さんの代理人弁護士が記者会見を開き、永野市長がA子さんと不倫関係にあったことが世間に明らかになった。

取材に応じた永野市長と、妻・紗代さん
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岸和田市議会は市長の不信任案を提出するも、返す刀で市長は議会解散を表明。'24年12月24日に永野市長が開いた記者会見に、妻・紗代さん(38歳)も同席したことで、注目を集めた。

永野市長はA子さんと不倫関係にあったことは認めているものの、性加害疑惑については、「自分に非があるとは思っていません」と真っ向から疑惑を否定している。

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