【おとぼけボイルドなMV】
アマプラ見放題にて。1987年のカウリスマキ作、レニングラード・カウボーイズのMV。当時どこかで…小林克也さんの紹介などで見ている筈だが、まったく記憶にない。
映画の方>>続きを読む
【ラブレター・フロム・カナタ】
Jホラーへの興味は失せているので、“狂逸”な才能を探せ!を謳う「日本ホラー映画大賞」が昨年で三回まで続いているのも知らなかった。アマプラ見放題で二回までの受賞作品がア>>続きを読む
【もしも自転車泥棒が成功したら】
U-NEXTにて。改めてネオレアリズモを、キチンと記憶したく。
かつて本作や『禁じられた遊び』等が、名作としてTV放映されていた時代があった。でこれは、家族皆で見>>続きを読む
【まー、なんつうか…サブタイママ?】
Netflixにて。何となく後回しにしていた。
テイト・テイラー監督は『ヘルプ』『ガール・オン・ザ・トレイン』辺りでは只の職人監督に終わらぬパワーを感じたもの>>続きを読む
【生き延びるために目を瞑る】
Netflix新作、レバノンの映画ってことで興味深く見始めたが…幕開けすぐココロに退屈警報。結局、途中から1.5倍速確認に。
直接的に連想したのは『ライフ・オブ・パイ>>続きを読む
【映画史はキャベツ畑で始まった…か?】
ドキュメンタリーはまだ見る機会がないが、アリス・ギィの映画もキチンと見ていこうかと。
これは監督第一作とされるもの。が、1896年から1902年までに、同テ>>続きを読む
【山崎貴の映画でも見るような既視感】
アマプラ見放題にて。イーライ・ロスの新作。あー、昨年大コケしたニュース?を見た覚えがあるがコレかーと思い出す。制作費1億1500万ドルに対し興行収入3000万ド>>続きを読む
【バルボアならぬカリカチュア】
アマプラ見放題にて。『マッチ工場の少女』日本公開時に併映されたらしいがああ、確かに映像の残像だけ、かすかに記憶がある。
アキ・カウリスマキによるロッキー・パロディ。>>続きを読む
【とりあえずコッチにはとびうつらんでくれ】
たべちゃん昔の短編がU-NEXTに転がっているのを見つけたので。
えー『君に届け』翌年こんなん出てたんかチャレンジャーやなあ!
でもナニにチャレンジし>>続きを読む
【立ち上がり、笑い飛ばす】
Netflix昨年のドキュメンタリー。米セクシュアル・マイノリティのスタンダップ・コメディアンと、そのコメディ史。
スタンダップ・コメディにはまったく親しんで来なかった>>続きを読む
【鉄槌女教師】
視野外だったが時間が合ったし、予想と違うらしいので見てみたら…小市民ならぬ小快作だった。
原作は未読だがウェブトゥーン。冒頭の演出がいかにもマンガで、本作とどう付き合えばいいか教え>>続きを読む
【優れた女と書いて女優…とは読めない】
偶然知り、アマプラ見放題にて。意外や充実した体験となった。女優の素顔を追う4編のオムニバス。
仰々しいタイトルだが、原題が“私たちは女性です”でほぼ同じ。が>>続きを読む
【退廃しない気満々のブルジョワ芸術】
マン・レイの映像作品は、展覧会での紹介で少しは見たと思うが、まるで記憶にない。丁度いい機会なので行ってきたものの…貴重な体験だったが概ね退屈だった。
4本の短>>続きを読む
【成りすまし成りすまされ】
『モア』からミムジー・ファーマーつながりで、翌1970年出演の本作を知り、U-NEXTにて。仏伊合作のまったりエロサス。
ミムジーはこちらでも景気よく“安心してください>>続きを読む
【キャミーのリハビリ】
Netflix新作アクコメ、安価なランチ味。
引退していたキャメロン・ディアスの前作は、10年前の『ANNIE/アニー』らしいが未見、その同年の『SEXテープ』は見たがうあ>>続きを読む
【作品作らず墓穴を掘る】
ロバート・モーガン監督は、『この写真の片隅に』も『ボビー・イエー』も好きだった。
が、クエイ兄弟然り、パペットアニメの作家が人間を撮り始めると、途端につまらなくなったり>>続きを読む
【汗まみれの肌のアリス】
今では余程の事情がなければ生舞台には行かないが、これは2013年の来日公演でハマり、バレエがより好きになった演目。
迷ったものの、アリス役がフランチェスカ・ヘイワードで、>>続きを読む
【バカにできないバカップル】
U-NEXTにて。デヴィッド・リンチ追悼ってことで。これは未投稿だったので。
さんざん語られてきた映画だが、今更ながら、時間を経た再見での気付きや感想など。
リンチ>>続きを読む
【丘の上、電気の怪談】
Netflixで推している(た?)短編のひとつ。
これもドミニカの新しい女性監督か。多いな。何か理由があるんだろうけれど。
で、これも脚本ペラいね。撮影は、機材の高性能化>>続きを読む
【正しくキレる女…たち】
U-NEXTにて。偶然知った劇場未公開作で、ちょっと糖分過多だが拾い物だった。
1968年、フォードのダゲナム工場で男女同一賃金を訴え、ストライキを起こした女性工員たちの>>続きを読む
【写真はまずかったですな】
シネマブルースタジオにて。冒頭出るジャンヌ・モローのサンクスコメントによると、2010年のプリントらしい。それでも既に15年。黒味はかなり潰れている。それでも、良くも悪く>>続きを読む
【カウンターカルチャーの生ゴミ】
U-NEXTにて。数年前リバイバル上映された時、気にはなったが…劇場へは行かなくてよかった。2時間近くの拷問になっただろうから。
ジャンキーバカップルの単なる中毒>>続きを読む
【悪の凡庸さ】
U-NEXTにて。これは劇場へ行くのを逃していたが、実際見れば配信で十分だったかも?と思った。
題材の扱いも描写も直球を投げており、誠実とは思うがコレで終わらせるなら、元となった事>>続きを読む
【苦艶笑・足らんティーノ】
U-NEXTにて。こーゆーしょーもないのもタマにはいいけど、しょーもなさすぎると途中から、映画をみるってより、倍速で女体チェック、に陥ってしまう。
1979年作、ギリギ>>続きを読む
【終えられぬ喪の仕事】
アマプラ見放題にて。ある評から惹かれて見たら、カナリ当たりの掘り出し物!
骨組みは古典だが肉付けが斬新。カルト臭漂うダーク案件だが、このオリジナリティは推しですわ!
監督>>続きを読む
【一方通行だから窒息する】
Netflixにて。台湾新作ラブホラー。同時配信開始のラブコメ『夏のレモングラス』から続けて見て、コッチの方が断然良さげ…と思ったのに…。導入なんて、キャラも絡み方も、ホ>>続きを読む
【ノイズとの付き合い方】
Netflixで見られるカナダ産短編アニメ。
本作の脚本担当による耳鳴り体験を元にしたそうだ。
作曲家が、内から鳴り響くノイズに苛まれたらどうするか?というお話。
こ>>続きを読む
【松居直美に会いたければ!】
Netflixにて。台湾新作ラブコメ。原作は評判となったWeb小説だそうだ。
全般、ベタベタあるある展開で集中できなかったが、時々少々、画が鋭くなるので、そこは良かっ>>続きを読む
【ふたりグロキャンプ“Ciguapa”編】
Netflixで推している(た?)短編のひとつ。ドミニカ系アメリカ人の、新鋭女性監督によるホラー。
ただ見るだけだと、なんじゃコリャ?となるトンデモホラ>>続きを読む
【ファンタジーを笑い褒め】
U-NEXTにて。ロブ・ライナーが『スタンド・バイ・ミー』の次に撮ったやつ。当時は地味そうだと思って見なかった気が。
80年代、SFブームの流れから、ファンタジー映画も>>続きを読む
【だってウサギだもの】
これは今や、隠れた名作と言ってよい気がする。改めて劇場で見られてよかったなーと。
デジタルリマスターの恩恵はあまりなく、むしろ、こんなに汚い画だったっけ?とさえ思う。明らか>>続きを読む
【クレイの機微】
Netflixで彼らの新作が見られるとは!『チキン・ラン』新作から続く流れだろうけど。ちょっと嬉しいお年玉。でもグルミッ…いやポチ袋の中身は、そう厚くもなかったなあ。
微妙なクレ>>続きを読む
【キジは鳴かずとも撃たれる】
やっぱり黒い部分は潰れているし、デジタルリマスターの恩恵はあまり感じなかったが、前回見たのは10年以上前。改めて、“限界”というものを考えさせられる点が収穫だったし、行>>続きを読む
【何故ならそこがブータンだから】
『ブータン 山の教室』がよかったので、これも劇場へ…が、面白い体験だったが、質的にはギモンが。
写真家出身の監督は、静止画による観察眼の持ち主で、よい映画/物語の>>続きを読む
【ありがとうマッド・ハイジ!】
U-NEXTにて。先日見た『マッド・ハイジ』が、これを元にしているというので見てみたが…いや、大した良作ではないですか!
『マッド・ハイジ』と出会わなかったら、まず>>続きを読む
【これなら低燃費少女の方がオモロ】
アマプラ見放題にて。あー、このレベルかあ。…途中で飽きた。劇場だったらうんざりしてたと思う。
一応は、『ハイジ アルプスの物語』を元にしているらしいが、日本版ズ>>続きを読む