白黒の撮影の美しさにうっとりする
往年の白黒映画のようにも感じる美しさ、撮影の四宮秀俊さんって三宅唱の『Playback』で白黒映画を撮っているんだね。あの作品も独特の雰囲気があった。日の光をうまく捉>>続きを読む
極力情報を入れずに行ってきた。ネタバレはしませんが、抽象的にコンセプトは書いてしまいます
50代おっさん的にはいきなりのナレーション、BGM、構図に感動して笑い泣き状態に。
ある種の歴史改変SFであ>>続きを読む
のんさんの主演、共演が滝藤賢一さんという僕の好きな俳優二人が、どったんバッタンするだけで面白いし結構笑った
特に白鳥こおりと言う名前はツボってしまった。
滝藤さんの大作家役が昔ならいそうな感じのカリ>>続きを読む
どうすればよかったか?という問いかけは中立的に選択肢を問うものではなく、こうでないやり方もあったはずである、、、という気持ちが込められている。30年近くも家族をケアしてきた監督が中立的であるわけがない>>続きを読む
新年からとんでもない傑作を観た!!
クリント先生94歳の作品です。老いてなおグイグイドライブする展開、社会性とサスペンスの両立、俳優の魅力を引き出す、音響の細やかさなど全く衰えていないですね。
善>>続きを読む
最高におもろい!
70年代深作欣二作品っぽい世界観、音楽、韓国版「暴走パニック大激突」の趣もあり。そこにサメまで出てくるとはリュ・スンワンの構想力のすごさ
水中の格闘シーンやホテルでの襲撃シーンなど>>続きを読む
ストリートファッションを着た河合優実の何かに反撃する準備ができている小動物のような存在に冒頭から引き込まれる。望月峯太郎が描いたキャラのようでもある。同級生の死を報告した友達、ノーパンしゃぶしゃぶの話>>続きを読む
出会と再会の映画だ、ドイツ女と砂漠のモーテルの黒人の女主人との出会いと再会。
僕もこの映画とは大学時代に出会って30年以上ぶりに劇場で再会した、なんか劇場で見る映画って再会感あるよね、それは配信とかD>>続きを読む
ベット・ゴードンの長編映画、1983年の作品。日本であまり紹介されないので初めて見た
事前情報としてはゴダールとかカサヴェテスの影響やノー・ウエイヴ派ということだったので"知的"に身構えて?いたが案>>続きを読む
トッド・フィリップス監督自体がモンスター化したジョーカーを扱いきれなくなっているように思った。キャラが暴走し監督が抑えるというのも時には映画の奇跡になるのだが、本作では監督の当惑が画面に出てしまってい>>続きを読む
ネトフリのガンダムも始まるし、数十年ぶりに突然観たくなり「Z」映画3作をみて「ZZ」は飛ばして本作。、、、ほとんど内容を覚えていなくて、果たして自分はかつて観たんだろうかと思ったがラストのアクシズでの>>続きを読む
菅田将暉は今31歳なのか、2016年の「ディストラクション・ベイビーズ」の時は高校生の役で他の作品でもなんとなくいつも痩せてて食い物に困っている犬のような若者のイメージがあったが本作「Cloud」では>>続きを読む
ストーリーとメッセージ、役者が見事にベクトルが一致して作品に仕上がっていたと思った。
タイムスリップものは年に何本も邦画とか韓国ドラマのテーマになってるので正直言って食傷気味の設定だった。またか〜と言>>続きを読む
ガリアーノのドキュメンタリー映画。ディオールをクビになった反ユダヤ発言が中心。本人がその時の事を語る。発言は到底許されるものではないが、ディオールとかメゾンの幹部から見ればデザイナーなんて道具なんだよ>>続きを読む
人格っていつくかの気持ちからできていることを子どもにもわかりやすく
伝えてくれる映画
実際に子供のお客さんも多かったですね。特に本作の思春期は複雑な気持ちのせめぎ合いがあって人格ができているんだと思う>>続きを読む
今日(24年8月12日)もとんでもない酷暑だったが、クリスマス映画だ
日本公開が遅いのはしょうがないが、流石に季節感が、、、
ともあれ作品自体は素晴らしかった
登場人物はみんな何かを引きずっている、>>続きを読む
原作は公開後に幾つかの批判を受け、単行本化で一部を修正した。あの時はXなどでも結構な騒動だった。批判の中で影響力の強かったのは、斎藤環による『「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?』だろう。精神>>続きを読む
ドイツ美術界の巨匠アンゼルム・キーファーのドキュメンタリー
キーファーは立体作品も多いし、絵画も材質がダイレクトに感じる作りなので3Dグラフィックが効果的だった、
冒頭の女性の呼吸、神話的なイメージ>>続きを読む
エンジン音の官能、迫力のレースシーン、男たちの世界、女たちの世界、子供の世界、マイケル・マン監督は荒々しい映像ですが演出や映像はきめ細かくって光と影、昼と夜、さすがです
冒頭、夫婦の寝室を抜け出すエ>>続きを読む
日本版ポスターが軽めのコメディ風で作品世界と会っていないですね〜思ったよりも深くていい映画でした
65歳のハロルドが急に思い立って800キロを歩いて昔の恩人に会いに行く話。ハロルドと妻のモーリンには>>続きを読む
二度とみたくないし、みないと思う、いや、、正確には
二度みる必要がない
なぜなら、映画の狙いが成功しているので二度みる必要がないからだ
その意味では映画としてはいい作品だろう
この映画を見た後、日常>>続きを読む
「モンスター・ヴァース」シリーズは、80年代のヤンマガ的にサブカル偏差値高めの「AKIRA」と低めの「ビー・バップ・ハイスクール」が共存してて面白い。サブカル偏差値高めの「髑髏島の巨神」(ジョーダン・>>続きを読む
冒頭のタイトルから「気狂いピエロ」っぽくて映画臭がムンムンする。湧き水を汲む二人の男の場面からもうすごい傑作。
巧は娘の花を学童に迎えに行くのが遅れ花は歩いて帰った。車の後部座席から後ろを映すカメラ>>続きを読む
ミャンマーには以前住んでいたこともあり、本作は知人も支援しているので絶対見たいと思っていた
5月の連休の中日、しかもこの題材でどのくらい見にきてくれるのかなと思ったが意外に客席は埋まっていてホッとし>>続きを読む
ソフィア・コッポラはプリシラに寄り添っているのか、それともダメ男から離れられない彼女に距離をおいて見ているのか、、、
プリシラとの純愛は最初は微笑ましいのだが、次第にプレスリーのDV、モラハラ、浮気>>続きを読む
前作アフターライフの自分のレビュー見たら大傑作!と書いてあって、世代的に同窓会映画なので点が甘くなったなと思う、笑
その流れで本作『フローズン・サマー』、
見た印象的には前作よりもパワーダウンしたと>>続きを読む
ナン・ゴールディンの写真は性的に過激なイメージがあるけど、大昔写真雑誌で普通のファミリーを撮ったカラー作品を見たことがある。その時に感じたんだけども普通でいて普通ではない何か、静止画なのに動画のような>>続きを読む
クィア・パルム賞を受賞した時に、批判も目についた。クィア批評、映画批評の久保豊氏が論考を書いていた。
”映画という極めて異性愛規範的な視聴覚装置が初期映画の頃から100年以上繰り返してきた、性規範か>>続きを読む
「ゴールドボーイ」なかなか面白かった
ミステリなのでネタバレなしレビューします。後味の悪いいわゆるイヤミス系、特に子供犯罪が絡むとね、、イヤミスといっても湊かなえの何冊かぐらいしか読んだことはないが、>>続きを読む
近年のリュックベッソンだと『ルーシー』がかなりのトンデモだったので、本作もあまり期待しなかったんですが、予告の雰囲気が良かったので観てきたら、想像以上に素晴らしく圧倒され何度か涙ぐんでしまった
『ニ>>続きを読む
ヴィルヌーヴ監督の『デューン砂の惑星 Part2』、待ってましたよ〜
全体的に映像のクオリティが最高でした!砂漠の広大さ、砂嵐の恐怖、敵方の採掘船とのバトルの迫力、シャラメ、ゼンデイヤは美しかった。そ>>続きを読む
久しぶりに配信で観ました、
「ファンタスティック・プラネット」、原題は「La Planète sauvage」英語タイトルが、「Fantastic Planet」なので日本では英語タイトル通りで知ら>>続きを読む
チェコ人宇宙飛行士の話、
身重の妻をおいて木星付近への探索に出たヤコブ、妻はヤコブとはすれ違いの末離婚したいと思っている。チェコの管制塔は妻との不仲がミッションに影響するのではとヤキモキ、、ヤコブは>>続きを読む
スニーカーマニアのドキュメンタリー
スニーカーヘッズといわれるマニアの生態を描くドキュメンタリー。90年台のエアジョーダンあたりからの歴史を辿りつつも、カルチャーとしてのスニーカーに迫る。
家蔵には>>続きを読む
す、、素晴らしい、、、前作『ケイコ、、』も超絶傑作でしたがあちらはクール系、本作「夜明けのすべて」はウエットな感動系でした。
藤沢さん(上白石萌音)は仕事が続かない。PMS(月経前症候群)で月一回イ>>続きを読む
10年ぶりくらい?に再見してみたら気持ちに刺さってしまった!
惚れた女性に最後は逃げられるという男の話なんだけど、まあそれは前に見てわかっているんだけど最初のエレベーターでスミスの曲の話から仲良くな>>続きを読む