のんchanさんの映画レビュー・感想・評価

のんchan

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好きな監督・俳優をとことん追いがち❤️ 実話ヒューマン、社会派、サスペンス、アート系、ダンス、シニア、ドキュメンタリーを好みます。 【ホラー、SF、ファンタジー、アニメは苦手、韓国作品はスルー】 …

好きな監督・俳優をとことん追いがち❤️ 実話ヒューマン、社会派、サスペンス、アート系、ダンス、シニア、ドキュメンタリーを好みます。 【ホラー、SF、ファンタジー、アニメは苦手、韓国作品はスルー】 スコアは3.8基準、それ以上はお薦めしたいものとなります。 #のんchanオールタイムベスト 人生をゆっくり謳歌する年代になり、ここ数年は映画を観ない日は皆無。 Filmarks開始(2019.12.13)してからは観た作品全てをレビューして来ましたが、3000レビュー(2024.5.17)に達し、以降は特にお薦めしたいもの、気が向いた作品を中心にレビューすることに変更しました。 振り返って思い出せるよう、大きくネタバレしない程度にあらすじも書いています。 自分の為の備忘録+プチ日記代わりとしても利用させてもらっております(^^;; 長い間、交流のない方のフォローを外させて頂く場合もありますm(_ _)m

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愛を耕すひと(2023年製作の映画)

4.0

心身ともに凹んでるけどマッツ愛❤️は健在。
マッツを拝んで元気を出そうと初日鑑賞しましたが、う〜む、癒しが貰えるより与えねばってほどの切ない内容でした。

史実に基づく歴史小説に感銘を受けたニコライ•
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M(1931年製作の映画)

4.0

久しぶりにモノクロの世界へ
フリッツ•ラング鑑賞7本目。

ラング監督の初トーキーにして代表作のサイコサスペンスと知っていたが、ずっと気になりながらも中々手が伸びないでいた作品。
と言うのは...19
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スコア(2001年製作の映画)

3.8

ロバート•デ•ニーロ(撮影時57歳)×エドワード•ノートン(31歳)+マーロン•ブランド(76歳、この作品が遺作)の演技派共演。
 
先に裏話を2つ
•ブランドとデ•ニーロの台詞はほぼアドリブ
•ノー
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八犬伝(2024年製作の映画)

3.9

『南総里見八犬伝』は江戸時代の人気作家、曲亭馬琴(滝沢馬琴)が著した読本。その挿し絵は親交が深かったこれまた人気者の浮世絵師の葛飾北斎だった。
あまりにも有名なこの読本は、その後、多くの文献が書かれ、
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Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり/アバンとアディ(2023年製作の映画)

3.9

1/31の封切り日の午前中にNetflixで鑑賞(マレーシア映画)
その後『ザ•ルーム•ネクスト•ドア』を劇場鑑賞し、その余韻に浸っていて、こちらのレビューはし忘れていましたが良作でした。

監督はア
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

4.1

ジェシー•アイゼンバーグはユダヤ系アメリカ人。監督2作目はパーソナルが詰まっている脚本を自ら仕上げ、主演を務めたセンスが光っている秀作でした。才能の塊ですね。

今作の相棒キーラン•カルキン(GG賞助
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ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

4.1

年末年始以降も長らく体調低下が続いていたので劇場鑑賞は随分と久しぶり。
テーマが重すぎるかな?と懸念もあったけど、大好きなアルモドバル監督の新作は外せません。スクリーンで観れて良かった。

W主演は共
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ショータイム!(2022年製作の映画)

3.8

只今『インフルエンザA型』罹患中
26日から発熱、嘔吐、頭痛、悪寒、喉、咳、倦怠感、みぞおち痛🤢
何も出来ず寝込んでおります。
隔離生活していても、夫も調子が悪くなり寝込んでしまいました。

この作品
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ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(2014年製作の映画)

3.8

天使の声🪽を持つ孤独な少年の成長物語であり、音楽映画としても楽しめました🎵

《アメリカ少年合唱団》はボーイソプラノを育てる寄宿学校がある。小学5年から中学2年までの男子のみを受け入れ、コンサートツア
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.3

イーストウッド監督が昨年93歳時で製作した今作は生涯ラストの作品になるか?と言われている。
日本劇場未公開とは全くもって勿体無い。

ワーナー•ブラザースはアメリカで35劇場のみ公開したが、公の興収は
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リリー・マルレーン 4K デジタルリマスター版(1980年製作の映画)

3.8

何日か前に観たけどすぐにレビューする気にならず...そこまでファスビンダー色を感じなくて。

「ハンナ•シグラ劇場」でした。
それもそのはず、最初からハンナ•シグラ×リリー•マルレーンありきで、当時は
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コンフィデンス(2003年製作の映画)

3.7

タイトルからして"詐欺師もの"と想像がつきますが、ちょっと『オーシャンズ11』みたいな...キャストもそれなりに豪華です。

語り口が小気味よくエピソードを分割して説明するけど、頭の回転悪い私は疑問符
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新しい人生のはじめかた(2008年製作の映画)

4.1

あまり期待しないで観た大人のラブストーリー💞
そんなに都合良く行くかい?って思っちゃ楽しめない。
演技派2人に心地良く委ねて観ました🫰

マジに泣いた〜😭
ホフマンが娘の結婚式でのスピーチが最高だった
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ヘヴィ・トリップII/俺たち北欧メタル危機一発!(2024年製作の映画)

3.3

ほぼ5年前、1を観た。
私がヘヴィメタ作品を🤘
スコアは4.2⭐️を付けた。
新鮮で特別な快感だった🎵

ミニシアターの小さめスクリーンの観客は一体化して、一緒に笑いの渦に包まれたのをついこの間のよう
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ファミリービジネス(1989年製作の映画)

3.9

唸るほどの名作が多いシドニー•ルメット監督、鑑賞9本目。
ホフマンを追う中で、U-NEXTの配信終了間近のため優先的に。

小説原作のクライムコメディ。
スター俳優ショーン•コネリーとダスティン•ホフ
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ダスティン・ホフマンの 100万$大捜査線(1967年製作の映画)

3.8

ダスティン•ホフマンを今更ながら追いたくなってます。
その手始めにこの希少価値ある日本未公開作品がU-NEXTで観れたので飛びつきました。

『卒業』と同年制作。もしかしたらこちらが先の撮影だったのか
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バーニング・シー(2021年製作の映画)

4.0

先日鑑賞したノルウェー🇳🇴発のディザスタードラマ『ラ•パルマ』がかなり良かったが、その流れで教えてもらったディザスターパニック+ヒューマン映画‼️

ハリウッドエンタメとは違い、興収がチラつかない製作
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ミート・ザ・ペアレンツ3(2010年製作の映画)

3.6

シリーズ制覇。

キャストは2の親子6人に加え、常連のオーウェン•ウィルソン。
脇役で勿体無いほどのハーヴェイ•カイテルにローラ•ダーン。
作品のポイントになるのはジェシカ•アルバ(←ゴールデンラズベ
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ミート・ザ・ペアレンツ2(2004年製作の映画)

3.9

先日『クレイマーvs.クレイマー』を久しぶりに観て、ダスティン•ホフマンの演技を俄然もっと味わいたくなり、これに出てたのを今更知って1から観直しました。

3まで一気に観たけれど、シリーズ中、2はキャ
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.7

人気シリーズの2.3にダスティン•ホフマンが出ているのが観たくって、先週とりあえず数年ぶりに再鑑賞したんです...そしたら、なんとなんと〜勘が働いたのかしら💡鑑賞翌日のニュースでシリーズ第4弾の製作発>>続きを読む

僕の大事なコレクション(2005年製作の映画)

4.0

今日の気分に合いそうかな?と何となく選んだのは俳優リーヴ•シュレイバーの監督デビュー作。

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の原作者ジョナサン•サフラン•フォアの処女作『エブリシング•イズ
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12日の殺人(2022年製作の映画)

4.0

『悪なき殺人』『ハリー、見知らぬ友人』のどちらもセンスが好みだったドミニク•モル監督作品。

フランスで2013年5月に実際に起きた未解決殺人事件をベースにしたフィクション。


◉サクッとあらすじ
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

ジャウム•コレット=セラ監督の新作『セキュリティ•チェック』があまりに面白かったので、同じ飛行機もの(新作は空港内だけど)だしと調子に乗って鑑賞。

こちらは飛行中の航空機内で起きる連続殺人を描くサス
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

4.1

この時期はクリスマス映画🎄観たくなるけど、ベタな恋愛やファミリー物じゃない作品ないかしら?と探してヒットしました💫

ジャウム•コレット=セラ監督のスピード感溢れる展開にラストまで一気に駆け抜ける、傑
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幸せの列車に乗せられた少年(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

イタリアの同名小説の映画化。

第二次世界大戦後のイタリアで、実際に行われていた政策があった。
南部の貧困家庭の子供たちが北部の裕福な家庭に送られて育てられていた事実。

映画は有名ヴァイオリニストと
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ドライ・クリーニング(1997年製作の映画)

3.9

アンヌ•フォンテーヌ監督の初期作品、以前から気になっていたものにようやく巡り会いました。
『ボレロ 永遠の旋律』『夜明けの祈り』『美しい絵の崩壊』どれも好みだったが、こちらは官能サスペンス。


◉あ
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ワン セカンド チャンピオン(2020年製作の映画)

3.6

バタバタ過ごした一日だったけど、何かサクッと観れてパワー貰えそうなのないかな?と選んだのは、ジャケ写が渋くて良さそうなボクシング作品🥊

香港発のロッキーもどき❓
ん〜〜...ボクシングであまり燃え上
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

レビューしてなかったので多分4回目の鑑賞しました。
やっぱり名作だわね〜、一分の隙もない展開に感心します。

撮影がネストール•アルメンドロスだったと初めて気付いたわ。

アメリカ社会の時代背景にウー
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.0

私のページに馴染まないジャケ写かな❓
それもそのはず、ジャッキー•チェン作品はなんと初鑑賞、ゆえに初登場です❗️

オリジナルも観ていませんが、新作『Karate Kid: Legends(原題)』が
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ため息に乾杯(2024年製作の映画)

3.9

邦題が珍しく素敵✨
原題「Good Grief」は「これは驚いた!」「やれやれ...」となるらしいが、この作品のGRIEFは死別による深い悲しみの意味合い。
ウィットの利いた大人の会話劇、ファッション
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.1

この作品のスピンオフ『ホワイトバードはじまりのワンダー』を観る予定なので再鑑賞。

10歳の少年オギーは「トリーチャーコリンズ症候群(下顎顔面異骨症)」という難病のため特別な顔を持ってこの世に生を受け
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正体(2024年製作の映画)

3.9

連続ドラマを観て面白さに惹き付けられ、劇場版と比べたくなり日を空けずに観ました。

基本的には原作があるので内容はほぼ同じでしたが、時間的にドラマ200分、こちらは120分で纏める必要がある中、ドラマ
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

4.0

ジェシー•アイゼンバーグのオリジナル脚本、監督デビュー作❗️
気になってたけどスクリーンを見逃してしまい、もう見放題まで待とうか?なんてケチなこと考えてたところ、昨夜はムーアを観たい衝動となり、溜まっ
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天使の影(1976年製作の映画)

3.5

ライナー•ヴェルナー•ファスビンダーの戯曲『ゴミ、都市そして死』をダニエル•シュミット監督により映画化された異色作。

確かに映像美を得意としている監督だけあり美しかったのですが、これは単純に好みでは
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タンデム(1987年製作の映画)

4.0

パトリス•ルコント作品鑑賞9本目。
ルコント監督は男2人の友情を描くのがお得意。
私の中では『列車に乗った男』が最高に好みだが、こちらもルコント常連のジャン•ロシュフォールと、味わいある脇役ジェラール
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JOY: 奇跡が生まれたとき(2024年製作の映画)

3.9

ビル•ナイに誘われ...先月鑑賞したまま未レビューでした。

世界初、体外受精による『試験管ベビー』に成功した3人の医療科学者に焦点を当てた伝記映画。


1968年5月、看護師のジーン•パーディ(ト
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