話は雑だしそんなにブルース聞けるでもなし、意味わからんけどオモシロ枠としては充分オモシロかった。バディガイにあんな特殊メイクを承諾させただけでも快作ではないですか。「それでいいの?」というところも含め>>続きを読む
んー特筆することは何も。「こういうやり方」がつまりどういうやり方なのかもう少し納得させてほしかった。
え??めっちゃくちゃ面白くないか??ほんとに2時間経った??
社会批評とエンタメのバランスが誠にちょうどいい、別世界のようなキッチン・ホール・バックヤードを流れるように行き来するのも面白いし役者の演技>>続きを読む
まじで何ひとつ咀嚼できていないが、鬼気迫る映画だった。もはや解き明かしきれないほど何重にも重層化された視点、直線的で不可逆的な時間の外側に堆積するあらゆる時間を、映画という線形的な時間芸術のなかでいか>>続きを読む
別にいいけど最近こういう「問いのないロック映画」多くないか?「誰もが期待する神話的ボブディラン像」を何ひとつ裏切らずに提示した時点で題材に対して負けてる気がする。どんなにやさぐれても1965年に見えな>>続きを読む
超ミニマル。音づかいのリアリティがすごい。
音楽がいちいちやたらかっこいいなと思ったらフアナモリーナだったのか。
形式的達成の度合が高すぎるあまり内容との整合性がとれていない気がする。死んだお父さんをとりあえず空いてる穴に埋めちゃえ(しかもそれが誰にもバレない)という短絡さというか展開上の引き出しのなさが、そこで>>続きを読む
ある意味で現実とフィクションとの緊張感が一番高まった作品ではあるのかもしれない。話が読み取りづらすぎるのは個人的にはあまり美点と思わないが、アフタートークで小田香さんが「詳しく説明はしないが、なんとな>>続きを読む
なんだこれ2。キッズしか眼中にない仕上がり。これも黒い嵐襲撃のとこだけやたらかっこいい
なんだこれ。本来こんなにサービス精神旺盛な人だったのかというのが発見だった。ドンバスの荒野のおかげでところどころすごいショットになっていた。柵すきなのね
美の食傷。こんなに計算ずくの美にこんなに打ちのめされることがひたすら悔しい。かたときも勢いの落ちない凄まじい画面が3時間半ちゃんと持続した、エマがカルロスの部屋に向かうシークエンスとか、なにあれ。
本>>続きを読む
なんか怖い病院が出てくるって聞いてたはずなんだけど出てこなかったな
狐につままれたような映画。この時代に奇を衒わずにこんなにも独創的であることができるのか。すぐさま思い浮かぶ名前はヴァルダでありライカートながら、彼女たちが脱臼せしめた物語の欲望をシタレラは今まで誰も想>>続きを読む
「まだ誰も、賛成でも反対でもない。」じゃなくはっきりと反対を突きつけられているのに強行される採掘主義。ここで十分に深められているかは別として、身体の収奪と土地の収奪を同一の問題として扱うのは現代のラテ>>続きを読む
ドキュメンタリーを撮ったらどんな感じなのかずっと気になっていたが、あんま変わんなかった。ここから『地下の民』『鳥の歌』への飛躍は確かに大きい。
衝撃的。批判的に見る余地もたくさんあるだろうが、こんなものを見せられたら今までと同じように何かを見たり考えたりはできないよ。。。
この一本観ただけではシタレラのことは何もわからないんだろうと思いつつ、この一本だけ観ても満足度高めでほくほくしている。
作中読まれる詩の一節にあった「これは詩になりそうだけど今はしない」みたいなのが印>>続きを読む
単純化されているがゆえに色々考えさせられる。とりわけ、革命を正当化する共産主義プロパガンダとしてこの映画が世界中の社会運動家に熱狂を持って受け止められたとき、「ヨーロッパ近代が生んだ共産主義思想が先住>>続きを読む
ヤバすぎる。まじでどうやってプロット作ってるのか全く想像つかないな。
凝りに凝ってるはずの照明とかにことさらに意識が向かないような話の進め方なのに、ここぞというところだけはキマりすぎなほどキマるのもす>>続きを読む
基本設定を理解するのに時間がかかりすぎたのでもう一回観たいかも。踊り死にフエミュージックが頭から離れない。
前作からスケールも熱量も爆増していて圧巻だった。社会革命のツールとしての映画の力を全面的に信頼しているからこその振り切り。劇中で起きていること以上に、実際の鉱山村落で生きる人たちがこれほど真に迫ってカ>>続きを読む
アメリカを理解するためにはネーションとしてのアメリカ合衆国内を見るだけではだめだということを教えてくれる。グリンゴの口上がケチュア語に通訳されるときに言外の厚かましさが全開になるの面白かった。グリンゴ>>続きを読む
労働のモンタージュをカタルシスにつなげない。資源として消費される先住民の身体への徹底的な依拠。
「言えよ!」というツッコミが全員の脳裏に浮かんだが、同じツッコミが先住民コミュニティからも発されたことがウカマウの集団的創造の出発点であったと聞いて感慨深かった。殴り合いシーンの編集などユニークでよい>>続きを読む
少し長いが引き込まれてあまり長く感じなかった。重いテーマを軽やかに扱いながら、証言そのものの力は落とさないように作られている。芸術映画よりもこういうあくまで庶民的なドラマに落ち着いていくのがアルゼンチ>>続きを読む
何はともあれ上質すぎる。見てるうちに漠然とながらタンゴのカッコよさがわかった気がする。少し気が多い私なりに泣いたり笑ったりしてきた女の半生、その感情の機微や火が出るような関係の摩擦を、こんなに踊り込め>>続きを読む
主人公のガウチョが鼻持ちならなすぎる、反省エンドってなんやねん。ハリウッドマナーでつくられたアルゼンチン西部劇。中南米は北米に比べて混血化の進んだイメージがあるが白人移民によってつくられたアルゼンチン>>続きを読む
素人目にもわかる圧巻の超上質タンゴが堪能できるだけに、ドラマパートのしょうもなさが余計もったいなく感じる。物語が映画という舞台の虚構性を前景化するための付随的なものでしかないならなおさら、それこそおじ>>続きを読む
ポスト映画という感じがする。ちょっと置いてけぼりにされた。ミゲルセラーノがやばいやつすぎる、実在の人物とは思えない。
線に動きが吹き込まれるとき、元の線が消えずに痕跡として残されるのがよい。これで長編作った前作の熱量はやはりすごかったなと。
激キモイケメン。現代だったら一生布団でショート動画見てるタイプ。ブレッソンとしては大人しいなという印象ながら、とはいえさすがに映画作るのうますぎる。「アメリカに行く」「私も連れてって」「それはできない>>続きを読む
どうせまた考察系だろうと油断してたら手ひどい目に遭った、久しぶりにこんな怖いホラー映画見た。なぜ令和に入って日本人が続々と山の怖さに気づきはじめてるのかは謎。
近年のコンテンツ消費熱に沿ってなるほど考>>続きを読む