タル・ベーラ監督『ファミリー・ネスト』(1977)
ばらばらになっていく家族のひとりひとりが繋ぎ止めようとしたそれぞれの愛についてー
全編を通して"顔"にフォーカスしたショットで、
語られること…
悲惨なハンガリーの住宅事情を家族の絶え間ない諍いで綴ったタル・ベーラ監督のデビュー作。
嫁に罵詈雑言を浴びせ続ける義父の存在感が強烈。長回しカットで延々続く罵り合い、居場所のない嫁の孤独が浮き彫りに…
5日間で撮ったという
ドキュメンタリータッチな作品
メーサーロシュ・マールタの作品も
そうだけど
当時のハンガリーは
かなり女性を卑下していたよう
めちゃくちゃ好みだった
ラツィの弟は
羽賀研…
タル・ベーラのリアリズム本当にすごい。
後の作品のようなファンタジックさはないが、それゆえストレートに痛烈に社会を看破する。
途中派手な演出なしに、最後余韻を引き摺るようなラストシーンで大きな感情の…
彼の初監督作品なのかな。ヴェルクマイスターしか観たことなかったから、観てみた。なんか最近タル・ベーラに関することを思い出したり、見つけたりするから。
なにが本当なのかわからないなかで、物語は長回し…
初タル・ベーラ。ドキュメンタリーチックでひたすら人が喋ってるだけです。これでもかとばかりに発せられる迫力でまともに観てしまって負のエネルギーを背負い込みました。
70年代、ブダペストには住宅難の人…
すこぶるキャシーカムホームっぽい
クロースアップのドキュメンタリーという点では初期のキェシロフスキっぽさもあると思ったけど、長編一本を全編持たせるほどに面白みのある見せ方でもなく、映像で一番印象に…
【安住できない人々】
ハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督が22歳で手がけた長編デビュー作
〈あらすじ〉
ブダペストに暮らすある若い夫婦は、子供と幸せな生活を送ろうとしていた。しかし、彼らは住宅難に…