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取材から受けた会社の印象
近年ではメディアで取り上げられることも多く、2014年には東証一部(現スタンダード)上場も果たしている同社。今も多くの顧客に支持され、業務拡大が進んでいます。そんな中、目指すのは「日本で一番“ありがとう”と言われる葬儀社」だそうです。その理由は代表取締役社長である冨安氏が過去に見てきた同業他社の姿勢にありました。当時、多くの企業が「お金にならない仕事は引き受けない」という姿勢で事業展開していた業界の在り方に、憤りを感じた冨安社長は「誰もが平等に、かつ安心して葬儀を行なえる会社を創りたい」という想いで、株式会社ティアを立ち上げられたそうです。例えば、葬儀費用の明細が開示されない会社も多い中、同社は明朗な価格体系と生前見積もりなどを推奨されているそうです。実際に働かれている社員さんも冨安社長の考えに賛同されている方が多数。日々、誠実に顧客と向き合い、気持ちよく働ける環境があると感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい日ごろから葬儀の準備をされている方は多くありません。突然の訃報に何から手配すれば良いのか、ご遺族の方は悲しみと同時に不安を抱えているとのこと。そんななか、夜間でもスグに駆けつけて気持ちに寄り添い、今後の流れを説明することで、「あなたに対応してもらって心が落ち着いた」「夜遅くに来てくれてありがとう」とお礼の言葉をかけていただくことも多いそうです。顧客を支え、頼られたり感謝されたりすることがやりがいとなるでしょう。
厳しさ葬儀には細やかなルールがありますし、お客様の宗派によって案内する内容も違います。また、故人様を搬送する際やご遺族と接する際にも丁寧な対応が必要です。一般的なビジネスマナーだけでは充分ではない部分も多いため、知識を習得するためにイチから学ぶ姿勢が求められます。
この仕事の向き&不向き
向いている人未経験から活躍できる研修が用意されている同社。上場企業という安定した企業基盤があることもあり、社員さんが「最後の職場に選んで良かった」とおっしゃっています。そのため、安定企業で腰を据えて働きたい方や職種転換をお考えの方にピッタリです。
向いていない人ご遺族の気持ちや状況に応じて、柔軟に対応することが必要です。そのため、TPOにあわせた言動ができない方は適性が乏しいと言えます。