クロスブラウザ 【cross browser】 マルチブラウザ / multi-browser

概要

クロスブラウザ(cross browser)とは、WebサイトWebページWebアプリケーションなどが主要な複数のWebブラウザに同じように対応していること。また、そのようなHTMLCSSJavaScript等のコードツール、テクニックなどのこと。

WebブラウザHTMLCSSJavaScriptなどの仕様は基本的にはW3Cなどが定めた標準を元にしているが、バージョンによって対応度合いが異なるほか、開発元が独自に拡張した部分や、標準に対応していない部分、解釈や挙動の異なる部分がある。クロスブラウザのツールなどはそのような違いを吸収したり最低限の共通機能のみを使うなどすることにより、複数の主要なWebブラウザで不具合無く動作させることができる。

「クロスブラウザ」と「マルチブラウザ」はほぼ同義として用いられるが、前者をブラウザを問わず共通して動作する、後者を決められた複数の特定のブラウザに対応するという意味で使い分ける場合もある。

(2017.11.18更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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