さぬきうどん(讃岐うどん)とは、香川県で作られているうどんのことである。
香川県の特産・名物。非常にコシが強いのが特徴である。
昔から地元の住民に愛されてはいたが、近年までは全国的に見ればマイナーな食べ物であった。また、「さぬきうどん」という名称自体も数十年前までは存在していなかった。
しかし、1970年の大阪万博や、それ以降のテレビの紹介などで急速にその知名度は拡大。2002年以降の首都圏などへのセルフうどんチェーン店展開(丸亀製麺、はなまるうどんなど)によりブームはピークに達した。その後も、「朝うどん」や「年明けうどん」といった需要拡大のための努力が続けられている。
最近はある程度ブームは一段落したようだ。しかしブームにより誕生した固定ファンは少なくない。今もなお多くの人が讃岐うどんを食べている。近ごろではチェーン店の増加や、冷凍うどんの発達により手軽にさぬきうどんを食することができるようになっている。
1年間で製造・消費される讃岐うどんの量はもちろん全国第1位。学生時代には毎日昼食うどんだったという人も多い。
社会人でも昼食は近くのうどん屋という人が沢山いる。
料理としての「うどん」は福岡県が発祥の地とされているが、県内では讃岐出身の空海(弘法大師)が唐から持ち帰ったのが発祥とする意見もある。
讃岐うどんは公正競争規約及び公正競争規約施行規則(1971年10月1日施行、1977年1月25日改正)により次のように定められている。
ただし、これは讃岐うどんとして「名物」「本場」「特産」などを名乗る際に適用される。そのため県外にある店に食べに行った際に「おい!このうどんここで作られたんだから讃岐うどんじゃないじゃないかコノヤロー!」とクレームを付けてはいけない。
この他にも色々なうどん屋があるよ。大体700店舗くらい。
人口10万人あたりのうどん屋店舗数、うどん外食費用、うどん消費量は他の件の追随を許さないぐらいのぶっちぎり1位。
香川県内にあるコンビニエンスストアの数よりも、うどん屋の方が多い。(コンビニエンスストアは約400軒)
台湾では「讃岐」が商標登録されているため、現地では讃岐うどんと銘打って販売することができなかった。2010年11月末に台湾の経済部知的財産局がこの商標登録を無効とする決定を下したが、登録していた食品企業が経済部訴願審議委員会に不服申し立てを行っている。この申し立てが通ると台湾では再び讃岐うどんの販売ができなくなる。
ちなみに中国国内でも「讃岐」「香川」などの商標登録が申請されるケースがあったが、香川県及び業界団体が登録を無効にする申請を送っている。
香川県ではうどんをゆでる際に生じた汚水(高濃度のでんぷんを含んでいる)を垂れ流しにして環境汚染を引き起こしていることが問題になっている(零細のうどん屋が中心)。このため現在6割程度しか普及していない下水道の完全普及・廃水処理技術の開発が急がれている。
インターネット上ではよく「香川県民がうどんを茹で過ぎるから毎年のように渇水に陥っている」「香川県のせいで早明浦ダムが渇水になる」と皮肉られているが、そのような事実はない。
香川県は古くから地理的な理由で「雨が少ない「大きな川が少ない」「平地が比較的多く、ダムの建設が難しい」といった理由から、ため池が多数作られた。
しかし高知県の吉野川上流に早明浦ダムが完成。その早明浦ダム下流から香川県へ香川用水として水の供給がされ始めると、ため池に頼らなくても水不足を回避できるようになった。
さらに一部のため池を設備管理の手間がかかるため潰したりした。
その結果早明浦ダムと香川用水への依存が強くなり、10年に1度ほど早明浦ダムの貯水率が大幅に低下すると大規模な渇水が起こるようになってしまったという歴史がある。
しかし、早明浦ダムの水の配分率は50%近くが徳島県側であり、香川県側への供給量は30%程度である。
また、香川用水の県内での利用配分は通常水道水50%、農業用水43%、その他7%であるが、
主に渇水の発生する夏(6~8月)には、水田などへの水が多くなるため農業用水が7割近くを占める。
そんな中で香川県内のうどん店約750軒の消費する水の量を考えても、他の一般家庭全体の量などには到底及ばない。
うどんを大量に消費する=水不足になるというのはジョークのようなものであり、本当にそうなっている事実はないのである。
農業用水として大量に水が消費される時期に少雨が重なると、下流に複数の街を持つ上に香川県にも水を供給している早明浦ダムでは貯水量が足りずに渇水となる。
香川県民に「渇水なのにうどん食ってんじゃねーよ!」とか言ってしまうと激しく怒られるので注意されたし。
インターネット上ではよく「香川県民がうどんを茹で過ぎるから毎年のように渇水に陥っている」「香川県のせいで早明浦ダムが渇水になる」と指摘されているが、まごうことなき事実である。
従って、単純計算で香川は年間21,411,696トンもの水をうどんのために消費している。これは満濃池より多く、香川県が徳島県から輸入している水の20%を超える量で、明らかに無駄遣いである。上記香川県民の主張、うどん屋750件で消費している量がたかがしれているというが、香川県民曰く「たかがしれている」がいかに妄想に基づいたものか分かるだろう。
また、歴史的経緯としても香川用水の取水量は1974年当時の都市用水の2.00トン毎秒から工業用水の余剰水の転用を繰り返し、余剰水をすべてを使い切り、1994年には3.77トン毎秒に達した。香川と違い、吉野川水系の開発を行った他の県はいずれも工業用水の余剰水は未だに余っている。1994年の香川県の水使用量は一人あたり1日367リットル(日本人平均一日334リットル)と渇水地域であるにもかかわらず、日本で水を無駄遣いする県上位であった。近年では取水量は減ってきているがこれは単純に過疎化による人口減が原因で香川の水の無駄遣いが減ったわけではない。
一方で早明浦ダムに対する財政支出は徳島の使用が50%近くもあり多いと強調するものの、徳島県の早明浦ダムに対する財政支出は全体の72%にも及ぶ。対して、香川はたった13%しか支出していないにもかかわらず、30%の利権を有している。これは、香川県が治水に対して支出しなければならないにもかかわらず、ゴネて支出しなかったたからであり、当然河川法60条・62条の規定に違反している。香川は徳島県が整備したインフラに対してただ乗りし、面倒な財政支出を徳島に押しつけたわけである。
農業用水が主原因というがそもそも渇水地域の香川県で水稲作を行うことが間違いであり、他の大河から用水路と通じて知多半島や福岡県は渇水地域では畑作や果樹の生産をおこなっており、水稲作のように水を無駄遣いする渇水地域は世界広しといえど香川だけである。それこそうどん生産のための麦でも作られてはいかがだろうか。
結局うどんに関するジョークというのは香川県のトンチンカンな政策を馬鹿にされているだけで自業自得である。堪忍袋が切れそうやわ
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最終更新:2025/02/26(水) 11:00
最終更新:2025/02/26(水) 10:00
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