渡辺直人(わたなべ なおと、1980年10月15日-)とは、茨城県出身の元プロ野球選手(内野手)である。現在は東北楽天ゴールデンイーグルスのコーチを務める。
東北楽天ゴールデンイーグルス #74 一軍打撃コーチ | |
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渡辺直人 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 茨城県牛久市 |
生年月日 | 1980年10月15日 |
身長 体重 |
173cm 73kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2006年大学生・社会人ドラフト5巡目 |
引退 | 2020年 |
経歴 | |
選手歴
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プロ野球選手テンプレート |
三菱ふそう川崎では1年目から公式戦に出場し、優勝に貢献した。
2006年に大学生・社会人ドラフト5巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。背番号は2。
2007年(1年目)から毎年110試合以上に出場するなどイーグルスの主力内野手として活躍した。同じ渡辺姓(渡邉恒樹)がいたため、スコアボードには「渡辺直」と表示されていた。
2010年12月9日、契約更改後に金銭トレードで横浜ベイスターズへ移籍したがチーム内で反響を呼んだ(人物を参照)。背番号2。
2011年は主に二塁手として起用され、盗塁数以外はほぼ例年通りの打率.266、出塁率.342、1本塁打、24打点。高い出塁率と得点圏打率、そして守備で数字以上にチームに貢献した。
2012年は主に遊撃手として藤田一也、梶谷隆幸らと併用される形で出場。 しかし5月6日の中日ドラゴンズ戦で三遊間のゴロを処理する際に左肩を脱臼。7月に復帰するものの石川雄洋(怪我で離脱後は内村賢介)の二塁定着、高木ヘッドコーチによる梶谷隆幸ノミネートにより出場機会は減り過去最低の70試合、打率も.224と落とした。しかし出塁率.351、得点圏打率.333とこの二部門の数字は依然として高く、死球も10と例年通り多かった(規定打席到達打者以外ではトップ)。
2013年は二軍でも打率1割台の大不振に陥り、山崎憲晴の台頭や白崎浩之の加入で一軍に居場所がなくなる。7月7日、長田秀一郎との交換トレードで埼玉西武ライオンズへ移籍。背番号8。
2013年7月12日、かつての本拠地Kスタ宮城で代打として移籍後初出場。均衡を破るツーベースを放ち、楽天ファンからも喝采を浴びた。
ライオンズでは故障離脱中の片岡治大・腰痛を発症し守備につけなかったエステバン・ヘルマンの代役として主に二塁手・三塁手を務めた。二人の復帰したシーズン終盤は守備固めとして最後まで一軍に帯同した。
2014年はその片岡とヘルマンが移籍した上に、今度は前年の正遊撃手・鬼崎裕司が長期離脱。スタメン出場する機会が多くなり、2011年以来の100試合以上に出場した。
2015年は前年より出場機会が減ったが、中村剛也の守備固めとして一軍に帯同。
2016年も守備固めとして一軍に帯同したが、中村剛也が不振で二軍落ちした後はスタメン出場が増加。8月18日の福岡ソフトバンクホークス戦で通算1000試合出場を達成した。規定打席不足ながら初めて打率3割でシーズンを終えた。
2017年11月26日に楽天への復帰が発表された。背番号は26。
2018年、8月24日の北海道日本ハムファイターズ戦で2011年以来7年ぶりのホームランを記録。一軍に帯同し69試合に出場した。
2019年も控えとして一軍に帯同したが、7月に右足首の手術を受け、その後のシーズンはリハビリで欠場したため、19試合の出場に留まった。10月14日には楽天の選手兼任打撃コーチに就任したことが発表された。
2020年は一軍出場がないまま9月12日に現役を引退することを発表する。11月6日の西武戦が引退試合となり、1番指名打者で先発出場。2安打で現役生活を締めくくった。渡辺の引退により、松坂世代の野手は全員姿を消した。
2021年からは引き続き一軍打撃コーチを務める。背番号は74に変更となった。
長打は無いが走塁と守備に長け、打撃面では打率に比べ出塁率が高いのが特徴。小技や繋ぎで勝負するタイプだがバントはあまり上手くない。
駿足を生かした盗塁能力も魅力で、2007年は25盗塁、2008年には34盗塁(リーグ2位)を記録している。盗塁成功率も高く、2007年~2010年までの4年間で.800以上の成功率を誇っている。
球団 | レス | No | プレイヤー |
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楽天 | 応援歌のピコカキコ一覧#554 | 10112 | |
DeNA | 応援歌のピコカキコ一覧#249 | 9089 | |
西武 | 応援歌のピコカキコ一覧#952 | 11809 |
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
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2007年 | 楽天 | 119 | 472 | 410 | 60 | 110 | 17 | 1 | 2 | 26 | 25 | 16 | 2 | 32 | 12 | 43 | 6 | .268 | .329 |
2008年 | 132 | 567 | 470 | 79 | 118 | 11 | 2 | 0 | 30 | 34 | 19 | 2 | 54 | 22 | 66 | 6 | .251 | .354 | |
2009年 | 125 | 547 | 463 | 79 | 128 | 24 | 2 | 1 | 28 | 26 | 19 | 3 | 55 | 7 | 69 | 13 | .276 | .360 | |
2010年 | 115 | 425 | 355 | 43 | 94 | 14 | 1 | 0 | 26 | 12 | 20 | 1 | 39 | 10 | 43 | 8 | .265 | .353 | |
2011年 | 横浜 DeNA |
126 | 469 | 403 | 33 | 107 | 16 | 2 | 1 | 24 | 7 | 19 | 0 | 36 | 11 | 73 | 13 | .266 | .342 |
2012年 | 70 | 213 | 174 | 19 | 39 | 4 | 0 | 0 | 10 | 2 | 5 | 0 | 24 | 10 | 27 | 1 | .224 | .351 | |
2013年 | 14 | 15 | 14 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 1 | .143 | .200 | |
西武 | 56 | 177 | 139 | 9 | 28 | 3 | 1 | 0 | 4 | 3 | 23 | 1 | 9 | 5 | 19 | 6 | .201 | .273 | |
13年計 | 70 | 192 | 153 | 12 | 30 | 3 | 1 | 0 | 4 | 3 | 23 | 1 | 10 | 5 | 24 | 7 | .196 | .266 | |
2014年 | 104 | 429 | 350 | 35 | 91 | 17 | 1 | 0 | 26 | 4 | 35 | 1 | 32 | 11 | 46 | 9 | .260 | .340 | |
2015年 | 83 | 188 | 158 | 20 | 43 | 7 | 1 | 0 | 23 | 1 | 10 | 1 | 14 | 5 | 26 | 2 | .272 | .348 | |
2016年 | 70 | 207 | 181 | 18 | 56 | 3 | 2 | 0 | 16 | 1 | 11 | 2 | 10 | 3 | 20 | 5 | .309 | .352 | |
2017年 | 32 | 79 | 68 | 3 | 16 | 7 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 7 | 0 | 14 | 2 | .235 | .307 | |
2018年 | 楽天 | 69 | 111 | 96 | 12 | 20 | 3 | 3 | 2 | 12 | 0 | 2 | 0 | 11 | 2 | 19 | 1 | .208 | .303 |
2019年 | 19 | 19 | 16 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 | .063 | .167 | |
2020年 | 1 | 4 | 4 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .500 | .500 | |
NPB:14年 | 1135 | 3922 | 3301 | 415 | 855 | 127 | 16 | 7 | 229 | 115 | 184 | 13 | 325 | 99 | 478 | 73 | .259 | .342 |
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 一塁手 | 33 | 103 | 13 | 1 | 6 | .991 |
二塁手 | 147 | 328 | 372 | 12 | 69 | .983 | |
三塁手 | 186 | 78 | 200 | 4 | 21 | .986 | |
遊撃手 | 691 | 994 | 1774 | 57 | 339 | .979 |
初出場 | 2007年4月17日 | 対福岡ソフトバンクホークス4回戦 | フルキャストスタジアム宮城 |
---|---|---|---|
初安打 | 2007年4月18日 | 対福岡ソフトバンクホークス5回戦 杉内俊哉から | |
初盗塁 | 2007年4月28日 | 対北海道日本ハムファイターズ7回戦 MICHEALから | |
初打点 | 2007年5月11日 | 対オリックス・バファローズ6回戦 トム・デイビーから | スカイマークスタジアム |
初本塁打 | 2007年7月24日 | 対西武ライオンズ14回戦 アレックス・グラマンから | グッドウィルドーム |
100盗塁 | 2011年7月13日 | 対広島東洋カープ10回戦 中村恭平から | MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 |
1000試合 | 2016年8月18日 | 対福岡ソフトバンクホークス17回戦 | 京セラドーム大阪 |
掲示板
108 ななしのよっしん
2020/11/10(火) 23:40:55 ID: /D2LlZc6WE
彼のいた西武を知らない西武ファンだが、引退試合だけでも色んな人たちに愛された人だったんだって伝わる
最終試合のヒットに守備固めそしてゲッツーまでとるとか、本当に引退するのが信じられないくらいだ
お疲れ様でした
109 ななしのよっしん
2022/05/22(日) 19:43:00 ID: hWzh4IGYN3
球団創設以来の楽天ファンとしては、「ショート=渡辺直人」だし、本当に好きな選手なんだけど…
言いにくいんだけど、指導者としては、正直どうかな…?
守備走塁コーチなら適任かもしれんけど、なんで一軍打撃コーチなのか。
去年今年の結果を見るに、「ランナー出たらとりあえず内野ゴロを狙え→結果ダブルプレー」が量産されてるのは、渡辺直人打撃コーチのせいじゃないかという気がしてしまうのだよね。間違ってたら申し訳ないけども。
去年は浅村、今年は島内がリーグ併殺王を独走しているのを見るは、なんとも切ない…
110 ななしのよっしん
2023/11/25(土) 09:43:02 ID: YDrnBRWKgm
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最終更新:2025/01/04(土) 03:00
最終更新:2025/01/04(土) 03:00
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