半グレとは、暴力団に籍を置かない無法者たちのことである。準暴力団とも呼ばれる。
由来は「半分グレている」の略。
離合集散や偽名などを駆使し、暴力団対策法の適応外[1]から各所で犯罪行為を繰り返すアウトロー。
2010年代前半に起こった朝青龍と海老蔵の泥酔暴行事件や、六本木クラブ襲撃事件によってその存在が広く認知された。
関東の半グレは関東連合OBなど、元暴走族がベースとなっていることが基本だが、新興勢力は夜の街のビジネス繋がりで構成されることが多い。
ヤクザのような厳正なしきたりはないが、入団試験を設けている場合もある。
ヤクザと比べるとストイックに体を鍛えている者が多く、情報化社会に柔軟に対応し、特殊詐欺や窃盗などの犯罪行為で資金を得ることを得意とする。
組織内は信頼と恐怖と連帯感で結びついており、仲間意識は強い。
ジャーナリスト兼ノンフィクション作家の溝口敦が著作の中で堅気とヤクザとの中間的な存在、またハグレている存在などから捩って命名したとされることが多いが、溝口以前から存在した単語である。
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最終更新:2025/01/03(金) 04:00
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